ネタバレ面白かった！人はたくさん死ぬし、ムカツク奴らも居るのだけれど、それでもやっぱり面白い、のひとことに尽きる。マクラとモウフの会話には共感出来る箇所がたくさんあったし、コーラさんの言葉をもっと知りたかったなと思う。簡単で安全な仕事のハズなのに、何故かいつもトラブルに見舞われる天道虫の続編を、是非また読みたい！

ネタバレ面白かった！人はたくさん死ぬし、ムカツク奴らも居るのだけれど、それでもやっぱり面白い、のひとことに尽きる。マクラとモウフの会話には共感出来る箇所がたくさんあったし、コーラさんの言葉をもっと知りたかったなと思う。簡単で安全な仕事のハズなのに、何故かいつもトラブルに見舞われる天道虫の続編を、是非また読みたい！

ネタバレぼんくらシリーズ。短編の人情噺が続くのかと思いきや、突如ミステリーが幅を利かせてきて、終わったと思った全ての噺が絡んでくる。とても面白い構造のお話しだった。同心・井筒平四郎の、いい感じの面倒くさがり方がとてもよい笑　そしておでこと弓之助が賢くて可愛くて格好良かった。知らないほうがいい事もある、という結末に少しもやっとしたけれど、ラストでお徳さんが幽霊を華麗に退治してくれたので、爽快な読後感になった。「日暮し」と「おまいさん」も、読むのが楽しみ。

ネタバレ三島屋百物語シリーズ。「小雪舞う日の怪談語り」は黒白の間ではなく、おちかが出向いて怪談を聞く、というスタイルが今までと変わっていて印象的。己の十年か子供の一年、迷いなく己の十年を差し出せる母の愛には感動したし、おこぼさんのご挨拶にはとてもほっこりした。「節気顔」に再登場した商人には、きっと人間が考える善悪では図れない、怪異そのものって感じがして、少し見方が変わった。またおちかと対峙する時が楽しみ。