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2025年2月の読書メーターまとめ

ぼうず66
読んだ本
12
読んだページ
3682ページ
感想・レビュー
12
ナイス
64ナイス

2025年2月に読んだ本
12

2025年2月のお気に入られ登録
1

  • Nobuhiro

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぼうず66
突然離婚することになった主人公がずっと「お母さん」であった自分から「自分」に戻っていく物語。 やはり心の再生を描かせたらこの作者は上手い!笑 印象的な場面は、主人公が久々に再会した友人と苗字ではなく名前で呼び合うようになる場面。 当たり前の話だが、アイデンティティと名前の強い繋がりを感じる。 『世の中はままならないことばかりで、それでもひとつずつ、自分の欲しいものを選び取っていくしかないのだ』
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
12

ぼうず66
解決編となる下巻。 過不足なく解決に向かっていくストーリーが小気味よい。 円環となる結末はある程度最初から予測出来ているからそこまで驚きはないが、緻密な構成と魅力的なキャラでラストまでしっかり読ませる良作である。
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
初出が1995年なので、例によって誰もスマホを持ってない違和感があるが、物語展開としては今読んでも充分に面白い。 上巻でタイムリープの法則自体はほぼ解明されたので、ここからどう「転」回していくのか下巻が楽しみだ!
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
タイトル通り「2084年」すなわち、オーウェルの「1984年」の百年後というオマージュ短編集であり、多種多様な作品が揃っていて面白い。 個人的には、 「男性撤廃」 「情動の棺」 「フリーフォール」 「祖母の揺籠」 「未来への言葉」 あたりが好きかな
ぼうず66
突然離婚することになった主人公がずっと「お母さん」であった自分から「自分」に戻っていく物語。 やはり心の再生を描かせたらこの作者は上手い!笑 印象的な場面は、主人公が久々に再会した友人と苗字ではなく名前で呼び合うようになる場面。 当たり前の話だが、アイデンティティと名前の強い繋がりを感じる。 『世の中はままならないことばかりで、それでもひとつずつ、自分の欲しいものを選び取っていくしかないのだ』
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
『何も考えていない人間』と『他人の気持ちを考える人間』が対峙した時、どうしても後者が損をすることになってしまうのが現実のツライとこだが、だからと言ってじゃあみんながみんな「何も考えない」ことを選択したらどうなってしまうのか? ツライ現実を見据え、それでも「考える」ことを選択した者たちに勇気を与える10巻なのである。
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
『不安でいっぱいの中でも、決して、自分の心の舵をしっかり握って放さない』 何度挫折しても、何度も何度も前を向いて進む。 胸が熱くなる九巻なのである。
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
島田八段を評する柳原さんの言葉がなぜかズシっとくる八巻。 『コイツはそうだ、けやきの木だ。ゆっくりとしか大きくなれねぇ代わりに、雨風に耐え、硬くて、でかい木に育つ』
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
韓国気鋭のSF作家による力作! どこか「寄生獣」のような「進撃の巨人」のような雰囲気がありつつも完全なオリジナリティを感じさせる傑作である。 単純な対立構図ではないあたりが前記二作との共通点かな。 印象深いのは主人公テリンとは対立することになるイゼフのセリフ。 『世界は不思議な、驚くべきものであふれていて、そのかけらを集めればぼんやりとではあれ全体を描くことができるのだ』 イゼフにはイゼフの正義があり、それは決して間違いとは言えなかったが…
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
『失望も 淋しさも 人間には必要な感情です。 勇気を出して新しい世界に手を伸ばすのは「淋しさ」ゆえのこと… そうやって人は…自分の小さな世界を 赤子のように手を伸ばして広げてゆくのではないでしょうか』 とても高三とは思えない野口先輩なのであった笑
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
お得意の特殊能力設定によるミステリーであるが、少し重ためかな? 何故か一緒に予知夢を観る叔母と甥っ子による推理劇は読み応え充分。 なるほどねと思ったら実は…という展開の仕方がさすが! 『事象のドミノ倒し』をストーリーの根幹に据えているミステリーというのはこの作者にしか書けないのではないかな?
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
それぞれの場所で精一杯闘う桐山くんたちの姿にまたしても涙が止まらない六巻である笑 特にひなちゃんのこのあたりのエピソードは読むのが辛くなるがその都度ちゃんと救いがあるのでありがたい。 『必要とされたいんだ』
が「ナイス!」と言っています。
ぼうず66
AIと人類は不倶戴天の敵となるのか?得難い友となるのか? これは永遠のテーマかもしれん😎 この短編集は硬軟様々なタイプあってどれも面白いが、個人的には、 長谷敏司「竜を殺す」 揚羽はな「看取りプロトコル」 黒石迩守「意識の繭」 あたりが好みかな。 『世界はクソだが、言語世界ではハッピーエンドを意図的に生産できて、同じ社会を生きる同胞によって、それを求められる。たぶん、世界を愛したいのだ』
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/28(1888日経過)
記録初日
2020/01/28(1888日経過)
読んだ本
800冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
248481ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
799件(投稿率99.9%)
本棚
0棚
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