いつの間にか社会人になって結構経ちました。
そして新潟に来てからも10年経ちました。やっと新潟県民になれたのかな?と思いつつ、故郷の方言がでなくなって少し寂しい今日この頃。
話題になった本、仕事に関係のありそうな本、自分が好きな歴史の本などいろいろ読んでい
きます。
一時期は避けていましたが、最近また漫画を読むようになりました。やっぱりおもしろい!
そして、いつの間にか、妻と子どももいる生活になりました。最近は絵本を読みまくってます。
ブックガイド・書評サイトをやっています。記事にした本は、8000を超えています。皆さんのお役に立つと思います。
25歳女、通信制大学で心理学を学んでおります。
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最近は図書館や書店に行くたび、「ここにある本の量のうち、どれくらいを生涯で読むことができるのだろうか」と思います。
読書はコスパのいい旅。 本の世界にどっぷり浸るのが至福のひととき。
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小学生の頃は本が
好きで読んでいましたが、中高で離れ・・・
うつ病の影響もあり、読めない日々が続きました。
最近は、図書館も活用しながら、小説、新書、絵本など、読書を楽んでいます。
紙の手触りや、めくるときの音がたまらなく好きです。
積読本がどんどん増えていっているのが幸せな悩み。
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好きな本
『龍神の雨(道尾秀介)』、『蜜蜂と遠雷(恩田陸)』、『チルドレン(伊坂幸太郎)』、『模倣犯(宮部みゆき)』、『向日葵の咲かない夏(道尾秀介)』、『ふがいない僕は空を見た(窪美澄)』、『告白(湊かなえ)』。
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読書以外の趣味は、
フルート、音楽鑑賞(クラシック)、バレー観戦。
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400冊目 『こころの処方箋』(河合隼雄)
「好きな時に好きなだけ読む」が読書の基本だが、なかなかまとまった時間もなく、隙間時間をみつけては、日々コツコツと読書を続けているこのごろ。
一人の作家を読み始めると、ついつい同じ作家の「他の作品」が気になり読み漁る。納得いく作品にも多々出合うが、正直、いま
いちの作品もある。それが読書のいいところでもあるのだが・・・。
読書の記録を残すために始めた「読書メーター」、たくさんの方々の「意見」を読ませてもらって、参考にすることばかり。
どんなによいことでも、一挙に成果があがることはない、コツコツと積み上げていきたい。
思ったことを思ったままに書き込める「読書メーター」でありたい。
“作品の豊かさは私の霊感である自然の賜物である”
■このページをのぞいてくださった方々へ。(2026.01.01更新)
■ひねくれものです。断捨離を継続的にしています。
・みうらじゅん的おかしみ。
・高田純次的適当さ。
・談志的ブレない批評眼 をモットーに。
■はじめに
色々便利だからという気軽な理由
で読メを始めました。Amazonとの連携、色々な感想を持った人々と出会ったり、知らない本・「何それ面白そう」と刹那に感じた本にもアクセスできたり……宝探しみたいですね。
なかなか気配りができず、基本的に無言フォロー、ご寛恕ください。
ご不快な方はブロックしていただいて構いません。ご留意ください。
■注目していきたい作家
梨、白井智之、阿津川辰海、佐川恭一、澤村伊智、真梨幸子、筒井康隆、小川哲、宮澤伊織六原小森そしてそれ以外の作家(話題作はあまり読めていません)。
■読み方
とりあえず手元にある本を読んでいます。乱読傾向ですが遅読です(要は読み散らかしているだけです)。ついでに寝かせたり並行して読んだりもします。ホメロス、現代思想、最近の話題作もニッチなマンガやラノベも読みます。
■感想について
なるべく自分の考えを忌憚なく述べます。ただし結局よくわからなかった本に関してはチェックするだけに留めます。
■ネタバレ
配慮しますが基本的にはしますのでご注意ください。
■好きな作品/作家
村上春樹全般(特に『遠い太鼓』等のエッセイ系)
ヘミングウェイ、カフカ、内田百閒(いずれも中・短篇作品のみ)
坂口安吾(特に随筆・評論)
三津田信三
オカルト本全般
メルヴィル「バートルビー」etc...
そしてそれ以外の作品。
薦められた本も読みます。「読まなくてもいいか」と思ったら読みません。「面白そう」と思った本だけチェックします。
■関連事項
美容、園芸鑑賞、音楽(昔の)、映画(昔の)、Vtuberの可能性、思いやり、推し活、SNS考、山野弘樹、横道誠、etc……
そしてそれ以外のもの。
■長文失礼、どうぞよろしく。
短編小説【ジャンル:SF】
『量子の彼方で眠るもの』
第一章 シュレディンガーの囁き
僕が彼女と出会ったのは、五次元通信の実験中だった。
「この宇宙は無限に分岐している。観測するたびに、私たちは新たな世界を生み出す。」
彼女——アマリリス・シュレ
ディンガーは、そう言いながら、美しく配置されたフェルミオンのように微笑んだ。その瞬間、僕の意識は複数の現実へと引き裂かれる感覚を覚えた。
僕の名は相澤凛久(あいざわ りく)、20歳。大学で理論物理学を専攻しながら、量子情報転送の研究をしている。だが、彼女の言葉が僕の知識を遥かに超えていたことは明らかだった。
「君は、どこから来たんだ?」
「私は、ここにいるし、いないわ。」
彼女の声は、まるで観測されることで確定する電子のように曖昧だった。
僕たちの会話は、通常の言語では成立しない領域へと突入していた。情報エントロピーを越えた何か——彼女はそれを「メタ実在」と呼んだ。
「この世界は、私たちの認識が生んだ結果にすぎないの。観測者がいなければ、世界は存在しない。そして、あなたは既に観測者ではない。」
彼女の瞳には、宇宙のすべての確率波が重ね合わされたような深淵があった。その瞬間、僕の脳内に高エネルギー粒子が衝突し、新たな現実が生成される感覚が走った。
僕は確信した。
この世界は、僕の知る宇宙ではない。
第二章 量子幽霊
目の前のアマリリスが、波動関数の崩壊のように揺らめいた。まるで確定していない存在。
「僕は……観測者ではない?」
「そう。あなたはすでに、この宇宙の基底状態には存在しない。」
彼女の声は、量子トンネル効果のように、僕の理解をすり抜けた。
「待て……どういうことだ?」
僕は自分の手を見た。だが、そこにあるべき固有の質量感がなかった。まるで、僕自身が確率波の重ね合わせになっているような——。
「あなたは、ある決定的な瞬間において、観測の主体ではなくなったの。だから、今のあなたは存在と非存在の狭間にいる。」
「そんなはずはない! 僕は今こうして……」
「あなたの身体は、観測者としての実在を失ったのよ。」
彼女が手をかざすと、僕の身体の一部が透けて消えかけた。脳が警報を鳴らす。僕は、いま、存在そのものを失おうとしているのか?
「……それじゃあ、僕は幽霊になったのか?」
「違うわ。あなたは"観測される側"になったのよ。」
その言葉の意味が、すぐには理解できなかった。
アマリリスは、僕の思考が収束するのを待つように、静かに続けた。
「これまでのあなたは、観測者として、宇宙に干渉する立場だった。だが、ある瞬間から、あなたは"観測される側"へと移行した。つまり……」
「……僕は、宇宙そのものの一部になった?」
彼女は微笑んだ。それが肯定のサインであることは、言葉を交わさずとも分かった。
僕は今、この宇宙の"背景ノイズ"になったのだ。観測する主体ではなく、確率波の一つ。単なる情報の束。
「でも、なぜ?」
「あなたがそれを選んだからよ。」
「僕が?」
「ええ。あなたは量子実在の本質に近づきすぎた。そして、世界の裏側を"知る"という選択をした。結果、あなたは観測者ではいられなくなったの。」
彼女の瞳には、無数の可能世界が映っていた。それは、量子コンピュータが同時に演算する無限の選択肢のように——。
「じゃあ、僕はもう元には戻れないのか?」
「戻れるかどうかは……あなたの観測次第ね。」
彼女の指先が僕の額に触れると、世界が再び波動関数のように揺らぎ始めた。
——僕は、まだ"存在"するのか?
第三章 シュレディンガーの牢獄
僕の意識は、空間の裂け目に落ち込むように揺らめいていた。
彼女の指先が離れた瞬間、世界は無数の可能性に分岐し、僕の存在はその狭間に浮遊している。
「観測次第……?」
言葉を発したはずなのに、僕の声は響かなかった。まるで、言葉そのものが物理法則の影に埋もれてしまったかのようだ。
「そう。あなたは今、"決定"の外側にいる。」
彼女の声だけは、明瞭に届く。僕は自分の手を見つめる。やはり、それは半透明のままだ。
「……どうすれば、戻れる?」
「簡単なことよ。"観測"を取り戻せばいい。」
「観測……?」
「あなたは今、シュレディンガーの猫の状態にあるの。存在と非存在の重ね合わせ。そのままでは、あなたの確率波は収束しない。」
僕は思考を巡らせる。つまり、このままでは、僕は永遠に**"決まらない"存在**ということか。
「じゃあ、誰かが僕を観測すれば……?」
「ええ、でも問題があるわ。」
「何だ?」
「この状態で、あなたを観測できるのは、あなた自身だけよ。」
僕は思考を停止した。
「……僕自身が、僕を観測する?」
「そう。でも、いまのあなたには"観測者としての主観"がない。」
「それって……どういうことだ?」
彼女は静かに目を伏せる。
「あなたは、自分が今どこにいるのか、確信が持てないでしょう?」
そう言われて、気づいた。
僕は、"ここ"にいるはずなのに、"ここ"がどこなのか、わからない。
この感覚は奇妙だった。まるで、座標軸のない空間に投げ出されたような感覚。いや、それだけじゃない。僕が"僕"であるという確信すら、ぼやけている。
「観測とは、自己の確定行為でもある。けれど、あなたはいま、"自己"を持たない存在になっている。だからこそ、あなた自身があなたを観測できないの。」
僕は、理解した。
今の僕は、"僕"であると断定できない。だから、存在も確定しない。つまり、僕が自分を観測できるようにならなければ、ここから抜け出せないのだ。
「……じゃあ、僕はどうすれば?」
「"自分自身を観測する"という行為を取り戻すしかない。」
「そんなこと、可能なのか?」
「ええ。可能よ。」
彼女の指先が、空間をなぞると、そこに数式が浮かび上がる。
Ψ(x,t) = Σ C_n φ_n e^(-iE_nt/ħ)
量子力学の波動関数。その数式の意味は、一つしかない。
「僕の存在は……確率の海に溶けてしまっている?」
「そう。でも、完全に消えたわけじゃない。"選択"さえすれば、あなたは再び一つの存在として収束できる。」
「選択……?」
「あなたは、どの"僕"でありたい?」
その瞬間、僕の前に、無数の"僕"が広がった。
ある"僕"は、別の世界で生きていた。
ある"僕"は、既に死んでいた。
ある"僕"は、まったく違う人生を歩んでいた。
そのすべてが、"可能性"として揺らめいている。
僕は、自分がどの"僕"であるかを、決めなければならない。
選ばなければ、僕は永遠に、観測されない亡霊のままだ。
——僕は、どの"僕"を選ぶ?
第四章 波動関数の崩壊
無数の"僕"が、確率の海に漂っている。
ある"僕"は、平凡な日常を送る会社員。
ある"僕"は、研究者として量子力学の真理を追い求める科学者。
ある"僕"は、既に死んでいる。
僕は、そのすべてを同時に認識していた。
「選ばなければ、あなたは存在として確定しない。」
彼女の声が、遠くで響く。
だが、僕は選ぶことができるのか?
何を基準に?
どの"僕"が、本当に"僕"なのか?
—— いや、違う。
この問いの前提が間違っている。
僕が"僕"であることは、選択によって初めて確定する。
つまり、「本当の僕」が存在するのではなく、選んだ僕こそが本当の僕になるのだ。
僕は、決断した。
「……この"僕"だ。」
僕が指を伸ばした瞬間、空間が収縮する。
無数の可能性が一つに収束し、僕の意識が強烈な引力に引きずり込まれる感覚。
空間が折りたたまれ、すべての"僕"が重ね合わせから外れる。
視界が、一瞬、真っ白になった。
第五章 観測者の眼
意識が戻ると、僕は見覚えのある場所に立っていた。
—— 自分の部屋だ。
机の上には、開いたままの量子力学の本。
デジタル時計が、午前3時42分を指している。
僕は、震える指で自分の腕をつねった。
痛い。
「……戻ってきたのか?」
僕は存在する。
"僕"が"僕"であると確信できる。
それこそが、"観測"の意味。
だが、一つだけ違和感があった。
部屋の片隅に、彼女が立っていたのだ。
「おかえりなさい。」
彼女は、あの場所から消えたはずではなかったのか?
「……どうして、君がここに?」
彼女は、穏やかに微笑んだ。
「あなたが"僕"を選んだからよ。」
僕は、一瞬息をのむ。
「まさか……?」
「ええ。あなたが戻ってくる"この世界"を選んだということは、"この世界の私"もまた、選ばれたということ。」
—— そうか。
波動関数が崩壊するということは、僕だけでなく、世界そのものも"決定"されたということなのだ。
「これが……観測者の役割?」
彼女は、優しく頷く。
「あなたは、存在を確定させた。だけど、これで終わりではないわ。」
「どういうことだ?」
彼女は、部屋の窓の外を指差した。
僕は、ゆっくりと窓に近づく。
そして、カーテンを開けた瞬間——
世界は、僕の知っているものとは違っていた。
第六章 特異点の向こう側
窓の外に広がる風景は、見覚えがあるようで、どこか違っていた。
—— 夜の街。だが、静かすぎる。
車のエンジン音も、人々の話し声もない。
ビル群は確かに存在しているのに、すべての光が奇妙に歪んで見える。
まるで、現実が波紋のように揺らめいているかのように。
「ここは……本当に"僕の世界"なのか?」
僕は、振り返って彼女を見る。
彼女は、相変わらず穏やかな表情を浮かべていた。
「そうね。あなたが"選んだ"世界ではあるけれど、完全に元の世界とは一致しないわ。」
「どういうことだ?」
「あなたは今、"観測者"として世界を再構築しているの。」
彼女は、机の上に置かれた量子力学の本を指差した。
「あなたが選んだ"現実"は、観測した瞬間に固定される。でも、それは"以前と全く同じ"という保証にはならない。わずかに異なる世界が形成されることもある……あなたは、そのことをすでに理解しているはず。」
僕は、喉の奥で息を詰まらせた。
—— そうだ。
シュレーディンガーの猫の思考実験でも、観測によって状態が確定する。
しかし、観測する前の可能性は無限に存在し、"どのように確定するか"は完全には制御できない。
つまり、僕が戻ってきたこの世界は、元の世界と極めて似ているが……完全には同じではない。
「それじゃあ、ここは……"パラレルワールド"なのか?」
僕の問いに、彼女は視線を逸らしながら、そっと首を横に振った。
「"あなたにとっての唯一の世界"よ。でも、それは必ずしも"以前と同じ世界"とは限らない。」
「じゃあ、どこが変わったんだ?」
彼女は、窓の外の街を見つめた。
「それを確認するのは、あなた自身の役目よ。」
第七章 不連続性の証明
僕は、部屋を飛び出した。
—— 街へ行けば、違いがわかるかもしれない。
階段を駆け下り、エントランスのドアを開ける。
その瞬間、空気の密度が違うことに気づいた。
夜のはずなのに、空は不自然なほど暗い。
街灯はついているが、どれもぼんやりとした光しか放っていない。
道路に出る。
誰もいない。
—— いや、違う。
"誰も"が、"いる"。
道の向こう側、建物の隙間、交差点の角……
視界の端に、"何か"が見える。
人影のようなものが、こちらを見ている。
しかし、視線を向けると、それは消えてしまう。
まるで、量子もつれのように。
—— "観測"できないものは、存在しないのと同じ。
「……これは、どういうことだ?」
僕は、背後に気配を感じた。
振り返ると、彼女がそこに立っていた。
「あなたが戻った世界は、"完全なもの"ではないの。」
「どういう意味だ?」
「あなたは"観測者"として、この世界を選んだ。でも、世界は"完全に確定"したわけではない。まだ、不確定な部分が残っている。」
僕は、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「それが……"見えない人影"の正体か?」
彼女は静かに頷いた。
「あなたが"観測"しなければ、彼らは存在しない。だけど、あなたが"観測"しようとすると……彼らは消える。」
—— まるで、電子の二重スリット実験のように。
観測すると、状態が確定する。
しかし、この世界にはまだ"確定していない部分"が残っている。
「じゃあ……僕はどうすればいい?」
彼女は、一歩僕に近づき、低い声で囁いた。
「"すべてを観測"すればいい。」
「すべて……?」
「そう。すべての"不確定なもの"を、あなた自身の意識で確定させるの。」
彼女の瞳が、深い深い夜の闇のように揺らめいていた。
僕は、息を呑んだ。
—— もし、"すべてを観測"したら……
この世界は、本当に"僕の世界"になるのだろうか?
それとも——
第八章 観測者の代償
「"すべてを観測する"とは、どういうことなんだ?」
僕の問いに、彼女はゆっくりと微笑んだ。
「文字通りの意味よ。この世界の"未確定の部分"を、あなた自身の意思で確定させるの。」
僕は街を見渡した。
ぼんやりとした光、視界の隅に現れては消える影。
確かに、この世界には"不完全さ"がある。
「でも、それが本当に可能なのか?」
「可能よ。あなたはすでに"観測者"になっているもの。」
彼女が、そっと僕の額に触れた。
—— その瞬間、視界が変わった。
街の建物、道路、標識……すべてが、"数式"のように組み立てられたものに見える。
まるで、この世界が"コード"で構成されたシミュレーションであるかのように。
「……これは?」
「あなたの認識が変わったの。いま、あなたは"この世界の本質"を見ている。」
僕は驚愕しながらも、一つの疑問を抱いた。
「もし僕がこの世界を"観測し尽くしたら"……何が起こる?」
彼女は少しだけ表情を曇らせた。
「それは……"世界の決定"を意味するわ。」
「決定?」
「今はまだ、不確定な可能性がこの世界には残っている。でも、あなたがすべてを観測し、確定させた瞬間……この世界は固定され、二度と変化しなくなる。」
僕の心臓が、ドクンと鳴った。
「つまり……僕がすべてを観測すれば、この世界は"完成"する。でも、それはもう"変化しない世界"になってしまう、ということか?」
「そうよ。」
彼女の声は静かだったが、その響きは恐ろしいほどに冷静だった。
—— 変化しない世界。
—— 確定された未来。
それは、ある意味"永遠"に等しい。だが、"自由"とは正反対の概念でもある。
「もし僕が観測しなければ?」
「この世界は不安定なまま。あなたが意識を向けた部分だけが確定し、他の部分は"未確定のまま"揺らぎ続けるわ。」
—— どちらを選ぶ?
完璧に確定された、変化しない世界。
それとも、不完全であり続ける、未確定の世界。
「……選択肢は、二つしかないのか?」
彼女は少しだけ考える素振りを見せたあと、静かに答えた。
「"第三の選択肢"を見つけられるかどうかは、あなた次第よ。」
「第三の選択肢……?」
彼女はそれ以上何も言わなかった。
—— ならば、僕が見つけるしかない。
僕はゆっくりと街を歩き始めた。
目の前の世界は、まだ揺らいでいる。
だが、その揺らぎの中にこそ、"新しい可能性"が眠っているのかもしれない。
そして僕は、この世界の"本当の法則"を理解するための旅を始めることにした。
第九章 第三の選択肢
僕は街を歩いた。
視界の端で、世界が僅かに揺れているのが分かる。
ビルの輪郭が曖昧になり、信号機の色がぼんやりと滲む。
路地裏の奥に広がるはずの風景は、まだ"未確定"のままだ。
すべてを観測すれば、この世界は固定される。
観測しなければ、不確定なまま揺らぎ続ける。
ならば、"第三の選択肢"とは何なのか?
考えながら、ふと気づく。
通りを行き交う人々の顔が……見えない。
彼らは確かに存在する。歩き、話し、何かを考えているように見える。
でも、その表情の細部は"ぼやけたまま"だ。
"僕が観測していないから"か?
試しに、一人の男の顔をじっと見つめた。
次の瞬間——
彼の顔がクリアになり、細かいシワや瞳の色までもが鮮明に見えた。
それと同時に、男はふっとこちらを振り向く。
「……お前、誰だ?」
僕は言葉を失った。
なぜなら、彼は"僕の存在"を認識した瞬間、まるで"確定されたキャラクター"のように意識を持ったのだから。
—— まさか。
僕は次々に人々の顔を観察した。
すると、観測した人物だけが"意識を持ったかのように"こちらを見返してくる。
それ以外の人々は、背景の一部のように曖昧なままだった。
「……これが"観測の力"か?」
背後から、彼女の声が聞こえた。
「ええ。あなたは今、この世界を作っているのよ。」
僕は息を呑んだ。
"観測"とは、ただ見ることではない。"存在を確定させること"なのだ。
つまり、この世界は"観測者によってのみ構築される"。
僕が見なければ、そこに存在しないのと同じなのだ。
—— ならば、"第三の選択肢"とは?
その答えが、ふいに頭をよぎる。
「……僕が"世界を観測する側"であり続ける限り、この世界は僕の認識に依存する。」
「そうね。」
「でも……もし、"観測する主体"を増やしたら?」
彼女は一瞬、目を見開いた。
「つまり?」
「僕だけがこの世界を観測しているから、世界の確定も、未確定も、僕の意思で決まる。でももし、"他の存在も観測者になる"としたら?」
彼女は沈黙した。
僕は続けた。
「もし、僕だけでなく、他の人間がそれぞれ独立した"観測者"になれたなら……世界は僕の意識だけで決まらなくなる。"不確定"と"確定"の間に、新しい均衡が生まれる。」
「……でも、それは簡単なことじゃないわ。」
「そうだろうな。」
この世界の住人たちは、基本的に"観測される側"だ。
彼らが"観測者"になるには、自分の世界が未確定であることを理解し、意識的に世界を"見る"必要がある。
だが、それが可能なら……
"世界は固定されず、それでいて揺らぎすぎることもない。
"観測者の集合知"によって、新しい現実が動的に形成され続ける。"
「……おもしろい発想ね。」
彼女は微笑んだ。
「でも、どうやって人々を"観測者"にするの?」
僕は街の人々を見渡した。
彼らの多くは、ぼんやりと歩いている。
まるで、"自分の生きている世界"について考えたことすらないかのように。
「まずは、彼らに"気づかせる"しかない。」
—— 世界は確定していないこと。
—— 自分たちは"観測する力"を持っていること。
—— そして、世界は"見た者の数だけ変わる"ことを。
僕は深く息を吸い、決意した。
「……実験してみるよ。」
彼女は静かに頷いた。
そして、僕は最初の一歩を踏み出した。
第十章 集合知の誕生
—— まずは、一人目だ。
僕は目の前にいる男を見つめた。
彼の顔は、すでに"観測"によって確定されている。
だが、彼はまだ"観測者"ではない。
「君は、今ここにいることを意識しているか?」
唐突な問いかけに、男は戸惑った表情を浮かべた。
「……どういう意味だ?」
「自分の意識が、この世界を形作っていると考えたことは?」
「何を言ってる? 世界は最初から存在しているものだろう?」
予想どおりの反応だった。
彼は"観測される側"の人間だ。
今まで、この世界を"疑う"ことすらなかったのだろう。
「なら、ひとつ実験しよう。」
僕はゆっくりと視線をそらし、彼から意識を外した。
—— すると。
彼の輪郭が、徐々に揺らぎ始める。
背後のビルの影と溶け合うように、存在が曖昧になっていく。
「な、何だこれは……?」
彼の声がかすれ、視界が揺れる。
彼自身も、自分が"消えかけている"ことに気づいたのだろう。
「おかしい……俺は、ここにいるはずなのに……!」
「そう。君は"いる"んだ。」
僕は再び彼を見つめ、意識を集中させた。
すると、彼の体が再びクリアになり、輪郭がはっきりと戻ってくる。
「……どういうことだ?」
「君が"自分自身を観測しない限り"、君は存在しないんだ。」
男は呆然とした。
「でも……そんなバカな……!」
「信じられないか?」
男は震えながら、自分の手を見つめた。
確かにそこにある。だが、一瞬前までは"曖昧な存在"だった。
「……これが"観測の力"だ。
僕だけでなく、君もこの力を持っている。ただ、それを使っていなかっただけだ。」
「俺も……観測者になれるのか?」
「なれるさ。だが、そのためには"世界を疑う"ことから始めなければならない。」
男は目を閉じ、深く息を吸った。
そして、ゆっくりと目を開く。
「……み...見える。世界の“構造”が...」
彼の瞳が、確かな意志を持ってこちらを捉えた。
彼は"観測者"になったのだ。
—— 一人目、成功。
だが、これは始まりに過ぎない。
まだ無数の人々が"観測される側"のまま、曖昧な存在でいる。
彼らに気づかせなければならない。
この世界は"決まっているものではなく"、"観測によって変わる"のだと。
—— もし、すべての人間が"観測者"になったら?
世界は、どこまでも流動的なものになる。
個々の意思が、"確定"と"未確定"を行き来し、新たな現実を生み続ける。
固定された秩序は崩れ、絶え間ない変化が訪れるだろう。
それは"混沌"なのか? それとも"究極の自由"なのか?
—— 僕は今、その境界線に立っている。
「……やるべきことは決まったな。」
僕は、新たな観測者となった男とともに、歩き出した。
第十一章 観測者たちの夜明け
彼が"観測者"になった瞬間、世界はわずかに揺らいだ。
目に見えないはずのものが、彼には"見えた"のだ。
彼の視界には、これまで気づくことのできなかった無数の"選択肢"が浮かび上がっていた。
「……これは、一体……?」
男は息を呑みながら、辺りを見回した。
「どうやら、君の意識が現実を作り変え始めたようだ。」
僕の言葉に、男は戦慄したように拳を握りしめた。
「俺が……この世界を変えられる?」
「正確には、"観測することで確定できる"と言ったほうがいいな。」
僕はゆっくりと右手を上げ、宙を指し示した。
「たとえば、あそこに"何かがある"と思えば、それは"存在し始める"。」
男は半信半疑のまま、試しに手を伸ばした。
—— すると。
何もなかったはずの空間に、ぼんやりとした"形"が現れた。
最初はかすかな影のようだったが、次第に輪郭がはっきりし、やがて"一本の万年筆"へと変わっていった。
「……こんなことが……。」
男の声が震えた。
彼の脳は、まだこの"新たな現実"を受け入れきれていない。
「これは……夢か? いや、現実なのか?」
「どちらでもあり、どちらでもない。」
僕は微笑んだ。
「君は今、"観測者"としての第一歩を踏み出した。だが、これが何を意味するか理解しているか?」
男は万年筆を握りしめながら、息を整えた。
「……世界は、固定されたものではない。俺たちの意識が、世界そのものを形作っている……。」
「そうだ。」
僕はゆっくりと頷いた。
「そして、もし"すべての人間"がこの力を持ったら?」
男は沈黙した。
その答えが、"秩序の崩壊"を意味することを、彼も理解し始めていたのだろう。
—— 観測者が増えれば増えるほど、この世界の確定性は失われていく。
だが、それこそが"真の自由"の始まりでもある。
「俺は……どうすればいい?」
男は僕をまっすぐに見つめた。
その目には、もはや迷いはない。
「君は、"次の観測者"を見つけるんだ。」
彼は深く頷いた。
—— 二人目の覚醒者が誕生した。
夜明けは近い。
晴走雨読。晴読雨走。
趣味はマラソン。
走らない時は読書。
読書は肩肘張らず息抜きに楽しんでます(^_^)
ランニングに関しては2017-2018シーズンで目標達成出来ず。
2018シーズンは必ず3時間を切る。
ランニングに関しては肩も肘も張りまくって
諦めない心とそれを裏付ける実力を日々の鍛練で養う。
2018は甘えを捨て勝負の年にする。
走らなくてもいい言い訳は足元にたくさん転がってる。
そんな物を1つ1つ大切に拾い上げるな。蹴り飛ばせ!
苦しいけど目標を達成したらたくさん自分を褒めてやれ。
その時には自分を認めよう。それまで頑張ろう。
届かない夢でもない。越えられない壁でもないからね。
↓
2018.10.28しまだ大井川にてグロスで2:57。
文句無しのサブスリーを達成!
支えてくれた方、アドバイスし、応援してくれた皆さんに感謝。
一人では絶対に出来なかった。
共に喜んでくれる仲間がいる事。
共に泣き、支えてくれた人がいる事。
それを改めて知ることが出来た。
自分は幸せな人間だとつくづく思う。
ありがたい。感謝しかない。
心からありがとうございますと謙虚な気持ちになる。
日々の鍛練は身体だけでなく心も育ててくれたのかもしれない。
これからもランニングと読書で身体も心も安定させていきたい。
2025/4/30更新
みな様の感想、つぶやき💬などなどに、感激し「ナイス!」を推す習性が有ります。悪しからず(≧∇≦)b
2025/3/21に、名前を「ぶふひこ」から「明るい表通りで🎶」に改名。
ルイ·アームストロング - 明るい表通りで
コー
トをつかみ、帽子を取ったなら
悩みはひとまず置いといて、ドアをあけよう
明るい表通りをあるけば
何もかも良くなるさ
君と出会い何もかも変わったんだ
幸せな曲でステップを踏み鳴らして
明るい表通りをあるけば
全てがうまくいく
今まで暗い道ばかり歩いてきたんだ
でも今は恐くない
たとえ1セントも持っていなくとも
気分はロックフェラーみたいな金持ちさ
明るい表通りをあるけば
足元の塵もいつか金に変わるんだ
(インストゥルメンタルブレーク)
今まで暗い道ばかり歩いてきたんだ
でも今は恐くない
たとえ1セントも持っていなくとも
気分はロックフェラーみたいな金持ちさ
明るい表通りをあるけば
足元の塵もいつか金に変わるんだ
明るい表通りをあるけば
明るい表通りをあるけば
ルイ・アームストロング この素晴らしき世界/ハロードーリー!
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ルイ・アームストロング「On the sunny side of the street」収録アルバム
「The Lady is a tramp」日本語訳
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私にとっていまを生きるって、バタフライで、宙を舞い、泳ぎ続けること(^^)
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本と(ホント)の出会いは、宝物
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新聞などの書評を読むのが大好き。刺激を受けてあたらしい本を探すのも楽しみ。図書館利用が多いかも。
辞書が好きでいろんなものを持っている。
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満男「伯父さん、人間てさ、人間は何のために生きてんのかな?」 寅「難しいこと聞くな、、、。何というかな、ああ生まれてきてよかったって思うことが何べんかあるだろう。そのために生きてんじゃねえか」 満男「ふーん」 寅「そのうちおまえにもそういうときがくるよ、な? まあ、がんばれ」(第39作『寅次郎物語』より)
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力をも入れずして天地(あめつち)を動かし、目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ、男女(をとこをむな)の仲をも和らげ、猛(たけ)き武士(もののふ)の心をも慰むるは、歌なり
『古今和歌集』の「仮名序」
言葉だけで天地を動かし、恋を盛り上げ、鬼神も武士もエモくさせてしまう、和歌。
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見てもまたあふよまれなる夢の中(うち)にやがてまぎるるわが身ともがな
世がたりに人や伝へんたぐひなくうき身を醒めぬ夢になしても
(若紫巻)
許されぬ恋…光源氏と藤壺の贈答
(光源氏)逢ってもまたふたたび逢うことはめったにない逢瀬の夢の中に、そのまま紛れて消える身となりたいですよ
(藤壺)世間の噂に人が語りかけ伝えるのではないでしょうか、比類なくつらい我が身を醒めない夢にしてしまったとしても
ひりひりと感じる真夏の夜の夢、千年の年月を超え、読み継がれる、『源氏物語』に夢中です(*^-^)ノ
🤣
「共感」できることが、生きている実感であり、幸せなんだと思っています。ここでは、共感や共有できる方と出会えて嬉しいです。
江國香織さんの優しくて孤独な文章が好き。
村上春樹さんの不思議で寂しい世界観が好き。
太宰治は高校生の頃のバイブルでした。
最近はヘルマン・ヘッセがお気に入りかも。
本屋に行くのが好き。
本屋なら何時間でもいられる、宝の山。
勉強の為の読書と娯楽の為の読
書、行ったり来たりしています。
色々読みます。実枝(Twitter)
【2025年 読書テーマ(読書課題)】
以下のようなことをテーマに本を読んでいます。(脱線も、よくします)
■読書課題①「ブンガク・ブンゲイ分野の古典と名著」…月一冊は、必ず古典や名著といわれるブンガク・ブンゲイを読むことにします。2025年は《米国の高
校生が必ず学校で読まされる書》を参考に課題図書をリスト化します(常識を補います…もちろん翻訳で)。ただしシェイクスピアは別に(課題④)
■読書課題②「聖書」…常識として旧約・新約聖書は読み切らなければと思い立ち、《バルバロ訳『聖書』(講談社)旧約1694ページ、新約406ページをいつか読み切ろう》企画を開催中。旧約・新約を、混在かつ順不同で、ゆっくりと読み進めています。
■読書課題③「日本文化・日本社会」…現在の日本の慣習や文化は、どこから来ているのか、何でそうなったかの探求。
■読書課題④:「月一シェイクスピア」…月1冊はシェイクスピアの戯曲を(2月~)。文芸の基本として。
■読書課題⑤:「月一ギリシア古典」…月1冊はギリシア古典。西洋思想・文芸の基本として。叙事詩『オデュッセイア』や悲劇『オイディプス王』が面白かったことが起点。
■読書課題⑥:その他もろもろ…積読を中心に…(なるべく名著や古典といわれているものにしたい…)
【2025年読書課題 図書選定メモ】(上記①~6対応)
■読書課題①「ブンガク・ブンゲイ」
1月: 【済】ミラー『るつぼ』
2月: 【済】スタインベック『二十日鼠と人間』
3月: 【済】トゥエイン『ハックルベリー・フィンの冒険』
4月: 【済】 リー『ものまね鳥を殺すのは』
6月: 【済】フィッツジェラルド『ザ・グレート・ギャツビー』
7月: 【済】 ローリー『ギヴァー』
8月: 【済】 ゴールディング『蠅の王』
9月: 【済】 ホーソーン『緋文字』
10月:【済】オースティン『高慢と偏見』
【済】オーウェル『動物農場』
11月:【済】ヴィーゼル『夜』
11月:ブロンテ『ジェイン・エア』
12月:オーウェル『1984年』
12月:フランク『アンネの日記』
■課題②バルバロ訳「聖書」…新旧混在でゆっくり読み進めます
2月:【済】サムエル書(下)、ルカ福音書
3月:【済】マルコ福音書
4月:【済】ルトの書(ルツ記)
5月:【済】エフェゾ人への手紙
7月:【済】列王の書(上)
9月:【済】列王の書(下)
10月:【済】荒野の書(民数記)
11月:【済】第二法の書(申命記)・ヨシュア記・判事の書(士師記)
12月:歴代の書(上)・(下)・エズラの書~マカバイの書
(年内に旧約の歴史書を読了したい!)
■課題③「日本文化・日本社会」
1月:【済】丸山真男『日本の思想』
2月:【済】坂口安吾『日本文化私観』『堕落論』
3月:【済】岡本太郎『日本の伝統』(「縄文土器」)
4月:【済】岡倉天心『東洋の理想』
7月:【済】西田幾多郎『善の研究』
7月:【済】土居健郎『「甘え」の構造』
9月:【済】モリス『高貴なる敗北(上)』
【済】モリス『高貴なる敗北(下)』
11月:和辻哲郎『風土』/柳田国男『遠野物語』・『山の人生』
12月:山本七平『日本人とユダヤ人』
■課題④「月一シェイクスピア」
2月: 【済】『マクベス』
3月: 【済】『シンベリン』
4月: 【済】『リア王』
5月: 【済】『尺には尺を』
7月: 【済】『ロミオとジュリエット』
7月: 【済】『夏の夜の夢』
8月: 【済】『ヴェニスの商人』
9月: 【済】『ジュリアス・シーザー』
10月:【済】 『十二夜』
11月:『冬物語』
12月:『テンペスト』
1月:『から騒ぎ』
2月:『お気に召すまま』
■課題⑤「月一ギリシア古典」
1月: 【済】『コロノスのオイディプス』『テーバイ攻めの七将』『アンティゴネー』
2月: 【済】『ギリシア悲劇全集1』
3月: 【済】『アルゴナウティカ』
4月: 【済】『ギリシア悲劇全集2』
【済】『ギリシア悲劇全集8』
【済】丹下和彦『ギリシア悲劇』
【済】逸身 喜一郎『書物誕生:ソフォクレース「オイディプース王」とエウリーピデース「バッカイ」』
7月: 【済】松田治『トロイア戦争全史』
8月: 【済】 『イリアス』(上)
【済】 『イリアス』(下)
【済】 『ギリシア悲劇全集9』
9月: 【済】 『ギリシア悲劇全集4』
10月:【済】 『ギリシア悲劇全集5』
11月:『ギリシア悲劇全集6』
12月:『ギリシア悲劇全集7』
1月:『ギリシア悲劇全集 別巻』
■課題⑥「その他もろもろ」(積読を中心に…)
2月: 【済】アンダーソン『想像の共同体』
3月: 【済】シャープ『独裁体制から民主主義へ』
4月: 【済】 ゲルナー『民族とナショナリズム』
8月: カイヨワ『戦争論』
9月: 小坂井敏晶『民族という虚構』
10月: ハヴェル『力なき者たちの力』
11月: オルテガ『大衆の反逆』
12月: カント『永遠平和のために』
(以降、別途計画)
■番外課題
・【済】島内景二『湖月訳 源氏物語の世界』IV
・【済】島内景二『湖月訳 源氏物語の世界』V
・【済】島内景二『湖月訳 源氏物語の世界』VI
・トルストイ『戦争と平和』
・トルストイ『わが信仰』『神の王国は汝らのうちにあり』
・伊勢物語(新潮日本古典集成)
・枕草子(現代語)
・ウェイリー版『源氏物語①』
・ワデル『売茶翁の生涯』
・田渕久美子『ヘルンとセツ』
・維摩経
・法華経
・選択本願念仏集
リラックスできる楽しい読書を心がけています。読了後、自分なりに頭を整理するために感想を書くようにしています。感想というより、まとめに近いかもしれません。本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまうので、読書メーターはとても役立ちます。他の方の感想を読むことで、自
分の読書の奥行きが広がり、一層楽しくなります。よろしくお願い致します。
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よろしくお願いいたします💌
読書とお酒が大好きです。
自己研鑽のためと思ってはじめた読書でしたが、今では、生活の一部に。
多くの良書に出会いたい。
人文、医療系・ビジネス本を中心に読んでます。
ブログ 競馬予想のなぞくり→ https://nazokuri.com
くりなぞ予想→ https://kurinazoyoso.com
軽妙競馬→ https://www.keimyokeiba.com
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m/tktktu
二十歳の頃から読んできた本を加えると、プラス1500冊くらい。嗚呼、記録をつけてたルーズリーフはどこに行ってしまったのか。
読む本はもう興味湧いたらジャンル問わずなんでも。関連性は自分で決めればいい。
「ありとあらゆる表現(感情)は、どれも予想である」
その予想に乗るか乗らないかは自分で決める。
Amazonでキーワード検索して、候補の端から端までチェックしないと気が済まない。そのため「欲しいものリスト」に入ってる読みたい本がどれだけあるのが数えたことがない。読書メーターに移すと大変なことになるので……。
好きなもの→活字/カラオケ(演歌からPerfumeまで)/競馬/ゼリービーンズ/前川清/会話/あらゆる編集に関すること/落語/柳家小三治/あらゆる仕組みに関すること/古本屋/動物園/余韻/コント/漫才/あらゆる思考回路に関すること/演劇/ポップコーン/豆大福/猫、そして、猫もなどなど。
Twitter(X)では競馬予想など呟いております。興味あります方は是非覗いてくださいませ。
黙々と本の虫になります。
本棚育て中。
人の本棚を見るのが好きです。
50を超えて、ますます活字にはまっているオジサンです。ジャンル問わず興味のある本を手あたり次第に貪り読んで、こちらには拙い感想を残しておきます。
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