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2024年3月の読書メーターまとめ

Kanhyoe
読んだ本
6
読んだページ
1652ページ
感想・レビュー
5
ナイス
54ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kanhyoe
ネタバレ題名からは、淡々とした恋愛小説を連想したが、まさかの(佐藤正午さんの小説では決してまさかではないが)仕掛けが。これは直木賞を受賞した『月の満ち欠け』というよりは『Y』に連なる作品ではないだろうか。 SFやミステリー的要素は主筋ではなく単なる仕掛けに過ぎない。人生は偶然に左右されて分岐し、そしてやり直すことができない。いくつもの後悔を抱えつつ自らの老いと向き合っていく…。作中作として展開していくのも筆者らしい。 伏線回収とかスカッとしたいと思う人には向かない作品。モヤモヤとしたものが残る読後感。これぞ小説。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
5

Kanhyoe
「人間の日常的な推論には、認知的な制約や感情的な要因がはいってきて、合理的とは言えない面がたくさんある」ということがよくわかった。思い当たることも多いし、注意しなければと思った。第6章の「確率・統計問題での推論の仕組みと学習」は、客観的証明を提示している章だと思うが、数字に弱い私には辛かった。
が「ナイス!」と言っています。
Kanhyoe
スピンオフ的作品集。 個人的には、いらんかなあ、と思いました。 あくまで個人的な感想です。
が「ナイス!」と言っています。
Kanhyoe
NHKの『ダーウインが来た』で鈴木先生のシジュウカラの言葉の研究を知り、「すごい!」と思った。「ゆる言語学ラジオ」の鈴木先生がゲストの回もかなり面白かった。 その「ゆる言語学ラジオ」でこの本を紹介していたので手に取った。 純粋に言語学の本として読んだ。今井むつみさんんの『言語の本質』と合わせて読めば、より理解が深まる気がする。特に4章の「暴走する言葉、置いてきぼりの身体」の内容は示唆的だ。今の言葉をめぐる様々な問題の本質を的確に言い当てている気がする。モヤモヤしていたものが腑に落ちた。
が「ナイス!」と言っています。
Kanhyoe
ネタバレ題名からは、淡々とした恋愛小説を連想したが、まさかの(佐藤正午さんの小説では決してまさかではないが)仕掛けが。これは直木賞を受賞した『月の満ち欠け』というよりは『Y』に連なる作品ではないだろうか。 SFやミステリー的要素は主筋ではなく単なる仕掛けに過ぎない。人生は偶然に左右されて分岐し、そしてやり直すことができない。いくつもの後悔を抱えつつ自らの老いと向き合っていく…。作中作として展開していくのも筆者らしい。 伏線回収とかスカッとしたいと思う人には向かない作品。モヤモヤとしたものが残る読後感。これぞ小説。
が「ナイス!」と言っています。
Kanhyoe
伊坂作品としては可もなく不可もなく。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/20(4725日経過)
記録初日
2011/05/21(4724日経過)
読んだ本
512冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
181128ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
481件(投稿率93.9%)
本棚
9棚
性別
現住所
長崎県
自己紹介

仕事の合間を縫いながらの晴耕雨読の日々。今後も、好きな本を好きなように読みたい。

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