読書メーター KADOKAWA Group

2023年の読書メーターまとめ

KakeruA
読んだ本
20
読んだページ
4968ページ
感想・レビュー
6
ナイス
26ナイス
月間平均冊数
1.7
月間平均ページ数
414ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

KakeruA
我々夫婦は子を持たぬことを選択したが、精管結紮術(俗にいうパイプカット)は検討していなかった。妻と議論する中でそれは自身の男性という個性を否定することにつながるのではないかと思ったからだ。本書を通読する中でその危険性は薄いことがわかり、さらに昭和的な「パイプカット=性豪」という誤った印象を変えるべく、自ら行動すべきなのかもと思うに至った。子を産み育て次世代への橋渡しをする人がいるように、異なる形で次世代へのメッセージを放つよう考えて行動したい。
が「ナイス!」と言っています。
KakeruA
87年生まれの自分にとってドリフは再放送で見るものだった。大人になるにつれて形式的な笑いの構造に飽き始め、しゃべくりやフリートークが特徴的なアメトーークやにけつっ!の魅力にハマった。ベタにこだわり続けたドリフターズをその人となりと歴史的背景から描写する本書は、現在までつづくお笑いの一端を読み解くきっかけを与えてくれる。歴史の変わり目を駆け抜けたメンバーたちを今、新たな時代の移り目の我々がどう捉えるかが大事なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
KakeruA
私的所有される土地でも行政が管理するこ公共の土地でもない、コモンズとしての土地を「現代総有」する仕組みを提唱する本書。バブル崩壊以降、デフレが進む日本において、管理が複雑化し、富めるものが富む仕組みの土地所有制度に切り込む。いささか価値観に古臭さを感じるものの、NFTなど技術的に可能な見通しも立つ部分は少なくない。具体的にどう制度化するのか、どうコミュナルな土地を運用するのか、そこが見えてくるのはもう少し先なのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
KakeruA
インターネットの発明からはや数十年が経過し、事業者とは製品やサービスのデリバリーだけに留まらず、継続的にユーザーの良き伴奏者である必要になった。さらに2025年にはその伴奏者は未来の人類も含まれる。MaaSが普及した今、カスタマーサクセスとコミュニティやファンビジネスは従来のマーケティングの世界をわずかに乗り越えた未来を考えることなのかもしれない。ユニバーサルな思考とローカルな思考を結びつけ、実践に着手していくときに本書はひとつの道筋をさし示してくれるだろう。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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