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2024年3月の読書メーターまとめ

夢の中で枕濡らし
読んだ本
7
読んだページ
2264ページ
感想・レビュー
7
ナイス
193ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

夢の中で枕濡らし
もうまさにミステリーのど真ん中センター・オブ・ジ・アースならぬセンター・オブ・ジ・ミステリー、投球でいうならば捕手のグローブが微動だにせずゴジラの登場のようにアンパイヤが立ち上がってストライクを宣告するかのようなど真ん中王道の逃げも隠れもFF外から失礼することもないミステリー。それでいて古さも感じさせないし、主人公のキャラクターの既視感もない。隙間隙間を絶妙についてきているのだろうか。そういえば結婚式のお料理にロブスターの中にグラタン入ってるの見なくなったなぁ。あれはあれで食べたい、そんなことを思う本。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

夢の中で枕濡らし

僕たちは天使だったを聴いて、悟空になった気分で空を見る。電線が見えた。カラスはとまっていなかった。なにかエッセイ的な言葉出てこいと念じたが出てこなかった。空からベジータとピッコロが別角度で腕を組んでこっちを笑っているように見えた。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
7

夢の中で枕濡らし
近所の商店街に一人はいる「変わり者」、それがむらさきのスカートの女で、それは例えば一日中水槽の中のポコポコを見つめてノスタルジーなあの子かもしれないし、庭先か公園で人目も気にせず太極拳と真摯に向き合うあの人かもしれない。そんな主人公なのだ、目が離せないはずである。そんなむらさきスカートを履いた彼女の対極の存在、それが全身黒のノースフェイス男だ。彼らは嘘をついている。心のどこかで大谷翔平を意識している。そんな顔はひた隠しにしてキャンプとサウナに勤しむ。服は無関心、個性はライフスタイルで。そんな顔をしている。
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夢の中で枕濡らし
僕にとっての「カイジ」以来の黙示録は装丁から想像していた哀愁やノスタルジーからは少し距離があり、遮二無二ジャパニーズガールの奮闘逮捕劇といったものだった。サスペンスとして無駄が少なく読みやすいのだが、かといって人物像は浮かび上がってきてそこには余白も感じる。最も余白がなかったのは最後の最後(コナンであれば暴走元太に呆れ顔フレームアウト、相棒であればムフフン紅茶タイム)で、これ以上ないというほどあっさり終わり、エピローグなんてのは読者の頭の中で描いてなんぼという意志を感じる。クリスマスですらイブがあるのに。
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夢の中で枕濡らし
まさか「蝉買える」ではあるまいなと思い手に取った短編集であるのだが、全てに「切れ味」「哀愁」そして少々の?「社会風刺」も入った絶妙な塩梅で脳と心をくすぐり続けられること五選。海外の有名人だったら「これは僕のベストブックの一つだね」と言ってしまうような一冊なのだが、内容はむしろ日本的。情景描写が具体的で美しいからだろう。それでいてくどくはない。来日中の海外の有名人だったら「アメイジング」だとか「イッツワンダフォー」「ジャパニーズカルチャー」などと言いたい放題かもしれない。そして数日で帰る。蝉のようである。
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夢の中で枕濡らし
きっと主人公は設定されているはずなのだが、サガフロンティアや聖剣伝説3のようなマルチ主人公感が強く、直子ちゃんなのか、そのパパなのか、保健室の先生なのか、そういえば昔名探偵保健室のおばさんというドラマがやっていたがそんなことも考えてしまうくらいに主人公が誰が設定できないと物語が脳を通過していき、もはや誰が犯人でもどうでもいいのらよと薄目のぶりっ子でページをめくり続けるが、最後本当に犯人が誰かわからなかった。それは自分のせいなのか、物語のせいなのか、そんな謎を残し「読了」というなのネックレスが完成。あぁ綺麗
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夢の中で枕濡らし
200強のページのほとんどが会話劇でそもそも会話劇といってもいいのかわからないくらい情景描写と会話劇が混ざり合って溶け合って分かれているのになぜか意識が混沌としてくるそれはまるでこのお表紙のビブルでバブルなカラフルなのであるが、そうだ。人物のメインキャストのゾーイ君。彼は途中ずっと髭剃りで髭を剃っていたなぁ。あんなに剃って剃刀負けしなかったのかなぁ。フラニーちゃんはよく猫を触っていたなぁ。猫アレルギーじゃないんだろうね。ふう、僕ではその程度が限界。難解。そんな作品。バンジョーとカズーイを思い出す。
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夢の中で枕濡らし
ネタバレ90年代、長年出てこなかったブラジル代表の右サイドバックを待ちわびる話かと思ったが違った。カフー違いだった。こちらのカフーは幸せという意味。その属性上仕方ないのだが「俊一」「渡」という大の大人が、主人公に対して幼稚で大掛かりな裏切り行為をしたくせに最後には「いい人」キャラになってはいめでたしめでたしとなっているのがまさにカフーとはかけ離れていると感じたし、かといって恋に酔いしれている主人公に肩入れしてやろうと思えない僕は沖縄行って三線聴いてそこで俊一とオレンジレンジの「キズナ」を歌ったほうがいいのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
夢の中で枕濡らし
もうまさにミステリーのど真ん中センター・オブ・ジ・アースならぬセンター・オブ・ジ・ミステリー、投球でいうならば捕手のグローブが微動だにせずゴジラの登場のようにアンパイヤが立ち上がってストライクを宣告するかのようなど真ん中王道の逃げも隠れもFF外から失礼することもないミステリー。それでいて古さも感じさせないし、主人公のキャラクターの既視感もない。隙間隙間を絶妙についてきているのだろうか。そういえば結婚式のお料理にロブスターの中にグラタン入ってるの見なくなったなぁ。あれはあれで食べたい、そんなことを思う本。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/04/08(1473日経過)
記録初日
2019/01/30(1907日経過)
読んだ本
425冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
157665ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
425件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
URL/ブログ
https://www.instagram.com/soupdaizin
自己紹介

好きな食べ物はビシソワーズ。
嫌いな食べ物は冷たいスープです。
二律背反に悩んでます。
二律背反の使い方合ってますか?
間違ってたらすいません。
合ってたらどういたしまして。

恥を詰め込んだ小説→https://estar.jp/users/335193153
恥を吐き出した心の叫び
https://stand.fm/channels/65570a1b8dfcbf013e308955

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