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9月の読書メーターまとめ

よしのひ
読んだ本
14
読んだページ
3733ページ
感想・レビュー
14
ナイス
100ナイス

9月に読んだ本
14

9月のトップ感想・レビュー!

よしのひ
「裏切られた」二宮拓人に感情移入して展開を追うにつれて自分が彼の心情と重なり合ってくるのだが、その絶頂で見事に裏切られる。彼だけは信じられると思いながら残り少ないページを読み進め、起承転結の「結」はどうなるのか疑問に思っているさなかに、身をボロボロはがされることになる。それを行う人物、Twitterの使い方がまた良い。登場人物それぞれの「痛い」部分が大学時代を思い出させてくれるし、自分も痛かった時があったと一人で反省会。
にわけい
2020/09/06 18:37

痛かった時代のことを反省するし、恥ずかしいとも思うけど、教え子にはいっぱいそういう経験でもいいから、失敗して成長してほしいとも思っている今日この頃

が「ナイス!」と言っています。

9月の感想・レビュー一覧
14

よしのひ
小川糸作品の良いところの一つに「疑心暗鬼の読み始めにも関わらず、グッと心を掴むのが上手いところ」ではないだろうか。今回もすみれちゃんとひばりさんの孵化奮闘劇に早速心を持っていかれた。そして、世界がキラキラしているのも作品の共通点。卵に3種類の印をつける場面や古い木造の日本家屋、美歩ちゃんとふうちゃん、いちご大福の話だって、キラキラしている。他にも挙げれば、きりのないないキラキラの数々。言葉のチョイスが本当に素敵。
が「ナイス!」と言っています。
よしのひ
あの映像美がそのまま小説に表れているようだった。たったの43頁だが、十分にあの世界観が存在していた。アニメの方を観ておらず映画が初見だったのだが、すっかり虜になってしまった。映画の余韻が残っている間の読書だったので、余計に世界観に浸れたのかもしれない。順番が逆になってしまったが、アニメ版も観てみようと思う。
よしのひ
読み始めたのはいいが、気になって仕方なく一気読み。無防備に読んでいたため、見事にトリックに引っかかり読了後は「?」の嵐で悶々と頭の中での答え合わせ。このじわりじわりと繋がって気づく感じ、手から作品が離れた後も含めての作品なんだと思わされた。比喩表現が多く正解が描かれているわけでもないため、解釈の仕方はいくつにもなる。ゆえに夜な夜な集まって今作について議論してみたい。タイトルにもあるが、「何が」砕け散るところを見せてくれるのか、読む時期、感情によっても解釈が変わってきそうだ。近いうちの再読予約。
が「ナイス!」と言っています。
よしのひ
読み終えたあとの何だか不思議な感覚は久しぶりだ。読了後にどんな気持ちになっていいのかわからない感覚。168頁しかないので、話もすごく進むわけではなく、生活のある一部を切り取ったくらいだ。しかし千佐の心情が目まぐるしく揺れ動くので、中身が濃く深い作品となっている。高校生の青春があれば、大人になれない(届かない)焦燥感、反抗期真っ只中と悟った瞬間などが、168頁に収められている。短い作品なのに心を揺さぶられる感覚に中毒性を感じられる。ふとした瞬間に再読したくなる作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
よしのひ
『編集女子クライシス!』の心地よい余韻があったので、本作も読了。テンポがよくて、でも緻密な表現力が読んでいて快い。1人1人の女性にスポットライトが当てられているので、短編集のようだが、繋がるつながる。この縁も読みやすさの1つなんだろう。そして最後の「戦う女」という、ここまでの想いを乗せたタイトルになっていて、これまた良く、エピローグへと流れていく。また、表紙もよくできていて、クスっと思わず。通勤中に読めば栄養ドリンク的役割を担う作品だろう。
が「ナイス!」と言っています。
よしのひ
「またロボットが増えた!!」と思いつつも、そんなに驚かなくなってきているのは、タングやジャスミンで慣れたからであろう。フランキーもいい味を出しているし、結末がそことつながるのかと過去三作とは違った流れで楽しめた。子育てのドタバタ劇の中に読者も考えさせられるポイントが今回もあり、ただの物語ではない。また巻末の『ロボット・イン・ザ・パンデミック』のタングが可愛いのなんの。確かに病院にタングがいたらハッピーな気持ちになりそうだ。舞台化は知っていたが映画化もか!ますます盛り上がりそうな予感。
が「ナイス!」と言っています。
よしのひ
「表現事典」という名ではあるが、Ⅰ部では「やさしい日本語」の基礎について、Ⅱ部では言い(書き)換えるポイントと実践例、そしてⅢ部では日本文化を客観的に考えるような内容となっている。なので、調べるときに手に取る一冊でもあれば、教養のための一冊でもあるのだ。Ⅱ部では様々な起こりえるパターンを想定しているため、どんな人でも当てはまる場面があるだろう。ゆえに日本語教育界だけでなく世間一般にも認知してほしい一冊だ。そして「やさしい日本語」は<技術>ではなく<マインド>ということも浸透していってほしいと願う。
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よしのひ
小学生の、中学生の、そして高校生(大学生)時代の気持ちが佳奈と進、そして広一とともに蘇ってきた。あの時の気持ちを言葉で表現できるってスゴイと感心。夏を「食べちゃったのよ」を始め、一つ一つの言葉に、すうっと、じんわりと、心に届く表現が鏤められていて素敵な作品だった。また、登場人物を大切にしているのも伝わってくる。誰をとっても魅力的で年齢、性別関係なくカッコイイ瞬間がある。来年の夏の終わりにも読みたくなるだろう。いや、これを読まないと夏が終わらないとさえ思えてくる、そんな作品だった。
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よしのひ
「やさしい日本語」の紹介は今までの他の作品でも見てきたが、やさしい日本語にするためのコツや練習がついている書物とは初めて出会った。それにやさしい日本語の紹介だけにとどまらず、AI翻訳の活用術や外国語学習への応用、日本人にもやさしい日本語が必要だと述べている。また、総ルビというのにも著者の願いが込められている。各家庭、各会社に一冊常備してほしいと思った作品であり、私が将来的にやりたいことを実践されている話だったので、モチベーションupにもつながった一冊だ。
よしのひ
読み終わり思わずため息が。保護者による恐喝まがいな、口がぽかんと開いてしまうようなクレームの数々に唖然とした。このような事例は少数派で学校に協力的な保護者や地域の方々ももちろんいるという、フォローはあったが…。筆者は小学校の先生をされているだけあって、文章が的確かつ簡潔にまとめられているので、話が入ってきやすい。また最後の提案には深く納得。本書を読んで教師としての心構えも学べたが、自分が保護者になったときに大人のエゴに走らないようになと、思えた書物でもあった。教師・保護者必読本なり。
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よしのひ
筆者の想像力と細かな表現力が、存分に溢れている作品。そして作品が生きているから、これからいつの時代に読んでも心通わすことができる作品ではないだろうか。「一期一会」を知っていても、ばあさんの話には力があった。そして、一年前の問題をいまだに抱え込んでいたが、一年前よりも少し、ほんの少しばかり元気になったかもしれないという考え、いただきます。私も今よりも来年、そしてその先少し元気になれるように。結末の「やっぱりそうだよな」という答え合わせで合っていた安心感と、不器用さが最後まで発揮されて、心が醸された大作。
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よしのひ
発売当初からずっと気になっていたがやっと読めた。「生まれ」による格差がこうもあるとは。引用文献の多さに心打たれ、日本の教育格差を世界的な視点から捉えることができたのも大きな収穫。また現在の日本の教育格差についても現実を見つめることができた。筆者が提案している「分析可能なデータの収集」「教職課程で『教育格差』の必修化」が実現ほしいと願い、そしてその今後を見てみたい。また日本語教育の世界でも応用していきたいと思う。
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よしのひ
圭が“セイウチ”と出会ったことで一歩踏み出す、乗り越えたところに感情が動かされた。私は特に226頁だ。“セイウチ”の豪放さがまた良く、還暦の考え方もお気に入りだ。自分も60歳になったら赤ちゃんとしてリスタートする楽しみができたし、今は折り返し地点に向けてせっせと頑張っていこうと思う。いつかお陽さまの光よりもずっと気持ちよくしてくれる優しい雨に濡れてみたい。
が「ナイス!」と言っています。
よしのひ
「裏切られた」二宮拓人に感情移入して展開を追うにつれて自分が彼の心情と重なり合ってくるのだが、その絶頂で見事に裏切られる。彼だけは信じられると思いながら残り少ないページを読み進め、起承転結の「結」はどうなるのか疑問に思っているさなかに、身をボロボロはがされることになる。それを行う人物、Twitterの使い方がまた良い。登場人物それぞれの「痛い」部分が大学時代を思い出させてくれるし、自分も痛かった時があったと一人で反省会。
にわけい
2020/09/06 18:37

痛かった時代のことを反省するし、恥ずかしいとも思うけど、教え子にはいっぱいそういう経験でもいいから、失敗して成長してほしいとも思っている今日この頃

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/04/25(186日経過)
記録初日
2020/04/12(199日経過)
読んだ本
216冊(1日平均1.09冊)
読んだページ
65217ページ(1日平均327ページ)
感想・レビュー
118件(投稿率54.6%)
本棚
6棚
性別
年齢
26歳
血液型
A型
職業
教員
現住所
東京都
自己紹介

自分一人では味わえないだろう人生ををあたかも体験できる小説が大好きです(ときどき専門書なども読みますが)。好きな作家さんは飛鳥井千砂さん!そして小川糸さん。もし系統が似ている作家さんやオススメがあったら教えてください。
画像はBebek sinjay のBebek goreng

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