書かれたのが10年以上前だから今は、かなり変わっているだろうと思う。私は、本当に恵まれ過ぎている。疑似恋愛の場とは言ってもみんな辛い思いをしながら生きている。読後は、明るくはないが、自分が生きてきた世界とは違う世界を知ることができた。桜木紫乃さんの解説が良かった。

とても面白かった。編み物をしながら執筆作業をするというエピソードは、面白かった。常識に囚われない発想って大事。

とても面白い評伝だった。吉屋信子さんの本をすぐにでも読みたくなった。戦争が明けて、歴史小説にチャレンジするのは、凄い。私も小説家になろうとか思っている訳ではないが、日々成長できたらと思った。

昭和になると女性作家の地位も少し上がってきた感じがする。他の女性作家の小ネタがかなり面白く、他の女性作家の小説を読みたくなってきた。

田中正造と竹久夢二とのつながりは、初めて知った。他にもたくさんの知った名前が出てくる。世間は、広いようで狭い。私は、定期的に「百合姫」を購読しているが、吉屋信子さんの小説との違いを知りたい。吉屋信子さんの俳句集を読んだことがあるが、少女がそのまま大人になった感じという印象があった。この本を読んで大人の小説を書きたいという願望を抱いていたことも初めて知った。

書かれたのが10年以上前だから今は、かなり変わっているだろうと思う。私は、本当に恵まれ過ぎている。疑似恋愛の場とは言ってもみんな辛い思いをしながら生きている。読後は、明るくはないが、自分が生きてきた世界とは違う世界を知ることができた。桜木紫乃さんの解説が良かった。

リズの秘密が早く知りたくてたまらない。何か細工をしているんじゃないかと思うからだ。アリシアの崇拝者が、今回登場する。崇拝者も増えてこれからが楽しみである。

アニメを見て、ラノベ版も読みたくなったので読んでみた。アリシアだけでなく、他のキャラクターの視点からも語られるのは面白い。性善説で物事を捉えるリズには、そうだったらいいけどそうはいかないのが世の中なんだよねって言いたくなってしまう。アリシアの悪女になる為の努力は涙ぐましいものを感じる。悪女が出てくる話は、たくさんあるけれで悪女になる為に努力する話は、新鮮で珍しい。アニメよりも内容がかなり詰め込まれている感じ。続きが読みたい。