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2023年4月の読書メーターまとめ

つちのこ
読んだ本
5
読んだページ
1373ページ
感想・レビュー
5
ナイス
212ナイス

2023年4月に読んだ本
5

2023年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

つちのこ
「3才から大人までが楽しめる」「一切妥協がない図鑑を作る」生体を白バックでという明確なコンセプトをもって始まった図鑑づくりの日々を、それこそ心がときめくような文章で綴ってくれた。これを読めば、出来上がった図鑑を買わないわけにはいかない。『学研の図鑑 LIVE新版昆虫』は、おっしゃるとおり素晴らしい出来栄え。昆虫図鑑を毎日眺めて、いつの日にか採集してみたいと胸をときめかせた少年時代のセピア色の思い出が瞬時によみがえった。これを作り上げた、著者を始めとした昆虫に魅せられた人たちの努力に賞賛の拍手を送りたい。
が「ナイス!」と言っています。

2023年4月の感想・レビュー一覧
5

つちのこ
「3才から大人までが楽しめる」「一切妥協がない図鑑を作る」生体を白バックでという明確なコンセプトをもって始まった図鑑づくりの日々を、それこそ心がときめくような文章で綴ってくれた。これを読めば、出来上がった図鑑を買わないわけにはいかない。『学研の図鑑 LIVE新版昆虫』は、おっしゃるとおり素晴らしい出来栄え。昆虫図鑑を毎日眺めて、いつの日にか採集してみたいと胸をときめかせた少年時代のセピア色の思い出が瞬時によみがえった。これを作り上げた、著者を始めとした昆虫に魅せられた人たちの努力に賞賛の拍手を送りたい。
が「ナイス!」と言っています。
つちのこ
丸山宗利著『昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』つながりで購入し、毎日のように眺めている。何よりも生体を白バックで撮影するというコンセプトが素晴らしい。なるほど、今にも動き出しそうな虫たちの姿にくぎつげになる。昆虫図鑑のほとんどが標本を撮影し並べているのに対して、確かにこんな図鑑はなかったと思う。収録された2800種は普通種ばかりでなく新種も取り上げられており、日本には実に多様な昆虫が存在していることに驚く。かつて、昆虫少年だった私にとって、これは夢のような図鑑。小学生から研究者まで楽しむことができる大作である。
が「ナイス!」と言っています。
つちのこ
あとがきで書いている通り、ゴッタ煮鍋風の随筆集。著者の違った側面も見ることができるので、ファンとしては嬉しい内容だ。芥川賞受賞後の全国を飛び回るスケジュールをこなす忙しさには驚き。人気作家になるとこうなんだ、と改めて驚いた。映画版の「苦役列車」を思う存分批判しつつも、原作者として温かい目で見ている部分もあり、意外な優しい一面も感じた。傾倒する藤澤清三はともかくとして、少年時代からの横溝正史への偏愛ぶりは筋金入り。なかでも金田一シリーズの映画解説は簡潔な文章で読みごたえがあった。
が「ナイス!」と言っています。
つちのこ
やや冗長で読みづらくも感じたが、辛抱強く読了した。全体を通して抑揚に欠けるが、淡々と流れる映画を観るようで、シリアスな内容に反して、同時に心地よさも味わうことができた。ヒトラーの毒見役という稀有な体験を通して、ナチスに加担したという罪意識を持ち続け、死の間際に生き証人として事実を公表したモデルの女性の勇気は賞賛に値する。ホローコーストの被害者ばかりがクローズアップされるなかで、ヒトラー独裁政権に翻弄されたドイツ人女性もいたという事実。彼女もまたナチスの被害者といっても良いと思う。
が「ナイス!」と言っています。
つちのこ
6人の体験が取り上げられているが、極限の中で食べたものに対してクローズアップされていないのは残念。入手法や調理法、味など、もっと深く踏み込んだ内容にして欲しかった。特に角幡唯介や服部文祥といったサバイバル実践者の食へのこだわりや体験は、せっかくの題材に対して突っ込みが不十分。内容は6人の体験や生き方のルポが中心となっており、タイトルの極限メシとはズレている。対談で角田光代を取り上げたこともとってつけたよう。極限メシとはつながらない。本書の意図がどこにあるのか、今一つ分からない中途半端な内容であった。
ガクガク
2023/04/02 06:50

私も全く同感の感想をアップしてました。

つちのこ
2023/04/02 06:58

ガクガクさんがご指摘された通りの内容でした。期待が外れて残念でした。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/03(1454日経過)
記録初日
1986/01/19(13977日経過)
読んだ本
3100冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
956401ページ(1日平均68ページ)
感想・レビュー
2931件(投稿率94.5%)
本棚
28棚
性別
現住所
岐阜県
自己紹介

早期リタイアし、念願の晴読曇読雨読パラダイスに突入。
旅に生き、好きな本を、好きなときに、好きなだけ読む暮らしをさせてもらっています。
飛ばし読み、流し読み、斜め読みは性に合わないので、本は一字一句最後まで読み切るタイプです。
なので、駄本に気づいて後悔することしきり。

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