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2026年6月の読書メーターまとめ

kuroma831
読んだ本
3
読んだページ
967ページ
感想・レビュー
3
ナイス
139ナイス
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2026年6月に読んだ本
3

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2026年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kuroma831
ネタバレ牧師館の殺人以来で読んだミス・マープル2作目。鎌倉殿の十三人の最終話の元ネタ説を見かけて気になっていて読んだが、めっちゃ面白かった。女優の館のパーティで何の変哲もないおばさんが毒殺されるが、女優を狙ったものではないか?という疑いから、いろんな人が疑われていく。本人は善意のつもりで無神経な行動をしまくる被害者は「春にして君を離れ」の主人公も思わせる感じだったな。
が「ナイス!」と言っています。

2026年6月の感想・レビュー一覧
3

kuroma831
平和な時代として安定が生まれることで、武士は戦士階級から官僚に生まれ変わることになるが、まさにその変貌期である17世紀後半から18世紀にかけて、武士社会のモラルがどう生まれていったのかを多彩な事例で示す。「武士に二言はない」「柔弱な振る舞いをしたら藩の恥なので死罪」という昔ながらの価値観は残る一方、揉め事には巻き込まれずに平穏無事に勤めを過ごせればよい、という考えとの二律背反が徐々に後者に偏っていく。すれ違った際の鞘当が刃傷沙汰になるぐらい血腥いのに、藩の執行部は変に事なかれ主義だったりして面白い。
kuroma831
2026/06/14 22:59

元禄期以降に成立した武家向け教訓書の「武士としては」によるケーススタディが面白すぎる。逃げてくる武士を追う人から「頼む!」と言われて応諾してしまったら、何もしないのも不義理だし、切り捨てて後からトラブルになるケースもあるので、老齢で耳が聞こえないフリをするか、抜刀して戦うフリをしながら横道に逃してやるのが良い、等々、理念上の武士のモラルと公儀の法との折衷が面白い。犯人とはいえ、逃げてきたものを一度藩邸に匿ったら必ず守る必要がある等、中世から続く風習が江戸期でも残ってるのが面白かった。

kuroma831
2026/06/14 22:59

藩邸で働く武士の勤務状況や小姓との男色関係のもつれ、藩邸における火事の通報義務など、江戸の武家の暮らしの解像度が上がるめちゃくちゃ面白い本でした。

が「ナイス!」と言っています。
kuroma831
ネタバレ牧師館の殺人以来で読んだミス・マープル2作目。鎌倉殿の十三人の最終話の元ネタ説を見かけて気になっていて読んだが、めっちゃ面白かった。女優の館のパーティで何の変哲もないおばさんが毒殺されるが、女優を狙ったものではないか?という疑いから、いろんな人が疑われていく。本人は善意のつもりで無神経な行動をしまくる被害者は「春にして君を離れ」の主人公も思わせる感じだったな。
が「ナイス!」と言っています。
kuroma831
飛鳥時代から南北朝まで600年続いた斎宮・斎王制度の入門本。伝説期の斎王はともかく、天武朝で伊勢神宮の国家祭祀との融合が進む中で、天皇の代理として伊勢神宮に使える内親王・女王たちの人生を描く。恥ずかしながら天皇一代につき一人というルールは知らなかった。天皇が政界で家長的地位を発揮している間は代理としての斎王の価値も高いが、摂関政治で幼帝が続いたり上皇が権威を持ったりして天皇の政治的地位が下がると、当代の天皇の代理の斎王の政治的地位は下がっていく。
kuroma831
2026/06/07 22:45

鎌倉期には伊勢への群行も行われなくなり、後醍醐天皇のあとは南北朝の混乱の中で自然消滅してしまう。斎王を初めて知ったのは源氏物語の六条御息所の娘の話なので平安時代のイメージが強かったが、600年は流石に長い歴史で驚いた。著者の「謎の平安前期」が面白かったので読んだが、内容重複も多かった上、本書は有名な斎王を何人かのエピソードつまみ食いといった形で通史的には読みにくく、少しイマイチだったかな。とはいえ斎宮・斎王への解像度は上がったので読んでよかった。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/28(2240日経過)
記録初日
2019/12/31(2389日経過)
読んだ本
276冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
89226ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
274件(投稿率99.3%)
本棚
13棚
外部サイト
自己紹介

積ん読は人生の選択肢を増やすと信じてる。小説は少なめ、人文系多めです。今までに読んだ本の登録は諦め、2020年に読んだ本からスタートします。漫画も大好きでよく読み、よく買いますが、登録が追いつかないため、登録しません。

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