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2024年9月の読書メーターまとめ

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読んだ本
47
読んだページ
11808ページ
感想・レビュー
38
ナイス
2740ナイス

2024年9月に読んだ本
47

2024年9月のお気に入り登録
2

  • syota
  • 二戸・カルピンチョ

2024年9月のお気に入られ登録
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2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のえる
ネタバレ図書館本。せつさなやいとしさ漂う、ほろ苦いオトナの童話集。愛されること、というより無分別に称賛され好かれること?の幸福と不幸。混迷し戸惑えるから、内省し思考や行動を改められるのだろうか。まるで、優越感が満たされ傲慢に成り上がった末路、自惚れに溺れた末路を示唆されたよう。完全なカタチや完璧なんぞ、幻想で妄想に過ぎない。でも、カナシイかな、心のさみしさに気づかず追いかける愚かさにも共感できてしまう。今の自分や環境を手放してまで追いかける程のものだろうか。目を瞑って帰郷すれば、童心の感動に気づかされるのだろう。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

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本は、擬人化できるだろう。人生という冒険を楽しむためのアイテムとして誘われることもあるだろう。では、どれを手にする?そして、誰を信じる?ようやく古典作品の面白さに目覚めました!これほど積極的に読もうと思ったのは初めて。今月も、難解かもしれないけど、積極的にチャレンジしていきたい。2024年8月🍧 https://bookmeter.com/users/1142448/summary/monthly/2024/8 友人と久々に入ったコメダ☕ブラックに慣れて来たということは、苦味がわかって来たのかしら(笑)

本は、擬人化できるだろう。人生という冒険を楽しむためのアイテムとして誘われることもあるだろう。では、どれを手にする?そして、誰を信じる?ようやく古典作品の面白さに目覚めました!これほど積極的に読もうと思ったのは初めて。今月も、難解かもしれないけど、積極的にチャレンジしていきたい。2024年8月🍧 https://bookmeter.com/users/1142448/summary/monthly/2024/8
友人と久々に入ったコメダ☕ブラックに慣れて来たということは、苦味がわかって来たのかしら(笑)
のえる
2024/09/01 20:18

えかさん🍹ひとつの場面の中には何重の面白さ、何百の楽しみ方があるんだろな~とは思います。ソレが理解出来るかは、二の次だけど😜笑💦 頻繁にスタバを嗜んでおられるえかさんから、そう仰られると嬉しい。コメダのフードも気になってるけど、スタバの飲み比べも面白そうだな~☕ こちらこそ、今月もよろしくお願いします✨

のえる
2024/09/01 20:21

大ちゃん🍹ありがとう!何てタイムリーな接点。大ちゃんも一緒に読もうよ~ほら、仲間が居ると長く続けられるって言うでしょ😁・・・走るのと同様にスピードと持久力のレベル感は怪しいけどね(笑)🎵

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2024年9月の感想・レビュー一覧
38

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ネタバレ図書館本。全米No.1ベストセラーの学習参考書『BRAIN QUEST』などを発行する出版社による数学の授業。数、比・比例・百分率、数式と方程式、幾何学、統計と確率、座標平面と関数。全編カラーでノートのような記載。流し読みだけど、面白かったしワクワクした!小学校で習う範囲にも触れて復習を兼ね、図はもちろん例えのイメージが湧きやすい。各章毎に復習問題も設けられ、理解できているか確認可能。チップと歩合など日本に馴染みのない文化に触れられ、文章題に稼ぎなど仕事を絡ませ、初歩的な社会性も培われそうな印象。
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ネタバレ図書館本。2ndHqR。愛を失った経験があるから、愛を失うのがコワイから、愛さない。愛は見返りを求めるモノ?無償の溢れる愛は綺麗事?でも、渇望したり期待する気持ちもわかる。亡くなった近親者との付き合い方に戸惑い不安定になる主人公に共感するが、周囲はもどかしいだろう。幸せか、悲劇のヒロインか…確かに閉じこもる後者はラクな発想か。深い愛に気づくためにも、自分自身と闘うことは必須。愛して、愛を受けいれる、無限の表現方法。“宝石のような言葉”を気力に療養したヒーロー、初めは少しコワかったけどあまりの純粋さに感服。
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のえる
ネタバレ図書館本。初HqR。面白かった!改めて自身の嗜好を認識し、短編ドラマを観ているようで楽しかった♡記憶をなくしたヒロインとの関係修復を巡って誤解を解きほぐしていく『過去をなくした天使』。交際0日で結婚したカップルの戸惑いがいじらしい『花婿に恋したら』。生命の誕生の奇跡とあたたかい家族愛『ふたつめの贈り物』。過去を隠すふたりが愛を模索し合う『聖夜の誓い』。正直な気持ち。包容力と慈しみ。感謝。静かな時間の必要性。“尊敬と信頼と誠実さこそ、すばらしい贈り物” ロマンスだけではなく、表現や想いなど思考も巡らされた。
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ネタバレ図書館本。豪華な一冊。利己主義や二つの矛盾した感情など、人間の醜さを目の当たりにする『羅生門』『鼻』。重々しい『点鬼簿』『歯車』。女性心理も巧みに感じた『奉教人の死』『秋』『舞踏会』『雛』。父親の本心に安堵した主人公に同調しつつ、雛人形に抱く特別な感情に気づかされた。寓話としても心に響いた『蜘蛛の糸』『杜子春』『トロッコ』どれも真正直。覗いて試して認識する人生の心細さ。推理物語の如し『藪の中』お伽噺の如く『河童』。全体的に寂寥感が漂うも、親しみも抱く不思議。人間の生々しさをあまねく掬い取ったような印象。
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ネタバレ図書館本。家族だからこそ…家族だけど…家族なのに…素直になれないときや言えないことがある。勝手に希望を抱いたり、失望したり。無意識に甘えが芽生え、ワガママ放題やら手抜きやらで緊張感ゼロ。親しき仲にも礼儀あり、言葉や理屈では知っているつもりでも、言うは易く行うは難しさ。照れもある。一方で、どうしても生々しいことを知っているぶん、色々な解釈が想像しやすいのかもしれない。ほろ苦さの中に、味わい深い旨さがあるのかも。そんなことを諸々感じられた家族に纏わる短編集。正直でいたいけど、不器用な登場人物に親しみを抱いた。
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ネタバレ図書館本。英語上達の最短ルート、最初は必ずスピーキングと著者。通訳の4スキル、意訳(相手の真意をつかむことがポイント)ダウントランスレーティング(簡単な日本語に直して英訳)スキップリスニング(聞かなくても問題ないところは聞き流し、聞くべきところに集中)サマリーリスニング(相手の言うことを頭の中で要約して要点を理解する)のトレーニング法も紹介。日本語でも英語でも、感情(人と人のつながり)を読み取った解釈は必要。動詞を逃さない。イントネーションもアクセントも全部ずれているため、洋楽は趣味レベルが良いとのこと。
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ネタバレ図書館本。 「歴史に物語を取り戻すこと」歴史愛好家の増員を願った著者による、「清く正しく(ない)日本史」マンガ。 確かに学生時代、偉人扱いされた多くの人の栄光ばかりを学ぶ過程に飽きたことを思い出した。 若干、所々に下世話ネタの雰囲気も否めないが、歴史上の人物における生々しい自然な振る舞いに触れる興味深さもあった。歴史家によって考察は異なるだろうけど、入口に立つきっかけの一つに良かろう。 ビスマルクの言葉「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」未来のものづくりに向けた思考も必要だが、過去に学び耕す事も大切。
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ネタバレ図書館本。 東京・代官山で開催された読書会を再録、改稿した本書。 『赤毛のアン』既読、『アンネの日記』『悲しみよ、こんにちは』『嵐が丘』に興味を抱いた。 本にインスピレーションを得たオリジナルサンドウィッチ(パンとパンの間に具材を挟む形状が、本の姿と似ていることから決まった、とのこと)のレシピも美味しそう。
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ネタバレ図書館本。「名著と出会うと、自分の中で何かが変わります」古典を読み始めた者として惹きつけられた表現。虚栄心を感じない等身大の感想が良き。面白かった!特に、ピノッキオ。ディズニーの印象が色濃い童話作品について、「みごとにデオドラントされている」「ディズニーで抹消されているものって、たとえば匂いだったり、埃だったり、そういうもの」「生きていれば確実に感じとれるものがきれいにそぎ落とされた状態で、“どうぞ”って差し出されている」という興味を抱かせる指摘。『クオーレ』と『ピノッキオの冒険』読んでみたい。
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ネタバレ図書館本。前作に引き続き著者のクルマ愛は熱い一方、クルマに関する本紹介は多し。絵本、小説・エッセイ、コーヒーテーブル・ブックス等々。 個人的に気になった本…『月のこどもたち』『ミゾロギアキラのあそべるガレージ』『あかくんまちをはしる』『あかくんでんしゃとはしる』『MOTOR PANIC クルマだらけ、名車をさがせ』『南カリフォルニア物語』『奇妙な味の物語』『クルマたちとの不思議な旅 新・自動車文化論/ずーっと、助手席人間』『Your story with あなたとクルマの物語』外国語の本も数冊惹かれた。
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ネタバレ図書館本。 クルマ好き元図書館員の著者による、クルマと図書館ガイダンス。クルママニア解剖、クルマの雑誌に絵本に小説、クルマ本を多く蔵書する図書館や味のある妙技を効かせた図書館の紹介等々、クルマ尽くし。確かに、クルママニアは鉄ちゃんのイメージほど湧きにくかったから、クルマ好きの奥深さに驚かされた。クルマ好きの読書家図書館愛好家はもちろん、クルマは好きだけど読書に距離を置いている人にも楽しめそうな一冊。こもりまことの作品(絵本)が気になった。
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ネタバレ図書館本。再読。歴史的背景や式を用いた理論解説もあり、難しかったけど面白かった!そもそも通読しただけでわかった~なんて断言できること自体が傲慢かも。でも、「私たちは星の子」、星を構成する元素と私たち人間を形作る元素がほとんど同じとは、身近なようで不思議な感覚。ホッケ柱など生物の知恵に驚き、大気や海洋の巡りに関心。人類の営みを支えている様々なエネルギーも、日本の四季折々の景観も、煌めく星々がもたらす興奮も、地球が活動するおかげ。地球を大切に思うこと、愛すること、共生は意外と身近なところから始まるのかな?🌏
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のえる
ネタバレ図書館本。再読。難しかったけど興味深かった!地球のつくり、活動、歴史、日本列島の成り立ち。大気・海洋の構造。宇宙。日本が地震大国と言われる所以や、ヒートアイランド現象にエルニーニョ現象等々。ジャンル的にも成人してから学ぶ意欲は芽生えやすいかもしれないけど、高校での授業に取り入れて欲しかったな。もっと地球を大切にしたい、と思いつつ、涼しい室内で読み進める心地良さに抗えない。この暑さや生活をどうすれば地球とWINWINになるだろう。地球、大気や海洋、宇宙が織り成す自然のうつくしさを積極的に尊重していきたい。
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のえる
ネタバレ図書館本。第1版第1刷2023年12月23日。かつて“悪ふざけ”と呼ばれていた行為が「迷惑行為」と言われたり、ChatGPTなど情報収集手段が増えたりと、安易に駆使できていると錯誤できるマイカーのようなスマホ。本書は最新スマホエチケット事典のよう。ネットワークでは、心情や心根、真意が伝わりにくい、というより、ほとんどの場合は伝わらない、と考えておいた方がよいとのこと。ジョブズ親テスト(スマホ依存防止学会HPより)。フィルターバブル、確証バイアスと偏り。スマホ鬱。脳疲労とオーバーフロー脳。アプリ内課金防止。
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ネタバレ図書館本。最終巻。誰かのいいところは直ぐに見つけられるのに、初めて自覚した恋心に怖れる町田くん。「人の魅力なんてさ言葉にできるものだけじゃないって町田くんが一番知ってるんじゃない?」「嫌われたくないじゃなくて 好きになってほしい」友達も優しい。「誰かに大事にされるべき存在なんだ」「世界は君にずっと優しくなるから」誰しも本心では敵対視したくなかろう。「愛は与えるだけで良かったから でも恋は違う」こんなことをさらっと言えて、白々しさを感じさせないのが町田くんのいいところ。そして、天然胸キュン行為…おめでとう!
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ネタバレ図書館本。「両親にも叱られっぱなしで いつも人に叱られるんじゃないかって怖くって」「人とも上手くつき合えなくて ずっとひとりで ひとりっきりで」甘やかしと厳しさのバランスは難しい。でも、家族が全てではないのに、畏縮して自信喪失してしまい、他の世界で神経質になる彼女の気持ちも共感できる。せめて、色んなパターンを知れたら、少しは気がラクになれるかも。「全然あたり前なんかじゃないです」ひとりで毎日全部こなそうとして張りつめる“お母さん”。「会話ができるのってうれしいのね」自己評価には感情が影響しやすいのかな。
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ネタバレ図書館本。そうか、町田くんを見てると、恋愛感情というモノを知らない男性も居り、様子を見つつ焦らずにペースを加減しながら進む方がイイ場合もあるのかと観じてくる。少女マンガが教える男子の素性かな?「生まれてくるだけでもう充分 価値のない人なんていないよ」「ゆっくりでも 成長できたらいいなって」価値や本質、成長した変化は見かけだけで判断できない。「特別な日を お互いの世界を もっと近づきたい 共有したい」匿名の応援、ドルオタの愛し方は独特だけど、「想いってあふれちゃう 心の中だけに入れとけない」共通点もあるか。
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のえる
ネタバレ図書館本。「あたしを知らないところに行きたい もう誰とも関わりたくない」悲観的な見解かもしれないけど、人との繋がりに確信を持てなくなったときの猪原さんの気持ちに共感できるな。一方で、町田くんは恋について研究中!?確かに、家族仲は千差万別。「もっと人の気持ちを考えろ」「君は人の気持ちを考えないから自分の気持ちも分からないんだ」「気持ちが分からないっていうのは大事にできてないってことだ」「人も自分も 気持ちを大事にして初めて愛せるんだ」友達だから、大事なことを説教する町田くん。「何度でも 伝わるまで」
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ネタバレ図書館本。「育ってちょっとストレートすぎ!寛容さがないってゆーかー かしこいのはわかるけど」姉から言われる。育に「君はミツオをきちんと見てくれるようなたくさんのモノサシの持ち主だ」と町田くん。町田イズムは、人を肯定できるのだな。「なぜ人は人に悪意を向けるんだろう なぜ思いやりを持てないんだろう」「俺は周囲を気遣う余裕なんてなかった」「思いやりがないのはだれだ?」町田くんを通して思考を巡らす男性に共感。短編の『愛、ある生活』、「いいね平等な愛」と、キュンキュン甘酸っぱさだけではない思いやり溢れる恋愛物語。
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ネタバレ図書館本。打算的に考えず、見返りを求めず、本心に寄り添ったり、チャンスをつくり背中を推す町田くん。腰軽に、躊躇わず人を支える彼は、巡りめぐって大きな温もりを手にしている。して貰ったことは簡単に忘れてしたことを執念深く覚え続ける人も居る世の中で、彼のような人は見習いたい存在。町田イズム…(笑)「僕はたくさん家族がいて幸せです 家の中にも外にも」「僕はがんばってる人を憐れんだりしません みんながんばってるから 僕は人が愛しいです」でも、猪原さんが関わる思考回路に触れると、単なる上辺だけではないと気づかされる。
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ネタバレ図書館本。「楽しい」という気持ちは大前提だけど、それだけでは登れない目標、越えられない壁。「常に飢えや渇きを持っている」プロを目ざす集団、貪欲さ…途轍もない世界で過ごす猛者も居る。「上手くなるためには自分を追い込んででもやらなきゃいけないときもあるのかなって」何てハードなんだ。「自分のダメな所を毎回突き付けられてる気分だよ」余裕で居られない環境に身を置いたからこそ佐伯はアップデートできたのかな。各々適材適所な役回りがあるけど、起爆剤は何処でも発揮するのか🎻確かに、オケ部各々から貰うと膨大な量だわ🤣🍫
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ネタバレ図書館本。髪の毛切って前髪スッキリした青野カッコイイ。彼を見ると、陰キャラがモテキャラへと成長する希望物語にも見えてくる。何事も少しずつ少しずつ、進む歩を止まなければ大きなコトを為し遂げられる手本かな。『知らない内に自分の中で消えていった記憶も多いだろうなあと思うよ。でも…そういう忘れていったものこそ…今の自分の血肉になっているんじゃないか?そういう意味では、完全に「忘れる」ってことはないのかもしれないなあ。』顧問の深い言葉。おまけのカラオケおもしろかった♪佐久間先輩のスパイス効いた発言イイ味出してるわ。
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ネタバレ図書館本。コンクール連覇に小桜を助ける青野と、感動の二場面。環境の変化だけでは人は変わらない、そして、変わることは容易ではないけど成長しなければならない場面もある。「誰かがやってくれるから」ほんとう、一歩踏み出すことは勇気要るよ。「人とぶつかることからは逃げて…自分から動くことはしない人達」人との繋がりが弱い要因か。「“おせっかいをしないように”なんて…結局はただ、自分が楽をしたい怠惰を都合よく言い換えた言葉だと気づいたから」佐久間先輩の強さ。小さな事の積み重ねにその人らしさを見出して励ます青野の優しさ。
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ネタバレ図書館本。愛の麗しき成長。「子どもの頃の自分にさようならするような そんな寂しさはあります」さらさも。お互い頼もしい存在。ふたりは自身の感情を置いてきぼりにせず、無理のない速度でコトに向き合って行くから、自然な成長を遂げられるのかな。澄栖のスピンオフ…その振る舞いは生きやすく模索した結果かも知れないけど、言葉にしないとほんとうの気持ちは伝わらない。「立ち向かうあなたの姿が美しければ美しいほど 向かい風はあなたをさけて通り やがて追い風に変わってゆくでしょう」大木先生、麗しくてカッコイイ。「情熱と努力だ」
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ネタバレ図書館本。冷静な判断力を持ち感情抑制に努めるエリナーと、感情の起伏が激しく慎重さに欠け、情熱的で過剰な感受性のマリアン。自身に内在する姉妹を発見しながら、不器用さを実感。でも、懸命に生きる姉妹に励まされるように、どちらの弱点も許容できたらと願望。姉妹と対照的に描かれる同年代の多くの女性達が、冷え切った心を持つ者には温かな愛情がわからないばかりか、異物のように感じてしまう様が気の毒に映る。類友が惹きつけあっても自己中と虚栄心で通い合えない、か。愛情の第一歩は、先ずありのままの相手をしっかり視界に入れること。
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ネタバレ図書館本。せつさなやいとしさ漂う、ほろ苦いオトナの童話集。愛されること、というより無分別に称賛され好かれること?の幸福と不幸。混迷し戸惑えるから、内省し思考や行動を改められるのだろうか。まるで、優越感が満たされ傲慢に成り上がった末路、自惚れに溺れた末路を示唆されたよう。完全なカタチや完璧なんぞ、幻想で妄想に過ぎない。でも、カナシイかな、心のさみしさに気づかず追いかける愚かさにも共感できてしまう。今の自分や環境を手放してまで追いかける程のものだろうか。目を瞑って帰郷すれば、童心の感動に気づかされるのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ図書館本。面白かった。遠慮なく赤裸々にさらけ出した美意識とメイク事情。ある者は変身、ある者は爪にファンタジーを描く。またある者は擬態、ある者は武装。整形や体格など模索する者も。前向きに楽しめるか、強迫観念になってしまうか。空想の他人の目に囚われず、生き方が大事。「周りからは同じように見えていても、人それぞれスタンスは違うかもしれないから決めつけてはいけない」因みに、私はテーマをイメージして着飾りつくれる面白さを楽しみつつ、スーツやポロシャツとスッピンでも堂々と勝負可能な男性たちを羨ましく感じた事がある。
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ネタバレ図書館絵本。小さくて、ふわふわしたどうぶつたちの、ほっとやすらぐやりとり。ほんわかするイラスト。かなしんでいる子や、立ち止まっている子にやさしいことばをかけるその光景は、傍目から見ていてもほっと安らぐ。まるごと包みこんでくれたり、ありのままを受けいれてくれたり、不安な心を取りのぞいたり励ましてくれたり、ひと息つけるやわらぎ。日々の忙しさに追われて忘れていた心の休憩タイムに誘うかのよう。ラストのページに手紙のような、ひと言メッセージを書ける空欄も設けられ、そのままギフトとしても贈るのもよかろう。
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ネタバレ図書館本。知人が読んだというハーレクイン・ロマンス、興味を抱き着手。二十八ヵ国語に翻訳され、日本を含む世界百十四ヵ国で売られ、世の女性たちの心を魅了する秘密の花園。アンケートを通じて読者の要望を見極め、詳細には現代化していると謂う。著名な仏社会学者ロベール・エスカルピ「読書は感覚に何らの自由の余地をも残し与えず、意識の全体を吸収して、読者を身体付随者にしてしまう」読書に熱中する妻を夫が嫌がり、後ろめたくなる現実も。逃避は要因として複雑だが、リラックスや常備薬の役割もある。本書の解説、着眼点が面白かった!
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ネタバレ図書館本。『ラストの一行で「ネタバレ」するほど、名作はヤワではないのである。』まさかのプレミアムから着手したが、何とも面白い試み。前著が「あっさり醬油味」なら、本著は「こってり豚骨味・トッピング全部のせ」かもしれないとのこと。「都会のバカなボンボンに憧れた報いというか、ストーカー的に王子を追いかけた娘の末路というか(人魚の姫)」、「理不尽なトランプの女王こそ、子どもから見た母親像なのかも(不思議の国のアリス)」など、興味深い着眼点と表現に誘われ、改めて着手したくなる作品もあった。著者の感想も面白かった!
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ネタバレ図書館本。見開き2ページで、人物相関図や全体的なざっくりとした流れをイラストと文章で紹介。小説、随筆、歴史もの、思想もの、社会論etc.難解で展開の把握が危うい作品もあるから、こうしてイラストで表現されるとイメージを掴み易い。読了本は記憶の引き出しに、未読本は本選びの参考にもなる。あらすじを知れたとは言え、たかが2ページである。興味をそそられるのは、名著ならではか?海外作品も魅力的だけど、日本人なのに世界で翻訳されている名著の中に未読本が多数あることに恥ずかしさを覚え、せめて、数冊でも着手したくなった。
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ネタバレ図書館本。「人は1人では生きていけない これから先どんな困難があろうとも 手を取り合って生きていこう」さらさの家族事情は謎。彼女が天真爛漫だからこそ、深まる。「仲良し初心者なのでどこまで踏み込んでいいのかわからず」と黙っていることを決めた謙虚な愛。「向こうから話してくれぱ」ツッコんでも良いのだろうと聞けるけど、そうで無い限り「自分からは聞かないね」が圧倒的だよな。だから、リアルは不透明さ。「子育てを甘く考えないで!」厳しく、ブレないやさしさのあるおばあちゃんだったから、彼女はおおらかで素直に育ったのかな。
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ネタバレ図書館本。体力と気力を維持しながら、夢を売り、先頭でかがやき続けるエース。そのスターのバックグラウンドには、人気や実力が求められるのみならず、普段の挙動にも気を遣う傍ら、何らかの行動を嗅ぎつけられ追い打ちをかけるような記事を書かれるなど、色濃いシャドーの如く過酷な苦労が潜んでいる。わかり合いたくても、完全にわかり合うこと、気持ちを全面的に理解して完璧に共感することは難しい。諦めずに歩み寄り続けることは大切。だけれども、同じステージに立っていても、メンバー間で意識の差が生まれてしまうのは否めない、か。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ図書館本。「全は個にして個は全なり個は孤にあらず」高木先生の演技指導の厳しさ難しさにビビりつつ、舞台上で繰り広げられるエンターテイメントの凄さを実感。誰かが束ねなければまとまらないけど、個性も出したい。こうして舞台の裏側を垣間見ると、観客として受けとる意識も変わってくる。「夢とかやりたい事とか 持っている人の方が少ないのよ わからなくて迷っている方がむしろ普通なのよ!あるんだったらそこに向かって走らせてあげたいじゃない!」と、妹を理解して夢を支える決意をした志織姉さんのキラキラしたかっこよさ「ズッ推しだ」
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ図書館本。日本経済新聞で毎週日曜朝刊に掲載されているコラム「リーダーの本棚」から、50人の方のエピソードを書籍化した本書。経済書ばかりでなく、実にさまざまなジャンルの本が紹介されている。トップに立つ方は、堅実なだけでなく、頭もやわらかい印象を抱くが、そのための鍛錬のひとつは読書なのだろうか?もちろん、仕事のためだけでなく、単純に読書を楽しんでいそうな方々が多く、だからこそ惹きつけられるあまたの本。できるだけ編読しないよう心がけようとも思ったし、本選びの参考としても活用させていただく。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ図書館本。「わずか数人でも友人がいれば、人はどのような状況においても自分の理性を維持して耐えていけるということだ」本書には、監修者が「構造」から判断して「10年以上読み継がれてきた本」を「古典」として200作品挙げられている。既読本は、漫画も含めて僅か5冊だけど、「まずは、気になったものを5冊」なんて表現を見ると束の間の安心感を抱いてしまっあ。それぞれ見開き2ページに渡ってあらすじや方向性が明示されており堅実なカタログのようで、有難い。幾つか気になった作品があるので、チャレンジしてみたい。
が「ナイス!」と言っています。
のえる
ネタバレ図書館本。古文は可もなく不可もなくだったけど、なんて趣があるのだろう。本書では、仮名遣いや文学史などの基礎知識解説、文法と敬語の知識解説、古典文学を記載。説話(今昔物語集、宇治拾遺物語)、3大随筆(枕草子、方丈記、徒然草)、物語(竹取物語、伊勢物語、源氏物語)、和歌(万葉集、古今和歌集、新古今和歌集)、日記文学(土佐日記、蜻蛉日記、紫式部日記、和泉式部日記、更級日記)、軍記物語(平家物語)、俳諧紀行文(奥の細道)。名場面も含め、各作品を掻い摘まんで嗜む贅沢さ。要旨コメントも面白く、楽しむ気楽さを誘われた。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ図書館本。名著の大ざっぱな地図を拝見した感覚。ひとつの観点を掲示する、解説文の興味深さ。あらすじと結末を知っても興味が湧く、古典の魅力。もはや、読了経験のある作品も、改めて読んでみたくる。☆シェイクスピア「ハムレット」ドストエフスキー「罪と罰」サン・テグジュペリ「星の王子さま」モンゴメリ「赤毛のアン」ガンディー「獄中からの手紙」アドラー「人生の意味の心理学」アラン「幸福論」フランクル「夜と霧」スタニスワフ・レム「ソラリス」メアリ・シェリー「フランケンシュタイン」ルソー「エミール」カント「永遠平和のために」
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/06/08(1630日経過)
記録初日
2020/05/30(1639日経過)
読んだ本
1537冊(1日平均0.94冊)
読んだページ
315411ページ(1日平均192ページ)
感想・レビュー
1242件(投稿率80.8%)
本棚
15棚
性別
自己紹介

セーラームーン世代🌛🎀

読書は趣味の一つ。
本は学ぶ素材の一つ。

幼少期の絵本に始まり、波はあれど、本に親しみを抱いて来ました。
絵本、文学、ビジネス書、実用書、マンガetc.気になればジャンル問わず着手します。
物語はリアルを感じられる作品が好き。

本選びのスタンス ------
本が持つひとつの意義に、人生という冒険を有意義なものになるように導く誘いがあるだろう。
では、何を手にする?
入手したものによって、面白い世界が待っているかもしれない。それは同時に遠回りかもしれないし、はたまた近道かもしれない。
そう、誰を信じて選択するか。
地図は有ると助かる。誰の、どういう人が掲示する、地図が良いんだろう。

本は擬人化できるだろう。
では、誰を信じる?
学校に色々な教員がいらしたように、人生の師も様々だろう。
--------------

読書メーターは、以前より本選びの際に参考にしており、数年前に読了本管理も兼ねて自身もレビューを挙げてみようと登録。
おかげで、本のジャンルが広がったことはもちろん、共読本で様々な視野や解釈、ご感想に触れ、読書ライフがより面白くなりました。

ナイス、お気に入り登録、お気軽にどうぞ。
当方からも登録本チョイスやレビューなど惹かれると、お気に入り登録させてもらいます。

《そのほかの趣味》
・サイクリング
・音楽鑑賞
・ドライブ     etc.

2024.11.2 update

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