ネタバレ王家の始まりと灰色狼一族の誕生が描かれる古代編が印象に残った。

ネタバレ人の本性が香りで分かる異能持ち不幸受が後宮の冤罪事件に巻き込まれる展開でどんどん読んでしまった。少年時代の不遇な王子攻が受の香りの判定で救われるのもいい。ただ本丸の敵の香りに惑わされるのには首をかしげてしまった。まあそうでないとクライマックスが盛り上がらないものね。

ネタバレ王子の護衛騎士×異世界に転移した半グレのリーダー。流転中の王子と瓜二つの受が死亡した王子の代わりに目的を失った騎士団を率いていくのにワクワクした。半グレの経験と本から得た知識で簒奪された王位と国を奪い返していく過程にページを捲る手が止まらない。美貌だけれど口の悪いゲイ受が理想が実体化したような寡黙な攻に惹かれていくのも納得。最後の戦いがさらっと流してあるのはページ数から仕方ないのかな。ラストのエピソードにじんわり。

ネタバレ犬の嗅覚をBLに転用したフェチなお話。BL的には「モノトーン　ブルー」の方が好き。

ネタバレ登録漏れ。美少年特集第二弾。古代ローマから二十世紀初頭までの王侯貴族や庶民の美少年たちがキラキラを振りまいている。表紙の制服が似合いそうな端正な彼はピアニストのヴァーノン・ワーナーの少年時代だそう。彼らの百花繚乱の宴の短さが切ない。ところで某美術館が移転する前の正面玄関に二階分くらいの高さのある大理石の美青年像があったのだけれど、今思うとあれはアンティノウス像だったのかなぁ。

ネタバレ公爵家嫡男×パン屋の息子。大好きな推しのいるライトノベルの世界に転生した受。格差社会なので遠くから推しを眺めて楽しもうと思っていたらひょんなことから同じ学園に通うことになってという始まり。小説のストーリーを変えまいとしていても受の行動のせいで良い方へ変化していくのが楽しい。善良な性格の受なので事件が起きてもどこかおっとりした話になっていた。途中から溺愛攻。

ネタバレ保育士×子連れリーマン。葛藤の無い穏やかなBL。木下さんの描く子供が今回も可愛くて大人カップルより目立った。

ネタバレ「これは報われない恋だ。」の数百年後の世界。あとがきに新しい話として出したとあるようにスピン元のカップルの存在がまるっと無いのが寂しい。スピン元の話が好きなのでwebにある改編されてない方が長命種の切なさがさらっと描かれていて好みかな。こちらは攻に見守られながら受が成長して運命を受け入れていく話。イラストはイメージと違っていて残念だった。

ネタバレママ友エピソードに出てくる男前小学生の花南ちゃんが良い。謎解きの方はほぼ進展無しなのでもう少し解決に向かう話が読みたいな。

ネタバレ王子アルファ×食堂の息子オメガ。前世ではバース性が逆だった二人。前世も今世もオメガが蔑まれているのが辛い。それでも受は前世の記憶があるので強気で生きているのが救いだった。攻の執着度がとんでもなくて再会できて良かったと思える話。あと表紙は苦手かな。

ネタバレスピン二作目。このカップルだとオカルトミステリー風味になるのね。その分恐竜ワールドが薄味になるのが物足りないかな。次はミハイロと倖の話も読みたい。

ネタバレシリーズ二巻。両片想いなのに一族の最高権力者受母が鉄壁の障害になるのでハラハラ。ぬいが可愛いのと攻のラフ髪が素敵。

ネタバレweb既読。龍人国の王様×人間国の第二王子。亡き母親の地位が低かったために王宮でも学園でも蔑まれている受が攻との結婚で幸せになるシンデレラストーリー。転生者の聖女をはじめ人間国王宮の人々の酷いこと。受が抜けた後の王国は竜神国に併合された方が国民の為になるのでは？軽めの話でさらっと読了。

ネタバレ王家の始まりと灰色狼一族の誕生が描かれる古代編が印象に残った。

ネタバレ続編と聞いて期待していたのにこれじゃない感が。攻が会社員になって先輩会社員が指導するのだけれど、その訳あり先輩の事情がメインなのでむしろスピンのような内容にがっくり。お気に入りの受より先輩の方が主役級の扱いはどうなんだろう。攻受二人がもっと見たかったな。

ネタバレ続編が出たのにこちらは未登録だった。遊び人大学生×天然ピュアなリーマン。これまで恋の駆け引きを楽しんでいた攻が遅咲きデビューの受に恋してしまうお話。年上黒髪受が可愛いかった。

ネタバレ完結巻。理不尽な事も含め過去の出来事がラストのダイナミックなカタルシスに収斂してため息が出る。キャラも構成も充分に読み応えのあるシリーズだった。吉茶さんのイラストも素敵。また初めから読み返そう。