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2022年7月の読書メーターまとめ

ほんままこと
読んだ本
3
読んだページ
869ページ
感想・レビュー
3
ナイス
17ナイス

2022年7月に読んだ本
3

2022年7月のお気に入られ登録
1

  • ひまじん

2022年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ほんままこと
精神科医春日武彦の文学的な味わい深い文章と、その身辺に多大な好奇心を喚起させられる末井昭との往復書簡は読者としてはお得感を覚える。母親が不倫の末ダイナマイト心中した末井氏に対し、春日氏の「人間の心の可塑性、柔軟性は個人差が大きく、いかなる過酷な生育史というストーリーがあっても、だからこうなった、と言う場合もあれば、にもかかわらずこうなった、という場合もある」という言葉に感銘を受けた。家族は厄介だ。春日氏の母の秘密も最後に明かされる。狂わないで生きるためには自分に正直であることだ。正直な往復書簡、猫が救い。
が「ナイス!」と言っています。

2022年7月の感想・レビュー一覧
3

ほんままこと
どの短編も面白かった。出てくる主人公たちは他者との間に壁を作っていて、自分の孤独が浸食されないようにしているようだ。それは親子でも夫婦でも。そしてもちろん中国という国家に対しては決して自分の心の中を明かしてはならないということ。でも、それぞれの人たちの中には人を恋しく思う心が隠されているのだ。「ずっと孤独を背負って生きることを覚えてきたのに、その孤独が突然、耐えがたくなった・・見知らぬ人の優しさはいつも記憶に残る」(優しさ)。『花園路三号』のバンジョーの響きとこれらの中では珍しい気楽さが気に入った。
が「ナイス!」と言っています。
ほんままこと
精神科医春日武彦の文学的な味わい深い文章と、その身辺に多大な好奇心を喚起させられる末井昭との往復書簡は読者としてはお得感を覚える。母親が不倫の末ダイナマイト心中した末井氏に対し、春日氏の「人間の心の可塑性、柔軟性は個人差が大きく、いかなる過酷な生育史というストーリーがあっても、だからこうなった、と言う場合もあれば、にもかかわらずこうなった、という場合もある」という言葉に感銘を受けた。家族は厄介だ。春日氏の母の秘密も最後に明かされる。狂わないで生きるためには自分に正直であることだ。正直な往復書簡、猫が救い。
が「ナイス!」と言っています。
ほんままこと
著者はコロナパンデミックに席巻されるこの世界に感じる違和感の底にあるものを追究する医療人類学者。統計学的人間観における平均化、生物学的生命第一主義が正しいのかという問いから、関係論的人間論が提示され、時間とは何か?という命題に及び、九鬼周造と宮野真生子の二人の哲学者について言及される。時間とは、過去から未来に伸びる幅のない直線ではなく、著者は時間の上下に、必然領域と偶然領域という幅を持たせる。偶然領域から必然領域にカーブしながら時間は進むのだ。人生は長さではない、どう生きたかだ、ということが説得される。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/07(713日経過)
記録初日
2020/09/07(713日経過)
読んだ本
42冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
14864ページ(1日平均20ページ)
感想・レビュー
38件(投稿率90.5%)
本棚
0棚
自己紹介

読むこと、書くこと、猫を養うこと、クラッシック音楽、映画、料理が好き。読書メーターは2021年から開始。

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