映画「瞳をとじて」は「ミツバチのささやき」のスペインの監督ビクトル・エリセの31年ぶりのメガホンだそうだ。素晴らしい映画だった。最近の映画は小説以上に饒舌と感じられ、ほとんど関心は無いが、前回のビル・ベンタースの「PERFECT DAYS」が面白かったので、今回も日比谷シャンテに出掛けた。映画の楽しさはドラマでも、言葉でもなく映像だ。海辺に1人住まいのかっての映画監督が、一切の消息が無い友人を探しに、スペインのあちこちの街を訪ねる。場面はスープそそる老人たちと雨に咽ぶ街や海ばかり。これだけが語るポエムだ。
kthyk / Dilettante
散歩と雑学 東京在住
「音楽と建築、そのデザイン」kindle出版
「建築家の言葉」エクスナレッジ 共著
「ふしぎな国のガウディー」エクスナレッジ 共著
「集住の知恵」技報堂出版 共著
Blogger Commedia テーマ=音楽と建築
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