年末からの様々な報道をみていて、大昔の春樹さんのエッセイを思い出した。「ウンチ投げ大会への正しい向き合い方は、素手でウンチを掴んで一番遠くに投げて優勝することではなく、鼻をつまんで足早に通りすぎることだ」なんか、あちこちでウンチ投げ大会が開催されてる気がする。大会に巻き込まれないように気をつけなきゃなと思います。 2月に読んだ本の数:17冊 ★読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1181057/summary/monthly/2024/2
不良少年の傷や持たざるものの傷は、よく作品となる。でも、中途半端な学力や美貌を持ったものだけの傷だって確かにある。それを具現化してる作品は、これが初めてなんじゃないだろうか。帯の推薦文が、ホリエモンと峯岸みなみと小川哲というわけが分からない組み合わせなのがこの作品を表している気がする。
若い頃は自分のことで手一杯だったので「社会の成立ちやルールとか、ホントに知らないよ」とか思ってたけど、この歳になってくると、同時代への敬意として、あるいはゲームに参加させてもらっているショバ代として、社会の成り立ちをきちんと理解するべきなんだろうなと感じる。いや、同調する気は更々ないんだけど。その意味で、この本は勉強になる。結局、宗教という共同幻想は人類を大きな集団として機能させるために、最も有効ただったということなんだな。
「結局は、形あるものを生み出していないのに、なんでそんなに偉そうなんだろう?」思ってしまいますよね。労働より投資が儲かることが真実だとしても、それは絶対に是正されないだけでシステムの欠陥であり、労働者より偉そうな株主とかWackでFxxkだぜ。
小さい頃から、本を読むことが大好きでした。
正直にいえば、世間に出ていくときに、シェルターとしての読書が僕には必要だったんじゃないかなと、今では思います。
特に中学生の時に村上春樹の「ノルウェイの森」を読んでからは、春樹さんの新刊を読み続けながら、歩いてきました。
この時代のこの国に生まれたことの一番の恩恵は
「村上春樹の原書を、リアルタイムで読むことが出来た」ことだと思っています。歴史的な視点で見れば、それって、ほとんど奇跡だから。
自転車で通勤して、夜にビールを飲みながら読書をする。
週末に区民プールと図書館に通いつめ、払った住民税は取り返している気がします。
大学が建築系で、就職はゼネコン。
バリバリの体育会系男社会のなかで、なんだかんだと20年が過ぎました。
仕事は大変ですが「きっと乗り切れるな」とにらんでいます。
「本好きに悪い人はいない」と思っています。
気軽に絡んでいただければ、うれしいです。
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