。「華胥」ーただ誰かを非難してその裏返しを行うのは容易い。だが、そこには信念がない。信念がないと立ち行かなくなる。不測の事態が起きた時に軸がないからだ。昨今の日本の政治(特に野党)を批判しているようで有権者として辛かった。「帰山」ー作者は法治国家を樹立させたいのかと個人的に思っていたのが、どうやら違いそう。法治国家であれ王がいなければ没落してゆく様子を描いているためだ。やはり、十二国記の世界はファンタジーであり、現実世界とは違うことを示すためか。ならば、どのような国を作者は目指すのか。分からなくなった。
移動時間にSNSしか見ないのは勿体ないと思い、数年前から読書習慣をつけ始めました。
これまであまり本を読んでこなかったため、有名な作品から読破中です。
【好きな作家】
◯太宰治
◯宮沢賢治
◯サン=テグジュペリ
◯吉本ばなな
◯谷崎潤一郎
◯中村文則
◯サリンジャー
◯千種創一
◯川野芽生
※ハマった順です。
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。「華胥」ーただ誰かを非難してその裏返しを行うのは容易い。だが、そこには信念がない。信念がないと立ち行かなくなる。不測の事態が起きた時に軸がないからだ。昨今の日本の政治(特に野党)を批判しているようで有権者として辛かった。「帰山」ー作者は法治国家を樹立させたいのかと個人的に思っていたのが、どうやら違いそう。法治国家であれ王がいなければ没落してゆく様子を描いているためだ。やはり、十二国記の世界はファンタジーであり、現実世界とは違うことを示すためか。ならば、どのような国を作者は目指すのか。分からなくなった。