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2024年6月の読書メーターまとめ

アンゴ
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2024年6月に読んだ本
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2024年6月のお気に入られ登録
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  • どりーむとら   本を読み深めたい
  • ぴーなっつ

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アンゴ
★★★★★ 正しく筆者が言う「無名にひとしい人たちへの紙碑」である。昭和初期にまだ珍しくなかった江戸末から明治初めに生まれた人たちから、当時の世相、集落の在り方、語る人の半生を、歩き回って採取し、なるべく損なわないよう丁寧に記録した証言であり、生々しい証である。西日本と東日本で共同体のありようが異なる部分も示唆される。『土佐源氏』は『日本残酷物語』で読んだことがあると思ったら、著者がまとめた本だった。類型化から一般化する民俗学に疑問を呈し、一人ひとりに寄り添う生きた庶民の歴史がよみがえる。必読の名著
どりーむとら   本を読み深めたい
2024/06/30 19:06

アンゴさんこんにちは、「父母も他界した今、もっともっと祖先や昔のことを聞いておけばよかった」その気持ちに同感しま。私の母は生きていますがベットで寝たきりです。話はできます、私が小学生のころ家の木を選定してくれている人や雑草を抜いてくれる人がいました。私の祖父はお金を渡していると思っていたのですが、お金のない祖父は私の父が作った米をお礼に渡していたようです。聞いて初めて分かったことです。介護をしながらそんな話も聞きたいです。

アンゴ
2024/07/01 08:43

どりーむとらさん、コメントありがとうございます。共感くださりとても嬉しく思います。子どもの頃の何気ない思い出、子どもの頃の解釈と大人になって初めて分かること、ありますね。お母さまが寝たきりなのはとても大変だと思います。お話しができる内にたくさんお母さまの思い出話しを聞いて上げられたらいいですね。私事ですが、私の母は亡くなる前数年は認知症が始まり、十分な意味ある話しができませんでした。母の父母がどんな人だったか、どんなことがあったか、もっと聞いておけば良かったと思います。

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
4

アンゴ
★★★★★ 正しく筆者が言う「無名にひとしい人たちへの紙碑」である。昭和初期にまだ珍しくなかった江戸末から明治初めに生まれた人たちから、当時の世相、集落の在り方、語る人の半生を、歩き回って採取し、なるべく損なわないよう丁寧に記録した証言であり、生々しい証である。西日本と東日本で共同体のありようが異なる部分も示唆される。『土佐源氏』は『日本残酷物語』で読んだことがあると思ったら、著者がまとめた本だった。類型化から一般化する民俗学に疑問を呈し、一人ひとりに寄り添う生きた庶民の歴史がよみがえる。必読の名著
どりーむとら   本を読み深めたい
2024/06/30 19:06

アンゴさんこんにちは、「父母も他界した今、もっともっと祖先や昔のことを聞いておけばよかった」その気持ちに同感しま。私の母は生きていますがベットで寝たきりです。話はできます、私が小学生のころ家の木を選定してくれている人や雑草を抜いてくれる人がいました。私の祖父はお金を渡していると思っていたのですが、お金のない祖父は私の父が作った米をお礼に渡していたようです。聞いて初めて分かったことです。介護をしながらそんな話も聞きたいです。

アンゴ
2024/07/01 08:43

どりーむとらさん、コメントありがとうございます。共感くださりとても嬉しく思います。子どもの頃の何気ない思い出、子どもの頃の解釈と大人になって初めて分かること、ありますね。お母さまが寝たきりなのはとても大変だと思います。お話しができる内にたくさんお母さまの思い出話しを聞いて上げられたらいいですね。私事ですが、私の母は亡くなる前数年は認知症が始まり、十分な意味ある話しができませんでした。母の父母がどんな人だったか、どんなことがあったか、もっと聞いておけば良かったと思います。

が「ナイス!」と言っています。
アンゴ
★★★★☆ 『うたのえほん』(後『おかあさんといっしょ』に統合)初代体操のお兄さんである砂川啓介さんが連れ合いの大山のぶ代さんの認知症介護にまつわる思いのたけを記したエッセイ。認知症介護者が心身ともに健康でなければならないと痛切に訴える。本文は感情も抑制し整理された文で執筆されているが、巻末の生々しい介護日記は筆者の苦闘する葛藤や自分でも掴み切れない本音が滲み出る。 残念ながら上梓した2年後に筆者は他界、最も危惧していた連れ合いを残すことになる。
アンゴ
2024/06/17 10:57

お二人のなれそめを読みたくて手にする。この本で大山さんが『ブーフーウー』のブーの声優だったことを知る。しかも大好きだったウーがあの黒柳徹子さんだったとは。NHK子ども番組ではなく、その後のミュージカル『孫悟空』(1963)で出会ったという。私の観た木馬座の『孫悟空』とは別の舞台があったのだろうか。自分が看取るという筆者の願いはかなわなかったが、小林マネージャーが献身的なサポートをされているようで、あの世で頭を下げながら胸を撫で下ろされている気がする。

が「ナイス!」と言っています。
アンゴ
★★★★☆ 小・中学生へ向け入管における人権問題を扱う。迫害差別される側の視点から、極力感情的にならず世界が目指すルール、日本における難民問題の経緯など、事実に則し複雑に見える問題を自分たちの隣人の問題として、なるべく分かりやすくなるよう心を砕いている。 大人が読んで青少年たちの疑問に答えられるよう、問題点を整理するのにうってつけ。中学生がどこまで理解できるかと思う一方、筆者が問題の存在を知り考えるきっかけにし、将来社会に出た時の種となることを期待していると感じる。どれだけ手にとってもらえるかが課題か
アンゴ
2024/06/12 10:07

改善の第一歩として、難民などの認定を監視する側の出入国在留管理庁(法務省管轄)ではなく、別の機関が担うことが示唆されている。確かに今のままだと警察に裁判をさせるようなもので、有罪ありきで犯罪者扱いする構造になる。一般国民からは見え難いが、国籍や難民の扱いは国家として戦前からつながる隠れた本音、無かったことにしたいことを表面化させたくない思惑ががあるような印象。早く議論をオープンにし、ほんとうのグローバル化へ近づけるべきテーマの一つ。

が「ナイス!」と言っています。
アンゴ
★★★★★ 動物(主に家畜)を肉にすることを屠畜と表現し、中々目にする機会のないその作業過程を詳細なイラスト入りで丁寧に観察し記録するルポルタージュ。筆致は一読ではバックパッカーのエッセイのようでありながら、ぶれない芯の強さが貫かれている。肉を食べるのになぜ従事する人と自分の間に見えない壁を築き自らを清浄とみなし肉にする作業を忌避するのか、文化的な違いはあるのか、チェコ、モンゴル、韓国、インド、米国など、海外との比較の中で問い続ける。農耕と遊牧の違いが根底にあり、宗教と結びついて今に至るように思える。
アンゴ
2024/06/06 11:17

私事だが、インドでムスリム村の牛の解体、ヒンドゥー寺院の山羊の生贄(首切り)、ムスリムの儀式に沿った鶏の処置、中国東北部や東南アジアにおける犬食などを目の前で体験しており、筆者の疑問は感覚的に理解できる。多くの日本人は自分たちが数世代前まで一般的に獣の肉食をしていなかったこと、飢えて犬を食べた時代があることなどを知らず、現代の感覚と自らが育った身の回りの環境を基準に判断していないか。感情的な議論にならないために最低限この著作に述べられている事実を踏まえておく必要があるように感じる。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/07/09(4757日経過)
記録初日
2006/01/31(6742日経過)
読んだ本
576冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
177040ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
533件(投稿率92.5%)
本棚
15棚
性別
職業
無職
現住所
大阪府
外部サイト
自己紹介

小説、歴史、ドキュメント、いろんなジャンルに及んでいます。好みや興味が湧いたらその周辺をあさり、併読することが多いです。
好きな小説家は、独特の世界観を創り出す小野不由美女史、なぜこういう新しく染み込みやすい文章表現をできるのかと感嘆する宮部みゆき女史。
ライフワークとしていまの日本と日本人を感情的にならず正当に評価できる書籍をもとめて、徘徊中。

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