519 雄介は、次の生きがいに“親友の看病”を選んだのだ 521 自分も雄介と同じように、立ち向かう何かに対して命を注ぐことで、死ぬまでの時間に何かしらの意味を付与していないと不安でたまらないこと。
525 それでも言葉を積み上げていたのは、分かり合うことを諦めない、なんて美しい気持ちからではない。本当は諦めたいけれど、そうしたところで雄介や父のようなものも対峙することから逃げられないことを知っているからだ。 だって、おれをこんな体にしたお前を一生許さないと叫んだところで、もう金輪際関わり合わないと固く約束したところで、対立する者同士を対立させた背景はこの世界に存在し続けているのだから。
120 次の人生があると言うのなら、それな、次の人生は届けたいひとに届けられるようになりたい。わたしの思いを受け止めてほしいひとに、受け止められるようになりたい。 166 だからさ、私もせめて、いいひとになりたいな。この子が大人になったときに笑って生きていられるための、いいひとになりたい。 245 私に来瑚の辛さの半分をちょうだい。 289 ミハル、と呼べた時には、美晴が泣いた。 302 あんたと関わることで、救われてたんだ。
アンさんは苦しかっただろうな。あまりにも不器用だとも思ったけど、自分の性や、お母さんとの関係性を見ると、そこまで積極的に恋愛をすることに抵抗もあって、でも来瑚のことが大切で大切で仕方がなかったんだろうな。もう少し早く来瑚が気付けていたらって何度も思ってしまった。書いてて思った、本当に自分を理解してくれる存在、それが魂の番か。
職業柄、学習参考書の類いもすぐ引っ張り出せるように記録しています。
自分の言葉を人様(誰も読んでない)に公開するのはほぼ初めてですが、気の向くままに感想綴ろうと思います。
読むペースはこのようなアプリをされている方々に比べたら亀亀だし、働いてからどのくらい読めるのか全く分からないけど、そこもマイペースで!
今、読みたいのは日常を生きる社会人のお話(できれば女性視点)!
おすすめ教えて頂けると嬉しいです(読めるかはわかりませんが…)
好きな作家さん:有川浩[ひろ]、朝井リョウ、はやみねかおる、あさのあつこ、森絵都、加藤千恵(敬称略)
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120 次の人生があると言うのなら、それな、次の人生は届けたいひとに届けられるようになりたい。わたしの思いを受け止めてほしいひとに、受け止められるようになりたい。 166 だからさ、私もせめて、いいひとになりたいな。この子が大人になったときに笑って生きていられるための、いいひとになりたい。 245 私に来瑚の辛さの半分をちょうだい。 289 ミハル、と呼べた時には、美晴が泣いた。 302 あんたと関わることで、救われてたんだ。
アンさんは苦しかっただろうな。あまりにも不器用だとも思ったけど、自分の性や、お母さんとの関係性を見ると、そこまで積極的に恋愛をすることに抵抗もあって、でも来瑚のことが大切で大切で仕方がなかったんだろうな。もう少し早く来瑚が気付けていたらって何度も思ってしまった。書いてて思った、本当に自分を理解してくれる存在、それが魂の番か。