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2024年10月の読書メーターまとめ

兎かもしれない
読んだ本
3
読んだページ
809ページ
感想・レビュー
3
ナイス
13ナイス

2024年10月に読んだ本
3

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

兎かもしれない
『戦国河内キリシタンの世界』所収の鹿島純「モンタヌス『日本誌』の「堺市図」は深野池から見た飯盛城か?」を読んで、本書が気になっていたことを思い出した。宮田珠己さんが17世紀オランダのトンデモ日本案内書の挿図にただツッコミを入れるだけのサラッとした内容だけど、わわ、こういうのが『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』に繋がるのかぁとなんだか感慨深い。本書では「堺市図」は補陀落渡海図と紹介されていて、それが通説ということなのだろうか。根井浄さんの本が気になっていたことも思い出した。(2024年11月6日登録)
兎かもしれない
2024/11/06 12:55

《本棚メモ》291.09 (ミヤタ,タマキ)

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

兎かもしれない

いろいろ来とった。

いろいろ来とった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

兎かもしれない
『戦国河内キリシタンの世界』所収の鹿島純「モンタヌス『日本誌』の「堺市図」は深野池から見た飯盛城か?」を読んで、本書が気になっていたことを思い出した。宮田珠己さんが17世紀オランダのトンデモ日本案内書の挿図にただツッコミを入れるだけのサラッとした内容だけど、わわ、こういうのが『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』に繋がるのかぁとなんだか感慨深い。本書では「堺市図」は補陀落渡海図と紹介されていて、それが通説ということなのだろうか。根井浄さんの本が気になっていたことも思い出した。(2024年11月6日登録)
兎かもしれない
2024/11/06 12:55

《本棚メモ》291.09 (ミヤタ,タマキ)

が「ナイス!」と言っています。
兎かもしれない
図書館の新着情報を見て予約した本。レトロ雑貨のコレクター仲間であるお二人の方の金平糖容器コレクションの紹介。金平糖を入れて売る容器は1953年頃まで主にガラス製。小さくて甘い色とりどりの金平糖が詰まった小瓶はどんなに子供たちを惹きつけたことだろうと優しい気持ちで手に取ってみたが、戦前は軍国少年の心に訴えかける軍事モティーフの物が多く、さらに戦後しばらく瓶を作っていた業者へのインタビューでは児童労働の闇があっけらかんと語られていて、時代というか世代というか。甘いだけではなかった。(2024年11月6日登録)
兎かもしれない
2024/11/06 12:49

《本棚メモ》573.571(クリハラ,エイジ)

が「ナイス!」と言っています。
兎かもしれない
前に読んだ『飯盛山城と三好長慶』の続編的な論集。河内キリシタンの認知度アップに尽力された神田牧師の著作からの抜粋と天野忠幸さんや仁木宏さんなどの戦国畿内論まではよかったが、後半は畿内のみならず九州や関東のキリシタン墓地と墓碑についての各論が続いて眠たく、最初の方に何が書いてあったか忘れてしまった。しかし大石一久さんの外海の話など、いつか行きたい場所なので勉強になった。本書を読んで、室町幕府の体制崩壊期にグローバル化の波が押し寄せた偶然を興味深く思う。江戸幕末の外圧と思い合わせると偶然ではないのかな?とも。
兎かもしれない
2024/10/11 23:16

《本棚メモ》198.221(カンダ,ヒロオ)

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/26(1399日経過)
記録初日
2021/01/26(1399日経過)
読んだ本
382冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
81922ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
382件(投稿率100.0%)
本棚
20棚
URL/ブログ
https://bookmeter.com/users/579684
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