本を読む楽しさに気づいた読書ビギナー。
青年を脱する境目に正月の箱根駅伝や八月の甲子園などを見るにつけ、年下の学生たちが汗を光らせる姿に我が身を照らしては焦慮に駆られてしまう、なんて話はよく聞くところだが、お前さんは、と訊ねられると、たとえば文学の分野において綿矢りさや大江健三郎が芥川賞を取っ
た歳は越えちまった、と応えてみてもあまり感じるところはない、両者とも優れた作家だと思っているはものの。
ただ、古井由吉が「木曜日に」や「先導獣の話」などを積み上げ文壇への足場を築いていたのが31歳、いやはやまさかテメエがあがめている先達に追いつくつもりか、格が違うのは当然だろうて、とたしなめる声には言い返せないが、我が齢との差を確かめれば数年ほどしか残っていないというのも、逃れ難い。齢にかかずらって文学が出来るかね――そううそぶいてみても実はこのごろは、世間様との折り合いが避けられなくなっているのである。いっそ世間様から顔を背けたところでお次は自分が”とおせんぼ”をしており、意を決して立ち向かうと、これまでなんにも成し遂げられていない人がたたずんでいる。
敬いをよせる人々の足跡をたどるまでは叶わずともここらで目途はつけておきたいところだ、と余裕をひとまず捨てたはいいが、行く方ばかりに気を取られているようなザマでは読めるものも読めまい、眼前に積み上がったものを済し崩しにしてやっと未来は訪れる、と自戒しつつ慎重に、それでも多く文学書や哲学書を読みながら祈るように暮らす……と言いたいがやはり怠惰はつきまとうので、質量ともに大して読めもせず。七分の真面目、三分の気ままこそ、と古井由吉は宜ってくれたが、五分五分、いや四分六さえ危ういよ。
金欠
経済政策に関心があります。
現実に対する鋭い考察・諧謔が好き。フィクションのフィクションらしさが好き。歴史・科学・心理学に関する実用書で学べる程度のことを小説内で開陳されると冷める。
ミステリーとSFとホラーと時々ノンフィクション。
“27歳の私は、15歳の頃の私より少しも賢くない。
私ばっかり、ずっと同じ場所にいる”
春すぎて 夏きにけらし 白妙の 衣干すてふ 天香山
整理した書評を意識して載せ漏れが発生することよりも、刹那的なつぶやきでいいから読んだ記録を残すことを優先してます
大学生から本格的に小説を読みだしました。
これまでもたくさんの本と出会ってきましたが、
感想を残したりといったアウトプットをほとんどしていなかったので、ここで出来る限り書いていこうと思います。
最近は小説も読みますが、ビジネス本や自己啓発本も読むようになり
ました。
いろんな方の感想を見ながらこれからもたくさんの本に出合っていきたいです。
主に時代小説、推理小説が好きですが、最近は一部のジャンルに偏ることのない読書を心がけるようにしています。読メの皆様の書評で沢山の素敵な本に出会えています。どんな作品でも著者には敬意を表したいので、レビューについてはなるべくその作品の良かったところを書いてい
きたいと思います。
兵庫は城下町の出身。1986年生まれ。おとめ座O型。広島大卒(地球物理)。趣味は男声合唱
九州出身、今は兵庫県に住んでます。本を読むのは好きなのですが、最近は時間がなかなか取れないのが辛い所…。好きなジャンルはSF、ミステリーですが、面白い本はなんでも読みます。皆様のご意見を参考に、いろいろな本を読んでみたいと思ってます。
レビューは、基本自
分の忘備録として書いてますので、あらすじを書くことも多いと思います。書くときは何も見ずにばっと書いてアップして、それから他の方のレビューを見て「そうか、こんな考え方もあるのか~」など、参考にさせてもらってます。自分の好きな本を読んでられる方や素敵なレビューをされている方はナイスを入れたり、お気に入りに登録させたりさせていただいてますので、ご容赦ください。どうか皆さんよろしくお願いいたしますm(_ _)m
伊坂幸太郎、森見登美彦、有川浩が特に好き。
小説ばかり読んでいたが、最近はビジネス書を読み漁っている。
北大→大手インフラ→公務員→小ブラックIT→大手IT
波乱万丈。副業収入も少しずつ。
本が好きな札幌の方がいたら男女問わずお友達になりたい。
去年読み漁った本を纏める1年。
読む方は年100冊くらいを目標に続ける。
本好きなナイスな(?)シニアで、2017年10月後半から読メをスタートしました。小説(日本と外国)は古典、推理関係、時代物が好きです。
数年前に読んだアガサクリスティーの作品ですが、最近再度読み始めました。まずはポアロシリーズからです。「いいですかmon
ami?ヘイスティングス」
読む速度は遅いかもしれません。1ヶ月に5〜7冊読めればと思います。
自宅の本棚がそろそろ一杯になりそうなのですが、捨てるに捨てられぬ書籍ばかりです。最近は徐々にkindleを使うようにしています。
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