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2024年3月の読書メーターまとめ

たいちーらぶ
読んだ本
4
読んだページ
1285ページ
感想・レビュー
3
ナイス
88ナイス

2024年3月に読んだ本
4

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たいちーらぶ
自分の呑気さに呆れてしまうほど衝撃的な物語だった。一人称語りの効果か、主人公に憑依する感覚は恐怖を倍増させる。とくに、お金のことで頭がいっぱいになり、理性を失う主人公の心理描写はとてもリアルで、読んでいて苦しくなった。やってはいけないとわかっていても「そうするしかない」と思わせる説得力ある文章はさすが。何度も絶望を味わうが、それでも立ち上がり生きていく主人公の姿に掬われ、読んでいて苦しかった思いが温かい何かで包まれる読後感だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

たいちーらぶ
表紙カバーは無くキラキラした文字で「鬱の本」とシンプルな装丁が良い。84人の様々な鬱のかたちが、1人見開き1ページという短い文章で綴られている。鬱といっても病の鬱だけでなく、日常の憂鬱や鬱屈した気持ちもあり鬱のかたちは人それぞれ。中でも海猫沢めろんさんのエッセーはとても良かった。84人の心を掬ったお守りのような本もたくさん紹介されているが、殆ど被っていないのも面白い。これも鬱のかたちは人それぞれだということのあらわれだろう。読み終わって改めて、この人たちがみんな生きているということに勇気づけられた。
が「ナイス!」と言っています。
たいちーらぶ
東直子さんの優しい言葉を欲しているところに、こんな素敵な詩集が発行され速購入。とても癒された。2017年の1年間、365日の空の様子が1日ずつ綴られていて、それを並べて1冊で長い詩集のようになっている。読みながら東さんの言葉に想いを寄せ、その日の空を想像していくうちに、当たり前にある空の存在が確実に今までと違う見え方になる。太陽をひとまわりしながら眺めた早朝の空、宇宙を感じずにいられない。唯一無二、手放せない1冊になった。
が「ナイス!」と言っています。
たいちーらぶ
自分の呑気さに呆れてしまうほど衝撃的な物語だった。一人称語りの効果か、主人公に憑依する感覚は恐怖を倍増させる。とくに、お金のことで頭がいっぱいになり、理性を失う主人公の心理描写はとてもリアルで、読んでいて苦しくなった。やってはいけないとわかっていても「そうするしかない」と思わせる説得力ある文章はさすが。何度も絶望を味わうが、それでも立ち上がり生きていく主人公の姿に掬われ、読んでいて苦しかった思いが温かい何かで包まれる読後感だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/18(1072日経過)
記録初日
2021/05/05(1085日経過)
読んだ本
270冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
66171ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
235件(投稿率87.0%)
本棚
8棚
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