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2022年7月の読書メーターまとめ

豆電球
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感想・レビュー
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ナイス
244ナイス

2022年7月に読んだ本
13

2022年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

豆電球
ふわっと柔らかい中にも何か強くて堅いものを感じる不思議な読後感。びっくりするような出来事も起こらず、ただ静かに波紋を拡げるような日々の積み重ねがとても尊く感じられます。華やかな表舞台に立つ人もいれば、その人たちを陰で支えるブレない重石のような人たちもいて、そんな事は分かっているんだけどこうやってストレートに突きつけられるとやっぱりグッときます。ピアノって本当にいいなぁ。幼い頃家にやってきた調律師さんの仕事を呆気にとられて眺めていた事を思い出しました。最後の発表会で弾いた曲が結婚行進曲だった事も。
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2022年7月にナイスが最も多かったつぶやき

豆電球

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2022年7月の感想・レビュー一覧
12

豆電球
「恐れ」という見えないものを捉えようとするストーリーがエンデらしいとは思ったものの、別の筋道を通り出して終わりを迎えてしまった印象が残ります。が、もう一つのエンデらしさ、現実と物語の溶け合う感じはとてもよく表現されていて、本好きにはたまらないものがありました。junaidaさんの挿絵も物語の雰囲気と相まって最高。広げた大風呂敷を見事に畳み大団円を迎えるラストもとても良かった(最も不安だったクニルプスの着地点にもニンマリ)。読書の醍醐味の一つであるこういうカタルシスを子どもたちにも是非感じて欲しいです。
もぐ
2022/08/06 10:20

他の人が書いた部分に違和感を持たないか、ちょっと心配してたんですけど…豆電球さんのレビューを見た限りだと問題なく読めそうですね!読むのが楽しみです(^-^)

豆電球
2022/08/08 21:21

もぐさん▶コメントありがとうございます♡エンデヘの愛は感じられる本でしたよ🙂ストーリーも普通に面白く、映像化したら楽しいだろうなぁという感じです🤭

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豆電球
これは男の子の為の文学ですね。男の子にしか分からない気持ち、理解できない行動、それが良いとか悪いとかでなく全て受け入れる、そんな包容力のある作品でした。つまらない大人の私は、決闘や度胸試しの場面ではつい危ないなぁと思ってしまうのだけれど、それを子どもの頃に経験するのとしないのとでは全然違う大人になると思うのです。危険から学ぶ事はとても多いのだから。媚や圧でなく、見守り受け入れる正義さんや禁煙さんのような大人でありたいし、子どもの頃のことを忘れないでほしいというメッセージには涙が出るほど共感しました。
豆電球
2022/08/04 15:58

"大人になった自分を支えてくれるのは子ども時代の「あなた」です"と仰っている石井桃子さんの言葉を思い出します。大好きな言葉です。

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豆電球
親には言いにくい事、友達には打ち明けにくい事、一人で抱えなきゃいけない様々な面倒くさい事。そういう「不自由」さを誰かと共有するのは難しいかも知れない。でもみんな似たような不自由を抱えて生きているんだって事を子どもたちには知っていてほしい。その為に本があるんだって事を知ってほしい。子どもたちが前に進めなくなっていると感じた時にそっと手渡してあげられる本と出会えた私もまた、本に支えられているんだと改めて実感。忘れていた気持ちを呼び起こしてもらえました。大人の在るべき姿も。311の話は折りに触れ再読したいです。
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豆電球
ふわっと柔らかい中にも何か強くて堅いものを感じる不思議な読後感。びっくりするような出来事も起こらず、ただ静かに波紋を拡げるような日々の積み重ねがとても尊く感じられます。華やかな表舞台に立つ人もいれば、その人たちを陰で支えるブレない重石のような人たちもいて、そんな事は分かっているんだけどこうやってストレートに突きつけられるとやっぱりグッときます。ピアノって本当にいいなぁ。幼い頃家にやってきた調律師さんの仕事を呆気にとられて眺めていた事を思い出しました。最後の発表会で弾いた曲が結婚行進曲だった事も。
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豆電球
表題作のインパクトの凄さといったら。まさか星新一で泣くとは思ってもみなかった(泣く人はあんまりいないと思いますけど)。これは人間の無邪気な愚かさを描いているのかとも思うのだけど、この現象が起こった理由を考えちゃって。そうすると胸に差し迫るものがあってなんだかもう涙が止まらなくなってしまった。全編通して物語を俯瞰するような客観的目線を感じるのだけれど、なんか…寄り添う慈しみみたいなものもそこにはあるように私は感じました。
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豆電球
平安末期短編集。公家のドロドロやそれに巻き込まれる市井の人々が描かれていて、著者の女性観がよく分かる話も多かったです。混沌とした世の中でなんだかよく分からないものに翻弄されている人々といった印象。それが、今後訪れる武士の世は来るべくして来るのだという説得力を持った最後の1編でこの本は結ばれます。武士目線の話は1つもなくて(盛遠は出家している)、それなのにああこれは敵わんなってところに見事に着地して終わるのです。ラストで印象の変わる話が多かったですが、この本そのものもラストで印象が変わるという二段仕掛け。
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豆電球
戦国時代の始まりに、その後を予見するかのような加賀一国の争乱。まさに戦国時代の縮図とも取れます。加賀の守護、地侍、本願寺の僧たちに門徒、将軍家、加えて山の衆など独自の生計を立てる者たちに名もなき民。一部を除きほとんどの人間が己の欲の為に戦っているのではないという事。行き着くべきは平らかな世であると皆が思っている。ただそこへ辿り着く為に描く道のりが違うというだけ。こんな本を書いてしまう北方謙三は本当にすごい。日本が舞台の歴史小説はこれで書ききったと仰っているようですが、そう言わずまだまだ読みたいです先生!!
豆電球
2022/07/20 07:31

まささん▶コメントありがとうございます🙂実は私も加賀の生まれで、実家は風谷から近いんですー🤭北方先生、ロケハンに来られたりしたのかなーと思うとドキドキしてしまいます🤣地元なのに一向一揆の事全然知らないので、勉強したいなと思いました。夏休み、新しくなった県立図書館で本探してみようかな🤔

まさ
2022/07/20 18:20

まさに舞台ですね!私は白山ろくに近いところに住んでいることもあって、つい、加賀百万石を一向一揆衆側で見てしまいます。県立図書館もぜひ!訪ねてみてください!!

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豆電球
生まれが加賀、しかも風谷はめちゃ近いので前のめりになって読みました。守護の座を巡って争う富樫兄弟、それを取り巻く地侍や本願寺門徒に加え山の衆や足利将軍家などが複雑に絡み、最初は少し苦労しましたが、戦のシーンは北方節炸裂で映画を観ているような臨場感。この先の展開も全く読めないし、着地点も想像つかない。下巻を読むのが非常に楽しみです。ちなみに風谷は今は緑に埋もれた廃村で人はもう住んでいません(小さなアトリエはあります)。豊かに描かれる風谷郷の今の姿を思うとなんだか切ない。食べ物のシーンは相変わらず美味しそう。
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豆電球
著者は冒頭で死生観がないと仰っていますが、私は死生観とは死に様であると同時に生き様でもあると思っています。著者の生き様、そして「"いつ死んでもいい"は本当か」という章に代表されるように生死に対する考え方が多く述べられているこの本が、著者の死生観そのものではないかと私は思いました。置かれた環境も暮らし方も年齢も全く違い、背負うものも多い今の私にこういう生き方は出来ませんが、103年生きてきた人の生き様を見せて頂き、改めて自分の生き様についても考える事が出来ました。
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豆電球
4人の語り手が過去を回想する事で後白河院の姿を浮き彫りにするといった手法なんですが、とにかく間接的で後白河院の姿がはっきり語られる事が少ないのです。うっすらと垣間見えるような院から読者がその姿を形成してゆかねばならないというようなイメージ。ただしこれが信頼できない語り手の様相を呈しているんです。特に第三部の語り手、吉田経房は院の言動を断定しきっていて気味が悪くなるほど。全然信用出来ない。そういうなんだかよく分からない胡散臭さも含みながら後白河院の姿が浮かび上がってくる、そんな感じを受けました。面白かった!
らじゅう
2022/07/06 07:51

感想を拝見しました。読み方が、深いですね。勉強になります!

豆電球
2022/07/06 14:10

らじゅうさん▶コメントありがとうございます🙂著者の意図するところであったかは分かりませんが、なんか途中から気味悪くって💦そういう気味悪さも含めて後白河院という人物を描き出したのかなぁと勝手に解釈しました🤔

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豆電球
唸るほどに面白い。湊川の戦いにおいての楠木正成の解釈はかなり腑に落ちました。色んな小説を読みましたが、死地に赴く正成の心情をここまでスカっと言い切った本には出合った事がないです。天地道徳の概念によってかは分かりませんが、どうしても「武」に傾く事が出来ない人だったのでしょう。それから義満を「文」の人と定義しそれが太平の世をもたらしたと締めていますが、もう一人「文」の人、いましたよね?彼の「文」は何故太平の世に繋がらなかったのか、テキストでは触れられていません。番組上でその部分に言及するのかな。楽しみです。
豆電球
2022/07/05 13:05

一つ気になったのが、尊氏を弱い弱いと連呼していますが、戦はめっちゃ強かったと思うんですよ。「公」と「武」にそれぞれ属しながら強と弱の関係が成り立っていたからこそ足利兄弟最強だったんだと思ってます。そのバランスが崩れてしまった先に観応の擾乱があるんですよね。尊氏はただ弱いリーダーって訳ではなかったんじゃないかなーと思います。

豆電球
2022/07/05 13:10

私本太平記は読んだけど、やっぱり太平記が読みたい!!現代語訳ってないんでしょうか。巻末に載っていた岩波の六巻セット買ってみようかな。

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豆電球
改めて平家物語を繙き、当時の風俗や世相と照らし合わせならが読み解いていく。仏教、特に法然の説いた浄土宗の影響が色濃く出ていて、一部を除きほとんどの人物が命果てる時には念仏を唱えているという事を知り、そう言われてみれば南無阿弥陀仏はよく出ていたし、成仏でなく往生するという価値観が生まれた事による死生観、そういうものを改めて感じる事が出来て良かった。巻末の「太平記」との比較という補講も非常に興味深かったです。それと「耳なし芳一」を読んでみたくなりました。怪談だと及び腰だったけど今なら読める気がする。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/23(418日経過)
記録初日
2020/01/05(953日経過)
読んだ本
182冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
60881ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
160件(投稿率87.9%)
本棚
24棚
性別
血液型
O型
自己紹介

南北朝と平安末期、戦国時代メインの歴女。
絵師を描いた歴史小説も好きです。
歴史小説の他、純文学、ファンタジー、児童文学あたりを好んで読みます。
エンタメ小説はあまり読みません。

家には図書室があり、1000冊近くの絵本を所蔵しています。
子どもが生まれてから絵本のある子育てをしてきましたが、2人共小学生になり、児童書へ移行中。
児童書はこちらで記録をしますが、絵本はやめておきます。(恐らく絵本だらけになってしまうので)
こちらに登録する以前の、読了日が分からない本も既読としていません。再読したものから登録していきます。

司書資格を持っていますが全く活かせていません。
いつか図書館で働けるといいな。
おばあちゃんになったら我が家の図書室を利用して家庭文庫を開くのが密かな夢。

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