漫画でわかりやすく解説されていました。どれも確かに気になりましたが、中でも、「色付きのりはどうして時間が経つと色がなくなるのか」に興味かわき、勉強になりました！

「走れメロス」は、学校で習った時に「セリヌンティウスはどう思ってたんだろうか」と考えていたことを思い出しました。まさにその視点からだったので、「でしょうね。そう思いますよね。」と頷きながら読みましたし、フィロストラトスとの出会いなんかも意外性があって面白かったです。「あしながおじさん」は思いがけない視点で、夢中で読んでしまいました。こんな感じで書かれるとは（笑）。

ノーベル文学賞を受賞された方なので、見つけた時はすぐ「読もう！」と思い手に取りました。お話の中に深く深く自然と入り込んでしまいました。涙、子ども、鳥、おじさん、おじいさんなど登場人物がそれぞれ何を象徴しているのかなと考えました。様々なことを経験した中にある深みを私も見つけていきたいなと思いました。

こんなに面白い本なのに、どうして今まで読まないできてしまったのか。７、8年も前に買って、本棚に並べていたのだけれど、子供どころか私が未読だったので「100分de名著」で紹介されていた「ドリトル先生航海記」を読む前に読んでみました。児童用かもしれませんが完訳とのことですしイラストも可愛らしいので、井伏鱒二訳ではなくこちらのシリーズにしようかなと思っています。差別的な内容で、子供に読ませるのを躊躇いましたが、最後にその部分についての丁寧な説明もあり（必ず子供にそこまで読んでもらいたいですが）良かったです。