読書メーター KADOKAWA Group

2024年6月の読書メーターまとめ

Yukiko Yosuke
読んだ本
58
読んだページ
12385ページ
感想・レビュー
58
ナイス
1641ナイス

2024年6月に読んだ本
58

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2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yukiko Yosuke
ネタバレ第3巻。小人のお城事件/件の予言事件/再びの人狼事件の3話収録。人外の存在と人との共存は可能ではと思わせる、香苗とあさひの友情と小人家族のお話。だが、件の予言にまつわる事件から、夏樹や御崎の危険な未来の予言と続く人狼との戦い。久しぶりに小説を書くのが楽しいと筆を進める御崎の作品はとても悲しい物に仕上がっていて、人と共存できなかった人狼の哀しい運命と重なって不穏さを隠せない。でも、御崎を人の世界に繋ぎ止めるのはあさひの存在で、彼女の御崎への、御崎の作品への想いが御崎をこの世にとどめ続ける。一気読みでした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

Yukiko Yosuke

GW明けから忙しくて現実逃避を読書で。読み始めるとふっとその世界に意識が落ちてく瞬間が好きです。今月も色々な作品との出会いを楽しみに、読友さんのレビューを覗かせていただきます。よろしくお願いします!/2024年5月の読書メーター 読んだ本の数:65冊 読んだページ数:13457ページ ナイス数:1825ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/129061/summary/monthly/2024/5

一条梓(アンフィトリテ)
2024/06/05 01:37

今月もよろしくお願いします。

Yukiko Yosuke
2024/06/05 01:55

こちらこそ、よろしくお願いします!

が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
58

Yukiko Yosuke
ネタバレコミカライズの先を読みたくなり。(現時点で2巻まで出てる)この先がこんなに面白いとは。異性を惑わす容姿を持ちながら、剣の腕を磨き商売人としての能力の高いバイレッタが、とんでもない条件に合致して嫁いだ伯爵家。嫁いだら夫は戦場へ、そのまま8年顔を見ることも無く婚家の歪んだ関係を是正し、関係した人たちを誑し込んでしまう様子に、人の心の機微に疎い夫アナルドの気持ちがどんどんバイレッタに向いていく様子が面白い。でも、言葉足らずのせいで誤解させてばかりでやきもき。次巻では、アナルドが標的となった騒動が起こるっぽい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレヤマシタ先生初コミックス「くいもの処 明楽」のプロトタイプ版。同人誌の電子化だそう。なるほど、ストーリーにかぶる部分多いなと思ったら番外編ではないのか、確かに。短編なはずなのに、コマ数、台詞数の多さ、濃密さに圧倒される。でも、初コミックスで見られる明楽の、年下に迫られる迷いや、徐々に惹かれる気持ちは変わらない。倍楽しめた感じです。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレヤマシタトモコのデビューコミックス。居酒屋『くいもの処 明楽』の店長・明楽とバイト・鳥原の「好きなんスよ」という告白から始まるストーリー。聞いて「しまった」と思い、言って「しまった」と思う20代の鳥原と30代の明楽が色々な気持ちを経験して関係を深める姿がリアル。進んでいいのか躊躇するおっさん明楽の戸惑いが良かった。/短編も味わい深い。一番の親友に気持ちを打ち明けられずに先生と関係を持って忘れようとする高校生や、職場の年上男性に懸想する若者とか、面白い。はっきりしたエンドが無い分、想像力が掻き立てられる。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「夜明けの唄 4」番外編。アニメイト限定版の小冊子の電子化。覡であるエルヴァは夜黒い海と戦わねばならないので、日中は寝る。アルトは普通に日中に起きる。生活時間が重ならないから溜まるアルトの不満がかわいい。それを知ってか知らずか、新月の次の日に2人でお出かけ。自然と触れ合って、心も触れあって…とほのぼのしました。本編が重い分、2人の屈託なく戯れる様子が尊いですー。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ大企業の社長令嬢で生徒会長の園宮純礼と、偶然彼女を助けることになり、専属執事として働くことになった高瀬恒。危ないことに足を突っ込み人を助けようとする割には男性恐怖症?な純礼に、そんな彼女を好ましいと思いつつも冷めた目で見ている恒と、2人とも触れられたくない過去がある。あと、恒は覚えているけれど純礼が覚えていない2人だけの過去も。きっとその過去からこの2人はつながってるんだろうな、という期待がむくむく。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ眷愛隷属シリーズ第8冊目。白狐を眷属とする討魔師・有生と子狸を眷属とする慶次。自分が原因で井伊家のターゲットになってしまった慶次を守るためにアップグレード中の有生が頼りになるのか頼りにならないのか終始不安になる展開だった。慶次が討魔師試験を受けた時に一緒に受けなれなかった健を怪しい新興宗教から救い出すのが本筋だが、それ以外にも柚の討魔師試験最後のチャレンジ、意外に縁結びの能力が開花しつつある慶次のお仕事など、キャラの面白さ以外にも色々読みどころが。次巻も早く読めるといいな。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレボツワナが舞台の、探偵事務所を開いたプレシャス・ラモツエの少女時代のお話。生まれながらの探偵の素質があるプレシャスは、人の見た目や噂に惑わされずに、事実を積み重ねて真相に迫る。給食のパンが盗まれた事件で、犯人と疑われた少年は、太めの少年ポローコ。太っているから食べるはず、食べたいから人の給食も食べるはず、と根拠のない思い込みから犯人として仕立て上げられていく恐ろしさと、それに対して毅然と立ち向かうプレシャスのカッコよさがなかなか楽しい話でした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ低学年向けの読み聞かせ絵本として重宝してます。今日も2年生のクラスで。お話自体の楽しさもさることながら、細かい所にこだわりがあるのが楽しい。例えば一つ目小僧に差した「一つ目ぐすり」。看護師のぞわぞわさんが準備している目薬には「二つ目ぐすり」「三つ目ぐすり」があったり、本棚の本の題名に「オバケとしょくじ」「つくも神のやまい」とお化け専門書があったり、壁に貼っているポスターがお化け用の健康標語にちゃんとなっていたり。表紙カバーの折り返しには、「今夜の処方箋」とどろろん先生の明日の選ぶ衣裳が書かれてます。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「幽霊城の旦那様」読み切り面白かったからね。この先の展開も期待です!/「墜落JKと廃人教師」とうとうラスト2話。死にたがり女子高生が登場した時はどうなるかと思ったが、ちゃんとラブストーリー。/「春の嵐とモンスター」南須君推しですが、栢くんの気持ちも分からないでもなく…。/「琥春くんの細胞を」6.5話で2人の出会いを描くとは。勿体ない。でも良かった。/「わたしの先生は顔だけ怖い」ちゃんと落ち着くところに落ち着いたぞ。/付録は栢くんのクリアポスターにガラかめ&パタリロのチケットホルダー。さすが花ゆめの付録。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ金狼国の王代ユドハとその番・アスリフのディリヤの6冊目の本。表紙通り、キラキラした宝物を詰め込んた短編集。番として、家族として、ユドハと1日1日をキラキラした気持ちで重ねるディリヤの人としての成長、愛情を目いっぱい楽しめる1冊。/視察中に立ち寄った村の奇祭に参加、様々な人の思惑を知りつつ、圧倒的強さで(少々陥れられたりもしたが)勝利する2人が強すぎる。/ユドハの親友タイシュが訪れたタイミングで、色々ミスをやらかすディリヤ。狼の群れに馴染む努力をするが故の失態、さらっと暗殺ができるのに苦悩する健気さがいい。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第3巻。北の森で、王弟かつ騎士団長のジェラルドに守られながら竜の子ラクスを育てるシャーロットだが、不運なことに婚家に拉致監禁されてしまう。独自理論でシャーロットを詰る婚家の面々には反吐が出るが、理論立てて解放を訴えるシャーロットは強くなった。成長したラクスによって救出され、婚家は処罰されることになるが、今後が問題。ジェラルドがラクスを使役する術を使ったことで運命共同体になったこと、怪しい人物が北の森へ向かおうとしていること。護衛になった2人の兄達は強いのかな。ちゃんと守ってあげて欲しいな。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
50周年記念の花ゆめ本誌は表紙キラキラ仕様、500頁超の大ボリュームの超特大号。アニバーサリーブック「GOLD」と複製原画セット付で(花ゆめ展に行って分かった)35年超の読者としては歓喜の1冊/「暁のヨナ」2000年前の過去と今が繋がった/「春の嵐とモンスター」南須君推しでしたが、今回は歓喜の一話でした/「墜落JKと廃人教師」高校卒業したからね。18歳だしね。想いが通じてもいいよね!/「神さま学校の落ちこぼれ」未来が視える怖さ、それに抗おうとする強さ/どんな作品でも受け入れてきた花ゆめらしい1冊だった。
Yukiko Yosuke
2024/06/23 01:45

付録の複製原画。「ガラスの仮面」がトップバッターなのは陶然として、「ぼく地球」「動物のお医者さん」「なんて素敵にジャパネスク」「赤ちゃんと僕」「天使禁猟区」「花ざかりの君たちへ」「紅茶王子」「フルーツバスケット」「世界で一番大嫌い」とレジェンド作品のオンパレード。もちろん「暁のヨナ」「スキップ・ビート!」と今も続いている作品もあり。層の厚さが花ゆめらしいな~。

Yukiko Yosuke
2024/06/23 01:47

もう一つの付録アニバーサリーブックでは、鈴木ジュリエッタ画「暁のヨナ」、草薙みずほ画「推しに甘噛み」を見ることができて至福。

が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ500頁超の大ボリューム。50周年記念の「ザ花とゆめ」は表紙キラキラ仕様、アニバーサリーブックSILVER付の豪華さ。読み切り多め、花ゆめ本誌で活躍する機会のある作家さんも多く、読み応えありました。「野良猫と狼」こないだ買って積読してる既刊を読みたくなりました。/「ファーストデートは金婚式で」老夫婦が若返るアニメやってるけど、こちらはじいちゃんの方だけが若返るお話。いいお話だった。/その他も味わい深い作品多し。本誌にも来る作品が出てくるかな~。/付録に寄稿していた作品&作家さん、全部分かる…。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ日菜乃達のグループがまとめようとした「学校の歴史」。その資料にと校長先生から借りた学校の歴史の本が入ったクラスの落とし物箱がなくなった。その落とし物箱には不思議な話がいくつもあり、学校の七不思議なのではという疑いも。この赤い落とし物箱を巡って日菜乃達が謎を探り、学校の歴史の本を探そうと活躍する。小説のような謎解きを楽しみながら、日菜乃達の一人ひとりが「伝えたいこと」を心に持ち、結束を高めていく様子が頼もしく思いながら読める。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ猟奇的な殺人事件のプロローグから一転、毎年朝顔市に家族で出かける蒲生家、その次男蒼汰と同年代の孝美の出会い、従兄を亡くした梨乃と、その祖父周治の謎の死と立て続けに様々な登場人物、シーンが展開され、一体物語はどこへ向かっているのかとやきもきしながら読み進む。周治を誰が何故殺したか、蒼汰と梨乃、そして蒼汰の兄や周治に息子を助けられた刑事と、様々な人達がそれぞれの思惑で動いていく。誰が欠けても正解に辿り着かない綿密に練られたプロットに舌を巻いた。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第7巻。天空の迷宮「浮遊島」を、怪しい感じにしか見えない死霊術師のジャンと攻略するフラン達。前巻の最後に出てきた死霊喰らいが、ジャンの放った死霊従魔ステファンだったとか、反則過ぎる…。でもまあ、その先の死霊の王・リッチとの戦いを見るとそれも仕方ないと思えてくる。戦闘シーンが続き、一体今どんな技で戦っているのか理解不能に陥ってしまうのだけれど、フランはこれまでの経験を糧に確実に強くなっている。そして、「名無し」が誰なのかが次巻で分かるのか…。という訳で次巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレホストの美山と人気モデルの泉輝。人の心が読めることでホスト業界でのし上がってきた美山は、実は泉輝の熱烈なファン。偶然出会った彼を自宅まで送っていったことをきっかけに親しくなるが、会って彼の本心を知ると、彼はSで美山を緊縛して組み敷きたいということが分かってしまう。でも抗えない美山は、徐々に泉輝の虜に…。色々設定過多なのに、それを上手く昇華してSMなのに読みやすい作品に仕上がっていた。相手の支配したい気持ちが分かっても、それに応えたい自分というのがいいよね。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ超絶仕事のできるイケオジ課長・小鳥遊と絶対零度男子・氷渡の外面/内面のギャップが楽しい本作品。だんだん氷渡のぶっ飛び度合い、妄想度合いが高まってきて、彼もイケメンなはずなのに、それがほぼ語られない潔さがいい。SNSで取り上げられ一躍時の人となった小鳥遊が、自分から遠い存在になりそうな寂しさから同居を申し出た氷渡だが、そりゃもう妄想が過ぎて楽しい。一方、ようやく氷渡への気持ちを完全自覚した小鳥遊だが、東京タワーの外階段デート(しんどいぞ)でようやく…。全裸とか結構出てる割に全然エロくない。次巻どうなるか。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレアラフォーでバツイチのメンズ下着メーカーの営業部主任・佐倉と、無表情で佐倉にだけやたら厳しいZ世代新人の藍井。会社で佐倉がちょっとオイタをしようとしていたところを藍井が見てしまったことからちょっとずつ関係が変わっていく。佐倉のかき集めたZ世代に対する知識のせいで、藍井の言動を明後日の方向に勘違いしていて、いつになったらこやつは藍井の気持ちに気付くのだ、とじりじりしてしまった。でもそこが面白かった。佐倉から見た藍井の表情が徐々に柔らかくなっていくのが可愛かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ登録のため再読。終戦直後の日本。戦地で友人を亡くしたトラウマを引きずり他者と一線を引いていた征四郎と、当時はまだ忌避されていたゲイであることから孤独を感じ、征四郎に自分の孤独を重ねた進駐軍のジム。ジムを利用して自分の環境を変えたい征四郎の本心に薄々気付いていながらも、時を重ねていくうち本気で想い合うようになった2人が一度は引き離され、でも自分達の意思でまた手を取り合い前へ進む様子が、心に染み入るように描かれていた。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ超絶仕事のできるイケオジ小鳥遊課長と絶対零度男子と呼ばれる若手社員氷渡の外面/内面のギャップに加え、小鳥遊が自分の気持ちに気付いていく過程が萌える作品。ホテルと銭湯で見たからと言って、会社で会った小鳥遊が全裸に見えてしまう氷渡(鼻血も出す)が最高。徐々に周囲に自分を出していく氷渡と、彼にパワハラ疑惑をもたらした中井戸との関係修復のエピソードが熱い。昭和的なノリも感じるがこちらも昭和世代なので問題なし。次巻は小鳥遊の周囲が騒がしくなるのかな。次も読む。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ色気をまき散らすイケオジ課長と、絶対零度男子の外面と内面のギャップが楽しい作品。総合商社の超絶仕事のできる営業課長・小鳥遊は1年もの間EDだったが、若手社員・氷渡の前で復活してしまう。氷渡は幼い頃から小鳥遊に憧れ会社に入ったほどの筋金入り。背景に、小鳥遊への溢れる想いを背負う程なのに、率直に口に出せないそのギャップが萌える。そんな氷渡の態度に勘違いしつつも、徐々に彼の気持ちに揺り動かされていく小鳥遊の絶妙な表情も良きかな。氷渡からの「ED直しましょう」発言で次巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ「ボーイミーツボーイ」でも「ボーイミーツガール」でもなく「ボーイミーツマリア」という題が秀逸。幼少期に女の子として生きなければならなかったために心に酷い傷を負った優、家庭問題で苦しみ他人の内面に深く入り込まないようになった大河。最初は空気の読めない大河が優に懸想していつか女装の意味を知って仲良くなる話かと思っていたら、全然違った。人のセクシュアリティや寄る辺にしているものが曖昧な現代で、お互いがお互いの苦しみやその中でもがく強さに気付いて憧れ、惹かれ合っていく様子がとても丁寧に描かれていて惹き込まれた。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を交通事故で亡くした朝と、彼女を引き取った叔母の小説家・槙生。突然いなくなった槙生の姉、朝の母・実里が何を思い感じていたのか。他人に突き付けていた「こうあるべき」を自分にも向け、自分自身がそれにそぐわない人生を歩んでいたことで自分に違和感を抱いていたのではないか。それでも娘の朝への愛情は確かなもので、でも形あるものではなく、残された朝には何が真実なのか分からない。そして、朝はやっと両親の死を受け入れたようだ。叔母との生活、始まった高校生活に紛れていた彼女の感情が爆発する巻だった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ金狼国の王代ユドハとその番・アスリフのディリヤ。過去を思い出しかけていたディリヤは父エリハによって再び記憶を奪われた。ユドハや子供達を案じてウルカを離れたディリヤ、ようやく明らかになるディリヤの両親とディリヤの凄絶な過去、その過去を知りディリヤを探し出すユドハ。ようやくユドハが出会ったディリヤは16歳までの記憶しかなく、アシュの親として大人にならざるを得なかったディリヤとは異なる存在。遠慮も無く、無防備で、恋も知らないディリヤと向き合うユドハに、ディリヤが徐々に惹かれる様子に萌えた。シリーズ一面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ最新刊を読んで再読、登録。超人気俳優の麻水と、初共演ドラマが当たって人気の出た由岐。ドラマの続編が映画化、再び共演できると喜ぶ由岐に対し、何かと由岐に絡んでくる山瀬に煽られ、ポーカーフェイスに時折本心をにじませる麻水。独特の雰囲気あるテンポ感と、エロい麻水の目力に圧倒されつつ、演技の迫真度合いに魅了される。いやー、この作品、芝居に詰まった時に自分の気持ちを振り返ってみることで前に進むという展開なので、とっても前向きかつ期待しつつ、何度でも読める。山瀬が何故由岐に絡んできたかの理由も面白かった!そっちか!
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ作家&作品買い。家族より小説家の道を選んだ父の自伝的小説の映画の中で父本人を演じる麻水と、古いタイプの監督と新たなドラマに挑戦する由岐が遠距離でもお互いを支え合って背中を押し合う様子が丁寧に描かれていてとても良かった。役者を追い詰めていい演技を出させるタイプの監督に対して、対話を諦めない由岐を、陰で批判する人は必ずいるが、ちゃんと評価してくれる人も、歩み寄ってくれる人もいる、そのことに気付けるのが大切。そんな気持ちを引き出した麻水の存在が尊い…。さらに、麻水にぐずぐずに蕩かされる由岐の様子も尊いです。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を交通事故で亡くした朝と、彼女を引き取った叔母の小説家・槙生。亡くなった朝の母、槙生の姉が残した感情。朝にとっては時折何を考えているか分からない存在で、槙生にとっては呪いのような言葉を突きつける存在。人一人が存在することはこんなにも複雑で、残された者の感情が整理されていくのには時間がかかる。普通のことを風雨にできないと自己を評価する槙生が、自分が傷付けたのに自分から離れなかった笠町に再び何らかの想いを抱く。それって、朝が来たことで心に変化が訪れたということなのかな。不器用な大人の恋愛にドキドキした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレずっと読んでいた花ゆめのコミカライズの原作を初めて読んだ。舞台は平安時代。大納言家の(いわゆる)お転婆姫・瑠璃が巻き起こすラブコメ。幼い頃に将来を約束したが亡くなったという吉野の君、瑠璃が祖母を亡くした際に慰めた筒井筒の仲(らしい)の右大臣家の高彬、謎多き存在の鷹男、と瑠璃の周囲の男性は個性豊か。父大納言の結婚させたい企みをかいくぐり、鷹男に頼まれ前左大臣の入道邸に間諜として入り込み、と普通なら屋敷の奥から出てこない深層のお姫様が大活躍する話で、当時夢中で読んでいたのを思い出した。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレいきなり表題の読みにくさに苦笑。何でも(いわゆる普通とは)アベコベのアベコベさん。起きるのは真夜中、普段着で寝て、パジャマに着替えて活動します。私達の普通でちゃんとしている、の正反対を行く生活をしているアベコベさんが、お隣のプラムさんに娘のルーシーの面倒を見てくれとお願いされます。ルーシーに奔放な生活の一片を見せ、そこに忍び込んできた泥棒を「ちゃんと窓から入ってきたお客さん」と認識するのも、そのもてなす方法も規格外。泥棒を撃退してしまいます。「世の中には色々な人がいる」本当か?と突っ込みたくなる最後。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第3巻。小人のお城事件/件の予言事件/再びの人狼事件の3話収録。人外の存在と人との共存は可能ではと思わせる、香苗とあさひの友情と小人家族のお話。だが、件の予言にまつわる事件から、夏樹や御崎の危険な未来の予言と続く人狼との戦い。久しぶりに小説を書くのが楽しいと筆を進める御崎の作品はとても悲しい物に仕上がっていて、人と共存できなかった人狼の哀しい運命と重なって不穏さを隠せない。でも、御崎を人の世界に繋ぎ止めるのはあさひの存在で、彼女の御崎への、御崎の作品への想いが御崎をこの世にとどめ続ける。一気読みでした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーはお勉強のために遅れないよう向かうのだが(学校かな?)、様々な邪魔が入っていつも遅刻してしまう。マンホールから現れるワニ、茂みから現れるライオン、橋を渡ると襲ってきた高波。でも先生はそれを信じない。でも、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーは、先生が助けを求めた時にお返しをする。皮肉が混じった、でも子供らしい前向きなラストでした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ神と契約しスキルを得られる世界で誕生直後にゼウスと契約を交わし、膨大な力を得たユノ。女神アスタロトと神獣フェンリルとの争いを終結させ、邪神ノアを登場させ、一体どんな方向へ話を持っていくのか…その前に新たな登場人物が。魔法学園の生徒会副会長のロイドの含みを持たせた発言、以前ルナを陥れようとしたセシリアの騎士となったマロが契約しようとしている神マルファス。ロイドやマルファスが気付いている真実がそろそろ明らかになってきて欲しいなあ。/女学園ではやっぱり攻/受が気になる子達が多いのね。(笑)
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ神と契約しスキルを得られる世界で誕生直後にゼウスと契約を交わし、膨大な力を得たユノ。神獣フェンリルを救うために自分が邪神になりきろうとするが、この世界の成り立ちや神々の思惑を測りかねて逡巡してしまう。彼の底力は一体どこまでの強さなのか、自分とは別の存在としてノアを登場させる必要があったんだろうかと何となく割り切れない巻。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ神と契約しスキルを得られる世界で誕生直後にゼウスと契約を交わし、膨大な力を得たユノ。合宿の場「神獣の森」で魔軍暴走(スタンピード)とその原因・女神アスタロトと神獣フェンリルとの戦いが始まる。フェンリルを助けるために参戦するユノだが、アスタロトの魔術・話術に翻弄され、自分の立ち位置、目標を見失いそうに。危なっかしいことこの上ない。バトルシーンの迫力はさすが、次巻どう収めるのかが気になる。/女神アテナ、大食漢と判明。よく食べる子、カワイイ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ作家買い。転生×Dom/Subもの。ブラック企業の営業から品証部に異動した幹人は残業中に脳梗塞で倒れ、…目覚めた先は色々と異なる世界だった。自社はホワイト企業で、自分は品証部への異動前、勝手にライバル視していた梁川とは同期として関係があり、彼からダイナミクスの概念を教わる。前半、幹人がおかしいのか世界が変わっているのか、で混乱しつつ読み進む。うっかり自分の性をばらしてしまった幹人を心配した梁川と形式的なパートナー契約を結び、一緒にいると安心する存在に。世話好きDomって初めて見た。こういうのもいいですね。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を交通事故で亡くした朝と、彼女を引き取った叔母の小説家・槙生。朝の両親が生きていた頃、彼らが朝に言っていた言葉、「なりたいものになりなさい」。現実はちょっと違っていて、親が自分が良いと思えるものは許し、そうでないものは無意識に制限を設ける。両親が生きていた頃は矛盾を感じなかったことが、いなくなった途端、自分で全てを判断することになって、気付けてしまう。決めてもらっていたこと、これからは自分で決めないといけないこと。両親の死をまだ完全に消化できていない朝を見守る槙生の忍耐。人と一緒に生活する苦しさ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を交通事故で亡くした朝と、彼女を引き取った叔母の小説家・槙生。現在形で母のことを語る朝と、姉との関係は過去完了だと言う槙生。正反対な2人が一緒に生活をしていく中で、夫々の思いを伝えあい、折り合いをつけていく。自宅の片づけで思い知る、人の存在がいきなり消えた後の空虚感。親が死んだ子だと皆に知られ、自分は普通とは思われなくなった絶望感。そんな思いを突きつけられ、抗い、叫びながらも残った者は生きていくんだなあとしみじみ。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ映画化のおかげか、無料お試しで読めると知り、再読。突然両親を交通事故で亡くした朝と、彼女を引き取りたがらない親戚の前で啖呵を切って引きとった叔母の槙生。人懐っこい朝と違い人見知りで人と長く一緒にいるのに抵抗感がある槙生が、朝の心を見守りながら少しずつ生活を軌道に乗せていく。元カレの笠町にも相談し、これまで小説家という職業も手伝いほぼ一人で閉じこもっていた槙生の人生も変わっていく。この作家さんは言葉の選び方、シーンの描き方が巧みで、この心情の表現にこうくるか…と。再読しても味がある。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第7巻。題名からどんどん遠くなっていって、溺愛はどこなの?と毎回思いますが、ホント、どこまで話が膨らむんだろう…。今回は革命軍との内乱勃発となりそうな状況下で、アンナの母イザベラの戦略、エクリプス家当主の謀略、様々な大人達の画策がもつれる中でケネスに会いに行こうとするアンナ。革命軍と行動を共にしていたが、状況を打開するためにアンナに会わせてくれと言うケネス。2人が出会ったらどんな交渉が待っているんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ衝撃的な題名に手に取った。何者かに痛めつけられた愛犬リクを助けようとするシーンから始まる物語。主人公光一が、リクを死なせた父に損害賠償請求訴訟を起こそうとし、友人の沙紗や弁護士志望の敦、義母の真季に助けてもらいながら法廷まで辿り着く。光一にとって絶対的な存在である父の目を掠めての証拠品集め、リクの行動の違和感、光一の心や身体の不自然な描写に何となく父と光一、リクの間に何があったのかを想像するが、それらが法廷で暴かれる。光一が本当に暴きたかったこと、求めていたものが吐露されもらい泣きを誘う。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ商売人志望の主人公バイレッタの賢さと交渉術の上手さが小気味よい。結婚後8年間も音沙汰の無かった夫アナルドと、1か月以内に子供が出来なければ離婚するという賭けをしてからも、これまでやってきたように領地経営に勤しむ彼女。伯爵領の収穫物の横領を見抜き、その真相にまで辿り着く。彼女の場合、断罪ではなくより良い交渉でお互いWin-Winの関係を目指すので、見ていて気持ちがいい。そんな彼女に対するアナルドの感情や表情が徐々に優しくなっていくのだが、それに戸惑っているのも可愛い。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ両親を亡くし兄弟だけで暮らす柚木家の長男・隼、次男・尊、三男・湊、四男・岳とその周囲が織りなす優しいハートフルストーリー。今回は、他に恋人を作って出て行った宇多の父親・理久が登場して、二階堂家の家族関係に変化が。ヒモ体質な理久と、咲は復縁できるんだろうか。湊の「戻りたくても戻れないものもあるんだよ」という台詞が胸に刺さる。そして小説家だった柚木家の父の話。夢を追いかける父と、それを支える身重の母との貧しくても優しい生活。隼が書いた作文に泣いちゃった。/4000冊目は思わずもらい泣きしたこの作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ第9巻。悶々とした前巻から一転、色々と裏事情が分かり、クリストファーの考えや王妃アンリエッタの思いを知り、虫かぶりと言われる程の本の虫だからこそ、知識を探求し民を富ませることを諦めない自分のことを認めてくれている存在がいるとエリアーナが自己肯定感を持つようになる巻。ちゃんとクリストファーへの愛情を示すこともできるようになってきたよ。相変わらず表情の柔らかさは天下一品。/アニメ放送されたところまでコミカライズが追い付きました。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ作家買いです。舞台は1929年のNY…ときたらそう、世界恐慌って目の前に浮かぶくらい、学校教育の怖さ。不穏な未来を感じさせる状況で出会ったロバートとエリオット。ドラッグストア経営だと言うが黒い噂のあるロバートと、黒髪の少年が初恋だったエリオットが人種差別や時代の流れに翻弄されながら、互いを求めていくお話。味のある作品を描く大島さん、今回も味わい深かったです。
が「ナイス!」と言っています。
Yukiko Yosuke
ネタバレ眷愛隷属シリーズ第7冊目。白狐を眷属とする討魔師・有生と子狸を眷属とする慶次。花見の宴では、耀司と有生が大将として戦うことになり、夫々のチームメンバも意表を突くもので面白かった。直前の有生のオイタが原因ですぐに勝負は決まってしまったが、この先弐式家の中での有生の立ち位置が良くなるといいなあ。無理か。/慶次の隣に引っ越してきた優し気な柊也。だが、彼が隠している何か、別人のような態度や行動。行きつく先はモチロン井伊家。そりゃそうくるよね。子狸も頼もしくなり、子狼を手下扱い、ちょっとウケる。兄信長の体質も。
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ネタバレ両親を亡くし兄弟だけで暮らす柚木家の長男・隼、次男・尊、三男・湊、四男・岳とその周囲が織りなす優しいハートフルストーリー。今回は優秀な姉を持つ椿の自己否定から始まる騒動。姉のようにはできない、皆姉しか見ない、自分なんて価値が無い、と思ってしまう椿に、同じく優秀な兄が同じ学年にいる湊が共感し、手を差し伸べるが、元々陽キャな湊は姉の桜とも仲良くなれる。裏切られた気分になった椿に、何とかしてあげたい湊。自分が言われて嬉しかった言葉で椿を浮上させる、優しいお話だった。
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ネタバレ気になっていた作品で、ようやく1巻読めました。家政婦として働いていたルシルは、その家の主人との不倫を疑われ解雇、ずっと遠い田舎のコートデューで新しい生活を始める。住み込み家政婦として働き始めた家の「先生」は魔法使いで常に研究のことしか頭にない。「余計なことをするな」と無表情で言う彼の様子をよく観察し、何が求められているのか心を砕いてお世話をするルシルは優秀!いつの間にか気に入られ、ちょっとずつ会話らしきものも…。そんな折、元主人がルシルを連れ戻しに来てどうも激高した先生が次巻では鉄槌を下すのか?
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ネタバレ眷愛隷属シリーズ第6冊目。バディ解消後、別の相手と仕事をするようになった白狐を眷属とする討魔師・有生と子狸を眷属とする慶次。妖魔を従える井伊家の陰謀を止めるため、穢れたビルで眷属達の救出作戦に挑むが、そこで受けた穢れが元で子狸は慶次から離れ、慶次自身もネガティブ思想に憑りつかれてしまう。脳筋な慶次に今回もイラっとするが、子狸との絆が断たれたと思った慶次の元へ一人前になった子狸が登場した時はホッとした。穢れた眷属の浄化中でも泣く慶次の元へすっ飛んでくる有生の愛情も重い。癖のあるキャラがたまらない作品。
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刊行は今から30年近く前。きつねはらっぱの近くに住むこぎつねのコンチ。自然豊かな環境で育まれるコンチのちょっとした日々の生活や遊び、季節の移り変わりを優しい、柔らかな筆致で描きます。ぐりとぐらの作者の中川李枝子さん、山脇百合子さんのお二人が描く児童書。
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ネタバレ第3巻。交渉のために故国スレンヴェールに乗り込んだ元公爵令嬢エリアナ。国王、父公爵、妹ルーナに陥れられ命を落とすところがグリードの登場により形勢逆転。そしてスレンヴェールはグリードの属国となることが宣言される。こんなに簡単に国を落とせるのか、とまたも思うが、さすがにその後の揺り戻しがあった。グリードに反旗を翻す旧国王派の陰謀で、エリアナの友ジルが毒に倒れ、魔導士クリスも爆発に巻き込まれる。さらにグリードまで辺境に赴いたまま帰らない。泣く間も無く、次々前へと進もうとするエリアナが頼もしく思えてきた。
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ネタバレ第2巻。強欲の竜グリードの花嫁として使えることになった元公爵令嬢エリアナ。彼女を慕ってきた元宮廷魔導士長クリスが連れてきたアデルマイトの人々の惨状を聞き、単身アデルマイトを落としに行くグリード。え、国ってそんなに簡単に滅ぼせるものなの?とは思ったが、その後の復興は困難の連続。民も金も食料もない、マイナスからのスタートで国政に外交に徐々に頭角を現していくエリアナ。だが、交渉のために帰った故国スレンヴェールでは、国王や副魔導士長の陰謀により謀られてしまう。グリードに危機は伝えられるが、さてどう回避するか。
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ネタバレ家のためにと努力を重ね、王太子の婚約者となったリュミエール公爵家のエリアナは、妹ルーナの我儘で婚約を破棄され、傷心の自分を竜の花嫁として命を絶つ決意をする。竜が住むという火口に身を投げた彼女を助けたのは七竜の1人「強欲のグリード」。彼の加護を得たエリアナはグリードに仕える決意をする。ドライアドの若木を友とし、宮廷魔導士長クリスもエリアナの下に集い、ゆっくりと彼女の周りに彼女が信頼に値する存在が増えていく。この先の展開を読むと、この巻がゆっくりだったなーと思ってしまう。
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ネタバレさすがミユキ蜜蜂先生。異性関係はクズみたいなバンドマン狼と、父を亡くして祖母に引き取られてつまはじきにされていた高校生環の出会い。捨て猫をそのまま放置できない狼にいてもいいと言われ、世間知らずの環についつい世話を焼きたくなる狼と、自分の気持ちがよく分かっていない環が徐々に惹かれていく様子がさすがと言うしかない。誰にも居場所を貰えなかった環が初めて得た自分の居場所。この後色々波乱はあるんだろうけど、最後には安心できる場所になるといいな。
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ネタバレ眷愛隷属シリーズ第5冊目。ここまで来たらシリーズ買いです。白狐を眷属とする討魔師・有生と子狸を眷属とする慶次。ようやく両想いであることを確認し、付き合い始めた2人。幼い頃から討魔師を志してちょっと世間ずれしている慶次の、初デートへの思い込みに有生の代わりにイラっとする(笑)。でも伊勢神宮デートに満足する辺り、慶次も討魔師なんだなあ。2人が祈願した願いのための試練。慶次は全ての悪霊が視えるようになり、2人の関係が慶次の家族に露見しバディを解消。でも、ラブラブ感が上がって、変な2人だけど見てると癒されます。
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ネタバレ神と契約しスキルを得ることができる世界で誕生直後に全能神ゼウスと契約を交わし、魔法騎士学園で野良神アテナとも契約したユノ。この巻を何回か読んでいると、ちょっと設定が見えてきた気が。ユノが騎士契約を交わしたユノの母は美と愛の女神アスタロトと契約を交わしていると言う。そして、アスタロトが全能神と呼ぶのがサタンだと。なるほど、過去に何かあったのか。だから神々が天界からいないのか、等と考えながら読んだ。次はアスタロトの操る魔獣との戦いか。バトルシーンが楽しみ。
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ネタバレ両親を亡くし兄弟だけで生活する柚木家。長男・隼、次男・尊、三男・湊、四男・岳の4人兄弟とその周囲が織りなす優しいハートフルストーリー。湊が教員である長兄の隼に気を使い、自分の授業参観のことを秘密にし、それが隣人の虎次郎さんを巻き込み、尊や尊を巻き込み、…協力者を増やした結末は。そうそう、教員と言ったって家庭人。自分の家族のことを優先したいことってあるよね…と思っていた。/尊の弟愛、湊の弟愛を見ると、この2人、やっぱり兄弟だと思った。うんうん。
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ネタバレ草薙先生も後書きで書いていた241話、非道の限りを尽くしてきたチャゴルとラーン将軍の最期。本当に…?という思いが連載中にもあったが、単行本で読んでも同じ思いが。後で部下の報告だけで知る彼らの死がどんなものだったかは想像に任せる、というところなんだろうか。死ぬようなタマじゃないでしょって何回も思ったなー。ヨナ達の厳しい状況も続く。龍に姿を変え、南戒の援軍を殲滅するジェハ達。手を伸ばせば届くところに姿を見せても、ヨナにはその手を掴めない。ヨナとハク、ユンが四龍に遭い、仲間としていつも一緒にいた時期が懐かしい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/08/20(4865日経過)
記録初日
2011/07/02(4914日経過)
読んだ本
4448冊(1日平均0.91冊)
読んだページ
880061ページ(1日平均179ページ)
感想・レビュー
3296件(投稿率74.1%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100001122665796
自己紹介

大学院・専門学校・高校の男子3人と小3女子の母。某通信企業に勤務。小説(ラノベ含む)、ビジネス書、漫画と乱読タイプだが、在宅勤務が3年を超えて通勤時の読書時間がなくなり、漫画が多い昨今。いつも睡眠不足。

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