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「『ゆるす』とは、過去の出来事へのとらわれを手放し、相手を責めることをやめ、今この瞬間のやすらぎを選択すること」としています。ゆるす8つのプロセスを経て、徐々にこころが自由になっていくという、そのプロセスが大事なのでしょう。
『絶望死のアメリカ』を書いたケースとディートンはこう言っています。白人の貧しいアメリカ人に絶望死が目立っているという事実は、「貧困」が主な原因ではなく、「絶望死の原因の大半が低学歴アメリカ人から長期的に機会が奪われたことにある」としています。「『機会』というのは、働く機会であり、恋人をつくり結婚し、子どもを産み育てる機会であり、幸せな人生を手にする機会であり、『自分らしく』生きて自己実現する機会だ」とも続きます。それができない状況に絶望して死を選ぶということです。こちらも考えさせられました。
しっとりとしたエッセイも巻末にあり、何回も読み返したい。特に「図書館の木の椅子」は心に沁みる。「『忍耐』と『不屈』に護られるべき、人生という切ないものに必要なのは、どんなものより、よい木の椅子だ。」という素敵だ。
共楽Story Club(読書会)を月1回のペースでやっています❣️
3月の読書会は『博士と狂人』(サイモン・ウィンチェスター)を読みます。
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