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2024年8月の読書メーターまとめ

六月一日宮玲子
読んだ本
3
読んだページ
898ページ
感想・レビュー
3
ナイス
45ナイス

2024年8月に読んだ本
3

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

六月一日宮玲子
ネタバレついに美世と清霞が婚礼。この手のノベルにはよくあるのだが前巻で因縁の戦いが終えてしまうと最後の巻が蛇足になってしまうがこの巻もやはり蛇足感がある。結婚式をメインに持ってきたいのはわかるがわざわざ美世の昔の同級生を出してきて意味不明な呪いをかけたり唐突に呪物が出てきて婚礼に間に合わないかという危機感を持ち出している。そして最後は同級生、君緒が意味不明な逆恨みで美世を襲撃という無理な展開が多すぎる。結婚式の危機を持ち出すのならもっと大掛かりな展開でも良かったのでは。2人が無事に夫婦になれたので、大円団だろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
3

六月一日宮玲子
ネタバレついに美世と清霞が婚礼。この手のノベルにはよくあるのだが前巻で因縁の戦いが終えてしまうと最後の巻が蛇足になってしまうがこの巻もやはり蛇足感がある。結婚式をメインに持ってきたいのはわかるがわざわざ美世の昔の同級生を出してきて意味不明な呪いをかけたり唐突に呪物が出てきて婚礼に間に合わないかという危機感を持ち出している。そして最後は同級生、君緒が意味不明な逆恨みで美世を襲撃という無理な展開が多すぎる。結婚式の危機を持ち出すのならもっと大掛かりな展開でも良かったのでは。2人が無事に夫婦になれたので、大円団だろう。
が「ナイス!」と言っています。
六月一日宮玲子
ネタバレ明るい感じのホラー。物語の筋はまとまっていて展開的にも面白い流れであるが、おどろおどろしさはなくラブコメついでのホラーなのかなという印象。民俗学や資料を使っているというのはわかるが本の内容をそのまま写したような説明。最後の展開も結末も少々雑だ。陰惨な風習と神事が暴かれた集落がどうなったのか巻き込まれた女子高生達やその家族はどうなったのかが描かれていない。高校時代は大人しくて気弱そうだったヒロインが変貌していたというが、少々盛りすぎ。無神経というか暴言のような言動を繰り返していて読んでいて不愉快さがあった。
が「ナイス!」と言っています。
六月一日宮玲子
ネタバレ三島由紀夫の名作。大正時代を舞台に華族の令息、清顕と伯爵令嬢聡子の物語。よく「悲恋」と描かれているが、2人は決して無理矢理引き裂かれたわけではない。聡子は確かに清顕を愛していたのだろうが清顕は優柔不断で思わせぶりな行動で聡子と逢瀬をしたと思えば宮家との縁談が持ち上がった時には「関係ないから」と一蹴して、勅許が降りた途端に関係を持ったりと聡子だけではなく周囲も弄んでいるだけだと思う。三島由紀夫のような思想で清顕を描いたのは、時代への反発だったのかもしれない。流麗で美しい文章はまさに日本文学の最高峰だと思う。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/03/12(925日経過)
記録初日
2006/10/24(6543日経過)
読んだ本
440冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
91310ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
429件(投稿率97.5%)
本棚
1棚
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