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2024年10月の読書メーターまとめ

佐々陽太朗(K.Tsubota)
読んだ本
5
読んだページ
1418ページ
感想・レビュー
5
ナイス
303ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

佐々陽太朗(K.Tsubota)
あぁ、いいなぁ、この小説。これが読後の率直な感想です。本好きなら誰もが好きな町、神保町。地方に住む者には憧れの町だろう。古書を介して魅力的な人々と出会い、ふれあい、繋がる。舞台となる神保町の風情、とりわけ喫茶店、食堂、レストランなどの佇まいとおいしそうな食べものが読者の心を惹きつける。各話に登場する書籍も「読んでみたい」という気をそそる。作者がこの物語を『古本食堂』と名づけたのも頷ける。読んでいて幸福感につつまれる小説だ。続編を早く読みたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

佐々陽太朗(K.Tsubota)
いよいよ結婚式。まことにめでたい。しかし名字を何にするとか、世帯主をどちらにするとか、本籍地をどこにするとか、子どもは何人欲しいかとか・・・・ 小難しいなぁ。ただ一緒にいたい、いっしょに暮らしたい、相手が喜ぶように幸せになるようにしてあげたいではいけないのか。最近の若いヤツは皆、そうなの? 大変だなぁ。そう思うのは私が60歳を超えたジジイだからか。やれやれ・・・
が「ナイス!」と言っています。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
日本人は金銭より徳とか人情を大事にする民族で、聖徳太子以来、和を旨としてきた。しかし大東亜戦争に負けた日本は占領軍の作った憲法や教育基本法で、個人の尊厳や個性の尊重ばかりを謳ったから家とか公を大事にした国柄が傷ついてしまった。個人主義ばかりをもてはやすことで国柄が変わってしまおうとしている。日本人が育んできた基軸を取り戻せ。独立自尊を守ろうとし、祖国の名誉と存亡をかけて世界一の大国に対し敢然と立ち上がった日本に誇りを持て。それが本書の題『日本人の誇り』に込められた思いだろう。
が「ナイス!」と言っています。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
あぁ、いいなぁ、この小説。これが読後の率直な感想です。本好きなら誰もが好きな町、神保町。地方に住む者には憧れの町だろう。古書を介して魅力的な人々と出会い、ふれあい、繋がる。舞台となる神保町の風情、とりわけ喫茶店、食堂、レストランなどの佇まいとおいしそうな食べものが読者の心を惹きつける。各話に登場する書籍も「読んでみたい」という気をそそる。作者がこの物語を『古本食堂』と名づけたのも頷ける。読んでいて幸福感につつまれる小説だ。続編を早く読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
これはイイ。文学的価値が高いとか小説として完成されているなどといった類いの良さではない。なんというか気合いが入っている。一力氏の思いがストレートに伝わってくる感じなのだ。巻末の「あとがきにかえて」を読んで、その理由が分かった。なんとこの小説はある出版社の長編新人賞への応募作であった。つまり一力氏がさまざまな職業を経験されながら人生を歩まれ、46歳で作家を志された最初の作品だったのだ。登場人物の愛憎と信頼がいきいきと描かれる。また、小気味良く描かれる義理人情と心意気の世界はまさに一力氏の真骨頂。。
が「ナイス!」と言っています。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
北海道から九州まで出張で全国を巡ったサラリーマンが飲み歩いた店の紹介。「立ち飲みの作法」を綴ったコラムも興味深い。本書に紹介された店に行くも良し、藤枝氏のように自分の眼で選んだ店の暖簾をくぐるも良し。居酒屋探訪は無限の広がりと楽しみを提供してくれるだろう。私はといえば本書にチラリと出てきた、「サンダル履きの気取らぬ服装で、カウンターで独り酒を飲みながら本を読んでいる客」を理想としたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/02/04(5772日経過)
記録初日
2008/03/23(6090日経過)
読んだ本
1732冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
517882ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
1710件(投稿率98.7%)
本棚
62棚
性別
現住所
兵庫県
外部サイト
URL/ブログ
http://jhon-wells.hatenablog.com/
自己紹介

本と酒をこよなく愛し、文庫本をポケットに日本中の名居酒屋を飲み歩く。
趣味は読書、音楽鑑賞、居酒屋めぐり旅。
読書は主に小説。ミステリー(特にハードボイルド)が好きです。好きな作家(シリーズ)は、フリーマントル(チャーリーマフィン)、チャンドラー(フィリップマーロー)、藤原伊織、大沢在昌(新宿鮫)、石田衣良(池袋ウエストゲートパーク)、ローレンス・ブロック(マット・スカダー)、ディック・フランシス(競馬)、ロバート・B・パーカー(スペンサー)、スティーヴン ハンター(ボブ・リー・スワガー)、高村薫、クィネル(クリーシー)、R・D・ウィングフィールド(フロスト警部)、キース・ピータースン(ウェルズ)などなど・・。
十数年前からロードバイクを輪行して全国各地を自転車で走り回っている。宿泊地では地元の酒飲みが足しげく通う名居酒屋を探し、その地ならではの料理を肴に地酒をやるのを無上の喜びとしている。
2018年にハンドルネームを「ウェルズ」から「佐々陽太朗」に変更しました。私、生粋のモンゴロイドですし、酒も日本酒を好みます。ささ=酒、ようたろう=酔うたろう、てなバカなネーミングです。

【ブログURL】
http://jhon-wells.hatenablog.com/

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