2024年9月の読書メーターまとめ

読んだ本: 9冊

読んだページ: 2934ページ

感想・レビュー: 9件

ナイス: 343ナイス

2024年9月に読んだ本
9

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2024/09/27
成瀬は信じた道をいく
- 宮島未奈
208
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11423
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2024/09/25
傲慢と善良 (朝日文庫)
- 辻村深月
504
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25113
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2024/09/19
夏の庭―The Friends (新潮文庫)
- 湯本香樹実
218
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19729
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2024/09/18
言葉の園のお菓子番見えない花 (だいわ文庫)
- ほしおさなえ
304
登録
1442
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2024/09/17
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 …
- 川上和人
288
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1098

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2024/09/10
カナリア外来へようこそ (角川文庫)
- 仙川環
256
登録
351
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2024/09/09
上流階級富久丸百貨店外商部 (4) (小学…
- 高殿円
416
登録
946
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2024/09/07
ツミデミック
- 一穂ミチ
276
登録
6382
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2024/09/05
孤狼の血 (角川文庫)
- 柚月裕子
464
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5884

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1

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

そふぃ

2024/09/27

成瀬サイコー！前作をはるかに超える面白さ！！ほぼ一気読み。読みながら何度も笑ってしまった。家の中でよかった。中でも『成瀬慶彦の憂鬱』はマイベスト。父にとってあかりは小さい頃から今もずっとかわいい娘だけど『どこか「思ってたんとちゃう」』がツボ。最後の章『探さないでください』まで振り回される父が愛おしい(笑)やりたいことがいっぱいある成瀬の活躍はまだまだ続くのだろう。ああ、成瀬と友達になりたい！

2024/09/28 21:42

滋賀県行ったことないので、ぜひ行ってみたい。琵琶湖でミシガンに乗りたい！

が「ナイス！」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

そふぃ

2024/09/24 07:33

おはようございます。昨夜から急に涼しくなって戸惑う。今朝も窓を開け放したら寒いくらい。あんなに暑かったのに、こんなにストンと落ちるように涼しくならなくても...と勝手なことを思う。こうなると、しばらくは着る物に悩むんだよね。

が「ナイス！」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
9

そふぃ

2024/09/27

成瀬サイコー！前作をはるかに超える面白さ！！ほぼ一気読み。読みながら何度も笑ってしまった。家の中でよかった。中でも『成瀬慶彦の憂鬱』はマイベスト。父にとってあかりは小さい頃から今もずっとかわいい娘だけど『どこか「思ってたんとちゃう」』がツボ。最後の章『探さないでください』まで振り回される父が愛おしい(笑)やりたいことがいっぱいある成瀬の活躍はまだまだ続くのだろう。ああ、成瀬と友達になりたい！

2024/09/28 21:42

滋賀県行ったことないので、ぜひ行ってみたい。琵琶湖でミシガンに乗りたい！

が「ナイス！」と言っています。

そふぃ

2024/09/25

婚活を通して、自分の中にある傲慢と善良に気づいていくお話、といったところか。辻村深月はどの作品もそうだが、登場人物たちの心の動き、ちょっとした感情の裏側に潜む心理をひも解いて言語化して暴いていくところがなにより恐ろしい。なぜって身に覚えのあるものが多いから。ほらあなたにもあるでしょう？と突きつけられてる気がする。誰にも感情移入できないのに、わかる感情はあちこちにある。こういう本を読んだ後は、しばらく自省して心がザワザワしてしまう。

2024/09/27 11:10

映画化されるということで読み始めたが、脳内動画は真実が完全に奈緒の顔になっていて、様々な表情の奈緒がありありと思い浮かんでしまって、映画見たような気になった(笑)藤ヶ谷くんの方はピンとこなかったけど。もう映画見なくてもいいかも？

が「ナイス！」と言っています。

そふぃ

2024/09/19

読メで初めて知った本。こんな名作を知らなかったなんて。読メに登録したおかげで出会うことができた。小6の３人の少年たち、死というものに漠然とした恐怖と興味を抱いていて、それを検証しようと近所に住む独居老人を日々観察する。無邪気に見える子どもにもそれぞれ悩みがあるが、老人との関わりの中でそうしたことを乗り越える術を身につけていく。少年たちと老人との不器用な友情に癒されるが、それは長くは続かない。ラストは涙がこぼれた。しかし少年たちにとって、その夏の思い出は生涯の宝物になるに違いない。

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

が「ナイス！」と言っています。

Audibleにて。「連句」というものを初めて知った。亡くなった祖母の代わりにお菓子を持って連句の会「ひとつばたご」に挨拶に行き、そのまま通い始めた一葉。その中で祖母のことを思い出し、また自分の知らなかった治子としての日々を知ることになる。作中では連句だけでなく会話の言葉も美しく、普段の自身の言葉をかえりみて恥ずかしくなる。四季折々のお菓子も東京に実際にある老舗のものらしく、調べてみるとどれも食べてみたくなる。失職した一葉が新しい自分の可能性を見出したところで終わっているので、ぜひ続きも聞いてみたい。

言葉の園のお菓子番見えない花 (だいわ文庫)

が「ナイス！」と言っています。

学者先生のエッセイがこんなに面白いとは思いもしなかった。何度も声を出して笑ってしまった。鳥だけでなく生物全般に関する知識や研究の苦労を、これでもかというくらいのユーモアを交えてわかりやすく解説してくれる。中でも南硫黄島での調査は、その過酷さに驚くばかり。そしてその後の地味なしかも膨大なサンプル整理の話。読んでいるだけで途方に暮れる。研究ってとっても大変なのね。しかし鳥だけでなく、植物や昆虫なども含めた生態系というものに興味が湧いた。『生態系は群衆劇だ』なるほど。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 (新潮文庫)

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ個性的な医師の小説はいくつか読んできたが、先生は大抵穏やかに微笑むかハイテンションで面白いか、だったがここに登場する先生は「見事な仏頂面」。しかし実は患者にとことん寄り添い、一緒に解決方法も考える優しい先生。「低周波音」過敏症の患者には、経験不足から心理的な問題では？と言ってしまい、そのことを素直に「申し訳なかった」と頭を下げた。こんなお医者さんはなかなかいない。花粉症のように大きな問題になっていくであろう「化学物質過敏症」を始めとする様々な「過敏症」。とても興味深く読んだ。続編も期待したい。

が「ナイス！」と言っています。

Audibleにて。このシリーズも4巻目。桝家がどんどん変わっていって、静緒にとって大きな癒しとなっているのが楽しい。話題もニューリッチが中心となり、静緒の仕事の内容も多彩になってますます多忙を極める。お金持ちの話は全部羨ましい限りだが、今回は「デパート貸切で一億円使い切ろう！」という企画がとにかくすごかった。こんな企画に呼んでくれる友人が欲しい...最後は「つづく」というナレーションで終わったので、次巻を早めにお願いしたい！

上流階級富久丸百貨店外商部 (4) (小学館文庫た 35-4)

が「ナイス！」と言っています。

６つの短編。ゾワッとしたり、ホッとしたり。一穂さんの短編はいつもいろんなテイストが詰まっていて飽きない。中でも『特別縁故者』がお気に入り。

が「ナイス！」と言っています。

映画『孤狼の血』は、知り合いの多くが当然見たよね、という体で話してくる。ずっと気にはなっていたが、実はヤクザものが苦手。しかし同じ作者原作の映画やドラマは結構見ていて、どれも面白かったし、と手に取った。登場人物が多く混乱しながらも、大上と日岡の魅力に引き込まれていく。ざっくりとストーリーを知っている分、最終章に近づくにつれ、胸中穏やかではいられなくなる。葬儀のシーンでは涙が溢れた。まさかヤクザものの小説で泣かされるとは。次は役所広司と松坂桃李での映像も見てみたい。

孤狼の血 (角川文庫)

柚月裕子

あらすじ・内容