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2024年10月の読書メーターまとめ

sputnik|jiu
読んだ本
4
読んだページ
1373ページ
感想・レビュー
4
ナイス
30ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sputnik|jiu
実話怪談のお手本のような作品。 私はだいぶ怖がりなので、なるたけホラーは読まないようにしているんだが、「ここで描かれているような怪異が私に降りかかる可能性はあるか?」という観点で読んで、自分が安全地帯にいると分かれば、わりと楽しく読める(なので、澤村伊智作品とかは読める)。 そういう意味で、特定の人物との関わりによって怪異が発生する設えのこの連作短編集はのんびりと読めたんだが、ラストで「読む」という行為自体が「触穢」になり得るという示唆によって、だいぶブルーになった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

sputnik|jiu
実話怪談のお手本のような作品。 私はだいぶ怖がりなので、なるたけホラーは読まないようにしているんだが、「ここで描かれているような怪異が私に降りかかる可能性はあるか?」という観点で読んで、自分が安全地帯にいると分かれば、わりと楽しく読める(なので、澤村伊智作品とかは読める)。 そういう意味で、特定の人物との関わりによって怪異が発生する設えのこの連作短編集はのんびりと読めたんだが、ラストで「読む」という行為自体が「触穢」になり得るという示唆によって、だいぶブルーになった。
が「ナイス!」と言っています。
sputnik|jiu
ゆっくりと読んだ。 言葉遣い自体は平易に思えるのに、いつの間にやら話の筋を見失ってしまうのは、まるで物語に絡め取られいくような体験だった。筋はぼんやりとしか分からなくても、文章を追っていくと次々と場面が展開し、最後にはっと立ち現れてくる怪異の静かな恐怖。これは好いものだ。
が「ナイス!」と言っています。
sputnik|jiu
蒲松齢の『聊斎志異』は読んでいたが、彼が何年も科挙に落第し続けていたというのは知らなかった。蒲松齢の報われない人生と著者自身の体験がリンクしているようでもあり、そうでもないようでもあり、ふわふわとした好い心持ちになる小説だった。
が「ナイス!」と言っています。
sputnik|jiu
読み終えるのにいつの間にやら半年ぐらいかかってしまった。 ドームの正体は、序盤の方に「これかな」と思った通りで、もう一捻りぐらいあるかなと思ったけど、なかった。 ただただ人間の嫌なところばかり見せられ(読まされ)、期待していたようなカタルシスもなく、とにかく息苦しいラストだった。 面白くなかったわけではないんだけど、なんて言えばいいんだろう。つかみは最高な小説だったんだけどな...。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/09/19(4815日経過)
記録初日
2008/01/24(6149日経過)
読んだ本
2560冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
445321ページ(1日平均72ページ)
感想・レビュー
523件(投稿率20.4%)
本棚
31棚
性別
年齢
39歳
血液型
AB型
職業
クリエイター系
現住所
東京都
URL/ブログ
https://note.mu/sputnik98
自己紹介

2匹の猫と暮らす本読み。酒をよく飲む。
年をとって、読書量が往時の1/10ぐらいになったのが悲しい。

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