どなたかの感想で。モヤモヤした終わりかたとあったが、私もそう思う。 成瀬ほど、登場人物が強烈ではなかったので、少しガッカリ。でも、おもしろかった。

どなたかの感想で。モヤモヤした終わりかたとあったが、私もそう思う。 成瀬ほど、登場人物が強烈ではなかったので、少しガッカリ。でも、おもしろかった。

出家した尼のような生活をおくる浜野さん45歳、同じ職場20代の編集者平木と出会って、生活が一変する。平木の紹介でバンドマンのまさかさんと出会う。 崩壊した夫婦の子供だった浜野さん、結婚して妊活に失敗し離婚。 毎日。同じ生活をしていた浜野は、平木に連れられ、いろいろな世界を除き、自分を変えていく。 クスッと笑えたり、ウーンと考えさせられたり、読んで良かった。 嫌いな父親の葬儀に参列しなかったのには納得がいかなかった。いつか、心の傷になるような気がする。

爆風スランプの大きな玉ねぎの下でを、モチーフにしたお話。せつない。今日子は虎太郎との、顔ではなく文通で虎太郎に好意を持ったのだから、武道館であって欲しかった。ラジカセとか、カセットテープとか懐かしかった。昔、その時の流行っていた曲をカセットテープに録音し、運転しながら聞いた。オートリバースの、カーステレオだったので、テープかえずに、何周も。懐かしいな。このお話は洋楽が主なので、日本の歌謡曲しかきかない私にはわからない世界が多々あった。洋楽好きな方は、興味深く読むことが出きると思う。