物語だけでなく、ゲームも考えたんですよね？すごい！理解が追いつかず、何となく読んだ箇所もありました。なんだか、漫画を読んでるような感じでした。 バリバリ数学好きな理系の高校生に受けそう。

娘のために書かれているような本だった。どうしても、娘が少しでも楽になる手立てはないか、生きやすくなる方法はないかと、こういった類の本に手が伸びる。これが一番読んだ中でしっくりきた。同時に、親としてダメダメな方法で育ててしまったんだと、自責の念にかられる。

満島さんの回文制作能力が凄すぎる。あんなに長い回文を頭の中だけで、完結できるなんて。頭の良い方なんだなあと思った。ただ長すぎると意味がよくわからなくなってしまったのは私だけ？又吉さんとのコラボでしたが、それぞれ別々がよかったなあ。回文と写真集にして、読者に想像してもらうかたち。普通に又吉さんベースの小説のほうが読みたい。

南方熊楠は、名前だけ知っていたが、今回この作品で初めてどんな人だったのか知った。作品自体は、とても読みやすく良かったが、どうも熊楠は、好きになれなかった。実家が資産家でなければ、この人の偉業はなかっただろうし、自分の考えが通らないとすぐに暴れるところと、自身の子どもの対応もだめだった。所帯を持ってまでも、常楠に送金してもらうというのは、どうなんだろう？偉業よりも、ダメダメなところが気になって仕方ない。

物語だけでなく、ゲームも考えたんですよね？すごい！理解が追いつかず、何となく読んだ箇所もありました。なんだか、漫画を読んでるような感じでした。 バリバリ数学好きな理系の高校生に受けそう。

たんたんと語られる文章の感じといい、小野寺ワールドを堪能しました。ただ、東京の土地勘がないので、ちょっと、ん？と感じるところもありました。

おもしろかったが、これは続きがあるのかと思わせる終わり方で、何だかもやもや。 冤罪がテーマのミステリー。読み終えれば、ホラーというのもわかる。父親の冤罪を晴らすためとはいえ、ここまでするの？しかも周りを巻き込んでと思う。