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2024年3月の読書メーターまとめ

ゆーすけ
読んだ本
7
読んだページ
1879ページ
感想・レビュー
7
ナイス
104ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆーすけ
住民同士が昔からの顔見知りという小さな町に住む母親と二人の子供の物語。母の妹を事故で殺した犯人が町に戻ってきたことで30年間止まっていた歯車が回り始める。第一部は導入であり世界観を伝えるパートのため、全体の1/5程度をかけてじっくり描かれる。第一部の終盤より物語が急展開してそこからは目が離せなかった。全体的に鬱々した中でも、実の祖父であるハルとの暮らしなど、微笑ましいエピソードで心温められたかと思えばまた辛い日々に心を揺さぶられる。望むモノを得られるがみんな幸せになれない。悲しくも、とても良い作品だった。
ゆーすけ
2024/03/10 11:30

「ザリガニの鳴くところ」の雰囲気に似ている、と何かで読んで興味をそそられた気がするが、いずれもまあまあ貧乏で、閉塞感のある村というシチュエーションなのは、海外ミステリーの定番なのだろうか?田中角栄によってもたらされた「一億総中流社会」である日本だとその貧困があまりイメージできないが、今後は日本のミステリーもそういう作品が増えてくるのか。今まで読んできた日本のミステリーは導入から鬱々としてないものな。また、後半に法廷シーンに入るのも文化なのだろうか。それにしても、早川書房の海外ミステリーは良い。装丁も好き。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ゆーすけ

タッチを読んだことなかったので。

タッチを読んだことなかったので。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
7

ゆーすけ
タイトルに偽りなし。読書を単なる「本読み」にしないための具体的かつ実践的な方法が体系的に紹介されている。読書は習慣や慣れみたいなところもあるけれど、部分読みや飛ばし読みも正当な理由を以て推奨していたり、読書家のための本でないのが良い。記憶の定着のために、付箋を貼り、読み終えたら抜書きしているけど、それは読む段階から工夫することができるというのもポイントが高い。まずは目次を読んで、すぐに読まずに「なぜ?」を問いかける、というのは参考になった。また時間を置いて読み直したい。
が「ナイス!」と言っています。
ゆーすけ
タイムリープの規則性がわかり、解決に向かっていたと思いきや、上巻とは打って変わってシリアスムードな展開。張られていた伏線が回収され、残ったものが本当の解決に必要なことだったと知った時の衝撃といったら。すべて読み終えてから改めて序章を読むと、何が起こったのかがわかってとても楽しい。最後の最後(最初?)まで演出がにくい。良い作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
ゆーすけ
記憶だけが時間を移動する「タイムリープもの」が大好きで、小島秀夫監督のおすすめだと知り購入。タイムリープといえば「シュタインズ・ゲート」のようなものが定番だけど、同じ時を繰り返さないタイムリープなんてものがあるのか!と驚いた。突如降りかかったタイムリープの螺旋から、通常の時間軸側で助けてくれる秀才の同級生、若松くんの存在がまた熱い。他人を寄せ付けない性格の彼と、本件を通じて少しずつ信頼関係が育まれていく様がまた熱い。全幅の信頼を寄せて主人公がタイムリープを決行する上巻ラストは、いやが上にも期待が高まる。
ゆーすけ
2024/03/30 14:07

この作品自体は、1995年に電撃文庫で発売された時から知っていたけれど、当時はタイムリープを知らず未読だった。新装版は発売されたけど、内容が一緒なら電撃文庫版でいいから中古で、なんて思ってブックオフに通うこと一年半。まったく見つからず、図書館にも置いてなく、新装版を買おうかどうしようか、、、と迷っていたら、先日Kindleセールの対象になっていて即購入。これは買ってよかった。ラノベなので行間が広く、一日で読み終えた。

が「ナイス!」と言っています。
ゆーすけ
NISAはともかく、iDeCoは「個人型年金?」という程度しか知らなかったため、まずはさわり程度をマンガで覚えようと予約して借りてみたらマンガは章の導入部分だけで説明はほぼ図解。とはいえ図解が分かりやすく、サービス説明から導入・運用まで体系立てて書かれていて段階的に理解しやすい。どういう人がどちらのサービスに向いている、というのも初めての人にはとても親切。歳をとるほど身体が思い通りに動かなくなるからこそ、財形を理解してしっかり準備しておくことが肝要、というのは40代にならないと実感湧かなかったなあ。
ゆーすけ
2024/03/20 07:57

20〜30代はお金もなく、慣れない子育てで老後よりも今が大変でそれどころではなかった。いまも身体が動かないわけではないけど、先を見越してできるうちにやれることをやろうというのは「7つの習慣」の「第3の習慣:最優先事項を優先する」の考え方が大きい。「急ぎではないけど重要なこと」と如何に向きあえるか。この考えはいまも学習や健康を維持するための根底となる考えにもなっていて、読書、日記、運動、睡眠、禁煙、断酒などが継続できているのもまさにこの考え方。お金は奥さんに任せていたけど、そろそろ自分でも学んでいかないと。

ゆーすけ
2024/03/20 08:00

iDeCoに興味を持ったのは、転職時に前職で積み立ててた確定拠出年金が2段組になっていたのに気づかず、半分年金に持って行かれてしまったから。そうこうしているうちに一年半経ってしまったけど。今からでも移管できるのかを知りたいけど、iDeCoがわからないから踏み出すことすらできず、iPhoneのメモ帳に一年以上タスクとして残っているのをなんとかしたい。

が「ナイス!」と言っています。
ゆーすけ
住民同士が昔からの顔見知りという小さな町に住む母親と二人の子供の物語。母の妹を事故で殺した犯人が町に戻ってきたことで30年間止まっていた歯車が回り始める。第一部は導入であり世界観を伝えるパートのため、全体の1/5程度をかけてじっくり描かれる。第一部の終盤より物語が急展開してそこからは目が離せなかった。全体的に鬱々した中でも、実の祖父であるハルとの暮らしなど、微笑ましいエピソードで心温められたかと思えばまた辛い日々に心を揺さぶられる。望むモノを得られるがみんな幸せになれない。悲しくも、とても良い作品だった。
ゆーすけ
2024/03/10 11:30

「ザリガニの鳴くところ」の雰囲気に似ている、と何かで読んで興味をそそられた気がするが、いずれもまあまあ貧乏で、閉塞感のある村というシチュエーションなのは、海外ミステリーの定番なのだろうか?田中角栄によってもたらされた「一億総中流社会」である日本だとその貧困があまりイメージできないが、今後は日本のミステリーもそういう作品が増えてくるのか。今まで読んできた日本のミステリーは導入から鬱々としてないものな。また、後半に法廷シーンに入るのも文化なのだろうか。それにしても、早川書房の海外ミステリーは良い。装丁も好き。

が「ナイス!」と言っています。
ゆーすけ
「心配事の9割は起こらない」の枡野俊明さんの著書。上手に生きていくための99のテクニックや考え方を記した本書は、住職の説教だけあって、文庫サイズで1つ1ページと文章量は少ないながらも腹落ちするものばかり。個人的には「自分の選択はすべて正しい。選択肢のどれを選んでも同じであり、選んだ選択肢で結果を出すように頑張る」という考え方は覚悟を決める時に役立ちそうで良かった。頭の片隅に置き、常に意識したい。
ゆーすけ
2024/03/10 10:58

元々、心を開かない後輩との関係に一年経っても変わらず悩み続けて借りようと思ったのだけど、図書館で予約してから読むまでの半年間で自己解決した。でも、この本にも同じようなことが書いてあったのでもっと早く解決できたかもな。それにしても、読むだけなら一日で読み終えてしまう文章量のこの本が半年待ちとは。みんな人間関係に悩んでいるのだなあ。

が「ナイス!」と言っています。
ゆーすけ
相変わらずメモが苦手だなあ、と改めてメモ術を見直すべく再読。できるようになったことは増えたけどできてないことがより明確になり、刺さる箇所がより刺さるようになった。まさにPDCAの2周目のC(Cheack)をやっている実感。細谷功さんの本で「なぜ?を問わないのは思考力停止」というのを見かけてから意識すると、いろんな場面で5W2Hを意識しろ書かれていることに気づいた。本書でももちろん書かれており、意識が変わると同じ本でも得られる点が変わる。それにしても、再読がちょうど丸一年後とは運命を感じる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/10/05(4586日経過)
記録初日
2011/07/15(4668日経過)
読んだ本
296冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
92951ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
284件(投稿率95.9%)
本棚
1棚
性別
外部サイト
自己紹介

16歳以上を対象とした文化庁の「国語に関する世論調査」によると、月1冊以上本を読む割合は50%程度。月5冊以上ともなると6%程度しかいないようです。

そんな訳で、日本人の6%を目指すべく、月5冊以上を目標に、本を読んで、感想を書き、ノートにまとめるまでの一連を「読書」として、「しっかりと身につける読書」を実践すべく、2020年6月より継続中です!


2023.3.26追記
「若手行政官への推薦図書」なんてものがあったのですね。令和2年版が最新のようですが。
こちらに挙げられている本も読んでみようと思うのでメモ。
https://www.jinji.go.jp/kensyusyo/books/images/r2suisentosyo.pdf

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