ネタバレ本でこんなに泣いたの初めてなんじゃないか、という位号泣しました。本当に素敵な作品です。登場人物の感情描写や展開の波が絶妙。四章の叙述トリックには見事に騙されましたし、最後の夫婦の決断やプロローグ、他にも色々な場面で予想を裏切られ、読んでいて退屈しませんでした。瑞穂ちゃんが寝ている薫子の前に現れたシーンから最後のページまで、ずっと涙が止まりませんでした。この作品に巡り会えてよかったです！

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