タイトルや装丁の為敬遠してきた本書。すみません。とっても面白かったです。犯人探しのストーリーなんだけど、血は流れず怖い所もほぼ無く、ミステリーずっと読んでる私でも予想を次々裏切られる快感も有り。人間の色々な面は表面からではわからないっていう当たり前のテーマを、その「表面だけを極端に誇大化できる人勝ち」な就活にかけてその変さを皮肉っていて、謎解きだけでなく楽しめた。普段自己批判旺盛なワタシも、こんなところはダメだけど良い面もあるよっていう風に思えたりして、読後感良しでした。ありがとうございました(^-^)。

タイトルや装丁の為敬遠してきた本書。すみません。とっても面白かったです。犯人探しのストーリーなんだけど、血は流れず怖い所もほぼ無く、ミステリーずっと読んでる私でも予想を次々裏切られる快感も有り。人間の色々な面は表面からではわからないっていう当たり前のテーマを、その「表面だけを極端に誇大化できる人勝ち」な就活にかけてその変さを皮肉っていて、謎解きだけでなく楽しめた。普段自己批判旺盛なワタシも、こんなところはダメだけど良い面もあるよっていう風に思えたりして、読後感良しでした。ありがとうございました(^-^)。

余韻に浸っています。「老い」を、「罪や後悔や悲しい事がいっぱいの人生に疲れ、身体も頭も弱っていくツライモノ」として描いているようなのに、なぜか、読んでいる私は老いる事を受け入れていける気がしてくる不思議さ。。。カケイさんのかわいいもの言いや、貧乏っちいみっちゃんたちの笑顔、人間くさい周りの人達とのふれあいもなぜか尊い。老いてボンヤリとした頭だと大切な事だけをわかれるのかな？そんなのは幻想かもだけど。カケイさんがどうかこの先、きょろりんの目ぇした小さいみっちゃんに会えますように。この本を読めて良かった。