そして惣次から「蛸とその女房やらは遠慮のう潰してよし!」のゴーサインを受けた。これはもう、スカッとする展開を期待していいのかな?吉次の推し色が何色になるのかも気になる。
今回もお梅どんは、いつでもどこでも嫁いでもお梅どんだった。そしてご本尊の菊栄は、アナザーストーリーにて快進撃中。たまに地上にフラリと降り立って幸たちにありがたいお言葉を与えてくれるリアル天女。
この巻で6周年と7周年の創業の日を迎えたが、1年に1度この日に来店する桟留革の紙入れのご夫妻の正体もいずれ判るか。「各年の意味深発言ダイジェスト」作っておけば良かった。
大人の登場人物もとても魅力的だったが(東堂の両親とか鳥居の就職先の社長とか)、古賀氏はいかにも学生時代にバイト先で出くわしそうな、来歴不祥な人だった。西嶋に「人間の土地」を勧めた家裁調査官は何となく陣内ではなく武藤のような気がする。
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