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tadakiku
読書まとめ
2024年8月の読書メーターまとめ
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6
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1816
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感想・レビュー
6
件
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277
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2024年8月に読んだ本
6
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2024/08/24
なんどでも生まれる (一般書)
彩瀬 まる
236
登録
674
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2024/08/19
サンショウウオの四十九日
朝比奈 秋
144
登録
1484
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2024/08/17
貫道 甲子園優勝を目指す下関国際高校野球部・…
井上 幸太
264
登録
8
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2024/08/09
私本太平記(五) (吉川英治歴史・時代文庫 …
吉川 英治
404
登録
476
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2024/08/08
オパールの炎 (単行本)
桐野 夏生
224
登録
759
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2024/08/02
新源氏物語(上) (新潮文庫)
田辺 聖子
544
登録
1723
2024年8月のお気に入られ登録
1
2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー
tadakiku
2024/08/08
72年に「中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合」を設立した榎美沙子氏がモデルの小説。ピンクのヘルメットを被ってデモ、女性だけの宗教団体や政党の立ち上げ、敗北。榎氏の履歴にほぼ忠実に描かれたフィクション。創作の経緯は毎日新聞(2024/7/3)に詳しいが、ノンフィクションではなくフィクションにしたのは、榎さんについて、桐野氏が想像で補わなければならないことがあったからとのこと。雑誌記事や手記の羅列という構成の意図、桐野氏の想像の部分がノンフィクションではないこの小説の読みどころ、主張ではないか。
オパールの炎 (単行本)
桐野 夏生
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あらすじ・内容
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2024年8月の感想・レビュー一覧
6
tadakiku
2024/08/24
本書にて沸き立つのはさざ波である。挫折、精神疾患、老い、廃業…右肩上がりの時代なら所謂「敗者」として否定されるような人々…ここでは、失敗も休息も再生も肯定される。日本は嘗てのような煌びやかな豊かさは失ってしまったが、身の丈に合うささやかな幸せには気付き始めているのか。作者の描くチャボ視点から、読者は駆け引きなく人間を観察でき、人間のもつ滑稽さ、悲しさ、すばらしさを素直に受け入れることができる。「亀裂の向こうにあるのは眩しくて恐ろしい、しかしとても大切な、次の世界です。p230」なんどでも空の亀裂は起きる。
なんどでも生まれる (一般書)
彩瀬 まる
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あらすじ・内容
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tadakiku
2024/08/19
ネタバレ
読みながら、扱っている題材として、読者を巻き込み、離れられなくするアプローチだと感じ始める。主人公が、読者自らの生活圏では未知の存在で、その主人公との出会いに戸惑いと、ある意味での新鮮さがある。もちろん読者はそれぞれの立場や事情があり、受け止めは様々であろうが、各々のスタンスから、主人公に同化しようと努め、主題を探りながら読み進めるだろう。肉体が離れた伯父と父、離れることのない杏と瞬。前者は、死を分かつが、後者はどうか。肉体とは、思考とは、意識とは?自らと大きく異なる存在を介して自らの思考は巡らされる。
サンショウウオの四十九日
朝比奈 秋
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あらすじ・内容
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tadakiku
2024/08/17
無名で荒れ果てた学校の指導者になり、17年の月日を経て 2022年夏の甲子園の準々決勝で大阪桐蔭を破り、準優勝に導いた坂原秀尚監督。ドラマのような展開だが、背景に言葉に尽くせぬ苦労があった。更に現在は勝つことを当然される立場にある。2024年夏の大会山口大会の決勝は、この本にもある、坂原監督の恩師とも言える山崎康浩監督率いる南陽工業との対戦。南陽工業の選手は、山口県内中学出身者ばかりの布陣。しかし、8回まで2点差をリードしていたのに3点を取られ逆転負け。正に勝負の無情。しかし、坂原監督の挑戦は終わらない。
貫道 甲子園優勝を目指す下関国際高校野球部・坂原秀尚監督とナインの奮闘 (TOKYO NEWS BOOKS)
井上 幸太
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tadakiku
2024/08/09
鎌倉幕府滅亡。「食えぬ男。心底の読めぬ尊氏」炸裂。護良親王(大塔の宮)の悲劇も描かれている。後醍醐天皇も含めて、宮家の歴史的な存在感の大きさと、政治や戦に対する、武士とは異なるスタンス、対比も興味深い。また、尊氏をして楠木正成のことを「動かぬ山」と評している。この時代が動いた背景には、強烈な個性のぶつかり合いがあり、そのことを追う読書体験が心地よい。
私本太平記(五) (吉川英治歴史・時代文庫 67)
吉川 英治
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あらすじ・内容
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2人
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tadakiku
2024/08/08
72年に「中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合」を設立した榎美沙子氏がモデルの小説。ピンクのヘルメットを被ってデモ、女性だけの宗教団体や政党の立ち上げ、敗北。榎氏の履歴にほぼ忠実に描かれたフィクション。創作の経緯は毎日新聞(2024/7/3)に詳しいが、ノンフィクションではなくフィクションにしたのは、榎さんについて、桐野氏が想像で補わなければならないことがあったからとのこと。雑誌記事や手記の羅列という構成の意図、桐野氏の想像の部分がノンフィクションではないこの小説の読みどころ、主張ではないか。
オパールの炎 (単行本)
桐野 夏生
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あらすじ・内容
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16人
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tadakiku
2024/08/02
ネタバレ
光源氏がしなやかである。かっこよさ、美しさ、憎たらしさも含めて、描かれ方に田辺聖子の光源氏に対する、あたたかくもうっとりしたまなざしを感じる。「率直はつねに、女に対する男の武器である。p392」という一文がそれを象徴している。光源氏のもって生まれた才能、容姿、純粋さ、エゴ、狡猾さ…全てひっくるめて光源氏の魅力として表されている。また、「恋に色の上塗りはありえないのだ…。塗れば塗るほど、それは、色あせてゆくものなのだ…。p24」とあるように時代を超えた男女関係の微妙な機微への感受が田辺流に表現されている。
新源氏物語(上) (新潮文庫)
田辺 聖子
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あらすじ・内容
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2人
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ユーザーデータ
tadakiku
1
お気に入られ
8月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
40
冊
読んでる本
5
冊
積読本
1
冊
読みたい本
20
冊
プロフィール
登録日
2024/07/18(73日経過)
記録初日
2019/03/25(2015日経過)
読んだ本
40冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
13021ページ(1日平均6ページ)
感想・レビュー
40件(投稿率100.0%)
本棚
18棚
お気に入られ
1人
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