組織とは包摂的ではなく排他的だ。 自己を押し殺し、他者に合わせてメシの糧を得る。 そんなあなたが、「おいしいごはんが食べられますように」

都会の麻布競馬場、田舎のこだま。 令和6年、今だに昭和から時代が進まない。そして、そのまま消えていくであろう。 「ここは、おしまいの地」

組織とは包摂的ではなく排他的だ。 自己を押し殺し、他者に合わせてメシの糧を得る。 そんなあなたが、「おいしいごはんが食べられますように」

『フェイク・マッスル』 日野瑛太郎 「精神の存在証明のためには、行為が要り、行為のためには肉体が要る。かるがゆえに、肉体を鍛えなければならない、というのが、私の基本的考えであるーー」　 三島由紀夫 訳:「筋肉は裏切らない」

社畜というよりは、ハラスメントしていた方が怪現象により、痛い目に合うという痛快な話。 「人を呪わば穴二つって言いますし。ねぇ？」

カウンセリングを通して、自己を見つめ直し認識を変えると、ちょっとした過程の変化で生きやすくなるよってお話。対話の力。 「自立は、依存先を増やすこと。希望は、絶望を分かち合うこと」

現代版滑稽本。 でも、ちょっと心に穴が空いて、スースーするような寂しさ。 その寂しさもウユニ塩湖に行けばふさがると思います。

もし、人類が限りなく神に近づいたとしたら？ 結局、不完全なモノを欲しがり、自らの手でバベルの塔を壊すのだろう。 だって、人間だから。

一人でいることを咎められず、一人で居ても生活に困ることのない、「孤独許容社会」は、次の新しい世界のカタチなのかもしれない。 それはつまり、「豊かな社会」ということだろう。

古い家屋の部屋、中央に立ち。 周りを見渡すと、普段は気にも留めない陰翳を美しいと思う。 そんな自分を、まざまざと思い浮かべる。

俺は病んでいる……。ねじけた根性の男だ。人好きがしない男だ。どうやら肝臓を痛めているらしい。 社会では、我をそぎ落とす苦行の先にしか、他者とつながることができないらしい。 やはり、病んでいるらしい……。

「普通に働いて普通に暮らすことが、なんでこんなに大変なのか…」 働く者の尊厳は奪われ、労働は商品のように扱われ、そしていま、自らを商品として労働を切り売りすることを強いられる時代に入ろうとしている。