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2月の読書メーターまとめ

ゐぁくゎ
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2月のトップ感想・レビュー!

ゐぁくゎ
さまざまなきっかけで図書を探しに来る人に、別の本も一緒に勧めるコミュニティハウス図書室司書。探し物の本とその理由から、その人の抱える裏事情を見抜いてしまうのか?いや、結局は、受け取った本に触れ、もらった付録の意味を探り、自分との間に何らかの関連を見つけることで、新しい観点を得て広がった人生観を享受するということだろう。人と人との接点から新しい行動に波及して行く。文章や絵や写真から得られたイメージが人の気持ちと意欲を動かす。心にさざ波を起こしてくれる優しい良書。
が「ナイス!」と言っています。

2月の感想・レビュー一覧
12

ゐぁくゎ
本能寺の変の後、家康は北条に勝利し、知略で勢力を伸ばす秀吉との対決に向かう。戦いにおける先見性と戦術に優れ、安定感が増した家康は、いよいよ天下人を目指すのだが、本多正信の参謀ぶりが傑出している。他の主君に仕えれば斬られるだろうとの本人談にあるように、上に立つ者が聞く耳を持って、能力主義で部下を重用することの重要性がわかる。既刊のシリーズは一旦終了。続編が待ち遠しい。
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ゐぁくゎ
実体と虚像、真実と虚構が綯い交ぜになった不可思議小説。死んだ人と瓜二つの作家が書く故人の一代記。生きている人が自分のことを紡ぐ想像上の人物を生み出し、その人物が書いた体で自らが創作物をものす、という解釈で、果たして合っているのだろうか。もっと捩れた深い裏筋が秘められていそう。何でもありの嘘話は精神的に疲れるものだが、この小説は、嘘話のパートの方が長く現実感を持たせているため、最終章の手前まではまずまず楽しめる。
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ゐぁくゎ
最初の二章で予想した全体像は、第三章で驚異的に覆る。第四章から再び、壮年・中年男女の心温まるエピソードが続くが、堀尾葉介の昏い過去が見えているだけに、同種の人情話ではあっても、匂い立つ印象が異なる。最終話によって、単なる人情的な連作短編集に終わらない構成になっているが、第三章と最終章が俗っぽくなり過ぎている感があり、この二つの章がなくても、予定調和を好む多くの読者には味わい深い連作短編集として受け入れられたかも知れないと思う。一長一短ではあるけれど。
が「ナイス!」と言っています。
ゐぁくゎ
さまざまなきっかけで図書を探しに来る人に、別の本も一緒に勧めるコミュニティハウス図書室司書。探し物の本とその理由から、その人の抱える裏事情を見抜いてしまうのか?いや、結局は、受け取った本に触れ、もらった付録の意味を探り、自分との間に何らかの関連を見つけることで、新しい観点を得て広がった人生観を享受するということだろう。人と人との接点から新しい行動に波及して行く。文章や絵や写真から得られたイメージが人の気持ちと意欲を動かす。心にさざ波を起こしてくれる優しい良書。
が「ナイス!」と言っています。
ゐぁくゎ
御子柴礼司のシリーズ。大量に届く懲戒請求書に対して、送り主を業務妨害で訴え和解金を得る作戦。並行して、事務員が嵌められる殺人事件が発生し、御子柴周辺に謀略の匂いが強烈に漂い出す。中盤まではハラハラするストーリーで最高に面白いのだが、後半失速する。人物相関が都合が良過ぎたり、伏線が未回収(ボイスチェンジャーの電話主)だったり、なかったり(妹、腋臭)。幼馴染に気付かない、ブログ主の正体に気付いた理由の説明がないなど、ミステリーとしてはほぼ破綻している。見せ場の法廷シーンはまずまず。
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ゐぁくゎ
生きては登場しない女帝に関しての小説を書くという女性からのインタビューを受ける関係者たち。彼らの独白による回想でストーリーが進行する。同一人物に対する印象が語り手によって微妙に異なるのはよくある話だが、重複する部分が結構多くて冗長。解明される謎もそれほど意外感がないうえ、この小説が作中作として出版されたら世間的に相当問題になるなと、作中の書き手の身を案じてしまう。構成はよくできているが、コロナ禍の状況をあとから反映させざるを得なかったゆえに、やや切れ味が鈍くなっている印象。
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ゐぁくゎ
民俗学とは何かということが少しわかった気がする。科学や理屈で割り切れるものばかりではなく、人間の心に根差す事柄は奥が深い。伝承されている不思議な事象と同様、人の感情に起因しているとの観点に立てば、死んだ人に絵をもらったり、いない僧侶の読経の声が聞こえたり、当たるはずのない夕陽に染まったりという現象は、その場にいて感情を共有している人たちの間には起こり得るかもしれない。初出が結構古くて驚くが、主人公二人のキャラや関係性が最初から確立されていたことにも驚く。
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ゐぁくゎ
並行進行する2つの話がどう絡むのか、しばらくわからない。繋がりが見えた時、設定の意外さに驚く。もしかしたら、他に例を見ないかもと感じて、俄然先を早く読みたくて焦るが、第2第3の矢は放たれず、盛り上がりもそこそこのレベルにとどまるか、と思ったら、最後に…。設定巧妙、語り口軽快、ストーリー面白い、感動は―しない。理屈っぽく考えずに楽しむべき作品。
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ゐぁくゎ
雨の狩人から6年、黒の狩人からは10年。登場人物的には「黒の」との繋がりが強い。今回も主人公佐江が関係者からネタをあの手この手で引っ張り出し、東京とH県を何度も往復。読みは正確で、迫る危険にも瞬時に気付く。撃ち合いで弾丸は一切当たらず、H県警の新米刑事を相棒に大活躍する。そんな、超都合よく展開するハードボイルドだが、特に後半は緊迫の場面が間断なく訪れ、全く飽きさせない。端緒を作り、最後まで正体がわからない偽物の重参といい、物語の中で役割を担う人物設定の配合が絶妙。狩人シリーズ、今回も盤石の安定感。
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ゐぁくゎ
闘病する患者を巡っては、人の生死という最大懸案に関わるだけあって、人の性質、本音、強みと弱み、信頼と不信、依存と別離などが際立って、その判断と行動が深く心に響く。生まれてきたこと、自らの人生に対して本心で良かったと振り返れる人には、その誠実な人柄が周囲に共鳴を呼び起こし、自然に支援が湧き起こる。人との関わりの中で優しい人間でありたいと思わせてくれる読後感。各章の主観を割振った主人公たちには、遼賀が岡山に来てからのエピソードが、それぞれもう少し多くあっても良かった。
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ゐぁくゎ
不幸な境遇の盲目の少女が一人語りする物語。第三者から見るとおぞましい事件でも、当事者にしかわからない関わりがあり、ましてや実の母娘の間には他人が介入できない愛情があるというもの。同じことが起こっても、恨みに思うか、許して愛するかは人それぞれだけど、後者になれればその方が幸せに違いない。肯定的に捉えることの大切さを感じさせてくれた作品。
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ゐぁくゎ
本能寺の変の背景、伊賀超えの詳細、秀吉の情報網、キリシタンの浸透。生き延びるためのカネの使い方、将来展開を見越しての人材の配置など。伊賀者の忍術シーンは少しだけ漫画、いやファンタジーか。戦場に加わったりしたことのある武家もどきの近衛前久が朝廷視点で暗躍するのが意外。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/12(3401日経過)
記録初日
2006/01/31(5512日経過)
読んだ本
1427冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
503550ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
1354件(投稿率94.9%)
本棚
6棚
性別
血液型
B型
職業
営業・企画系
自己紹介

ゐぁくゎです。
速読できません。
集中力の持続も短いです。
ミステリー、サスペンス、警察もの、グロ系、ハードボイルド、恋愛もの、人情物など、好みは雑多、いいものには何でも手を出したい気持ちがあります。

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