マリーアントワネットはなんて波乱な人生を送ったのだろう。彼女の優雅さや美しさ、気品を最後の最後まで保とうとしている姿に切なくなってきた。 ルイ16世も、善意の塊、悪く言えば無能力者。国王であるがゆえに反革命の象徴としてギロチンへ、、 革命の時なら、人を侮辱していいのか、、マジョリティが団結したら、もうどうしようもない。流れに逆らえない怖さを感じた。フェルセンとの一途な愛が素敵すぎた。

マリーアントワネットはなんて波乱な人生を送ったのだろう。彼女の優雅さや美しさ、気品を最後の最後まで保とうとしている姿に切なくなってきた。 ルイ16世も、善意の塊、悪く言えば無能力者。国王であるがゆえに反革命の象徴としてギロチンへ、、 革命の時なら、人を侮辱していいのか、、マジョリティが団結したら、もうどうしようもない。流れに逆らえない怖さを感じた。フェルセンとの一途な愛が素敵すぎた。

誰かの感想を読んで、私も読みたいと思って手に取った本。遠藤周作さんの本はお初。読みやすく、楽しい読書タイムとなった。マリーアントワネット・・知っているのはギロチンで亡くなった、ということのみだった。１４歳でオーストリアからフランスへ嫁いできた美しい女性、正反対の貧しい女の子・マルグリット、スケールのデカい詐欺師・カリオストロ・・偽善と虚偽に満ちた中、何を信じたら正解なのか・・。どんどん物語に引き込まれていく。下巻が楽しみだ。