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12月の読書メーターまとめ

aquamarine
読んだ本
25
読んだページ
6705ページ
感想・レビュー
25
ナイス
4705ナイス

12月に読んだ本
25

12月のお気に入り登録
1

  • R

12月のお気に入られ登録
4

  • ほあゆに〜🎵
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  • ただの主婦

12月のトップ感想・レビュー!

aquamarine
警察官を定年退職し夫婦でお遍路の旅に出た神場。途中で幼女殺害事件を知り、過去に自分が携わった事件と酷似していることに気づき、かつての部下と電話で連絡を取る…。過去の事件に対する傷と悔恨もあり、ただひたすら第三の事件を起こすまいと考える神場と、彼を信じて動くかつての同僚と部下。こんなに重い話なのに読後感じるのは、とにかくたくさんの人たちの正義感と優しさ。お遍路の旅の途中で出会う人々からのハッとする言葉の数々。奥様の強さ。ラストシーンに、そして「慈雨」という題名に納得の物語でした。
あも@感謝感激あもあられ
2017/12/11 11:08

天の配剤とかするっと出てくるまりりんさんの方が綺麗です。乱歩今読んでますがめちゃくちゃ面白い!何コレ!?狙ってないの繋がりで楽しくなることも多かったです。本屋の話でキーワードになってた加納朋子の『ななつのこ』が偶然次読もうと鞄に入ってたり、『ロング・グッドバイ』の直後に読んだ本にフィリップ・マーロウが出てきたりとか。ちょっとした偶然なんかも運命めいていて嬉しいものです。顔かお顔かお

aquamarine
2017/12/11 11:43

乱歩いいですよね♪いかにも乱歩好きそうなあもさんが、今まで手に取ってなかったことのほうがびっくりですよー。それだけ読むべき本がたくさんある、それだけ若いんだななんて思ったり(笑)いろんな繫がりを微笑ましく想像してたら…最後の一文に思わず笑ってしまいました( *´艸`)こういうとこもあもさんらしいよね^^

が「ナイス!」と言っています。

12月のトップつぶやき!

aquamarine

これとこれ、と名前をあげられないほど素敵な本にたくさん出合えた11月でしたが、なにより嬉しかったのは、読友さんに紹介した絵本3部作がとても好評で次々と広がって行ったことでした。皆さんとの出会いに本当に感謝しています。今月もどうぞよろしくお願いいたします。2017年11月の読書メーター 読んだ本の数:26冊 読んだページ数:8104ページ ナイス数:4300ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/160019/summary/monthly

これとこれ、と名前をあげられないほど素敵な本にたくさん出合えた11月でしたが、なにより嬉しかったのは、読友さんに紹介した絵本3部作がとても好評で次々と広がって行ったことでした。皆さんとの出会いに本当に感謝しています。今月もどうぞよろしくお願いいたします。2017年11月の読書メーター 読んだ本の数:26冊 読んだページ数:8104ページ ナイス数:4300ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/160019/summary/monthly
マグカップ
2017/12/02 09:58

私はスマホカバーも待ち受けもスナフキンだよー(*´艸`)キャ

aquamarine
2017/12/02 10:04

やっぱり?なんか嬉しい( *´艸`)

が「ナイス!」と言っています。

12月の感想・レビュー一覧
25

aquamarine
明の長編小説「金瓶梅」をもとにして、西門慶と多くの夫人たちの話を連作短編のミステリにしています。夫の寵愛を受けようと密かな戦いが繰り広げられる中、事件は起こり、西門慶の悪友でたいこもちの応伯爵が毎回真相を見抜くのですが…。最初はただただ恐ろしいと思える彼女が、読み進めるにつれ、愛のためならなんでもするとても可愛らしい人になっていきます。ミステリ好きならトリックは楽しめること間違いなし。15編すべて同じように進むかと思ったら、彼らをラストまできちんと書ききっていて、長編としてもとても良かったです。
★Masako★
2017/12/28 23:24

歳がバレるわ(笑) 一人で飲みに行ったりもしたし(笑)

aquamarine
2017/12/28 23:35

大丈夫、同じです^^こういう話をしてると、一人暮らししてたOL時代が走馬灯のように…(笑)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
平城京の庶民救済施設・施薬院で働くも嫌気がさしている官人、蜂田名代。一方冤罪によってすべてを失った元侍医、猪名部諸男。そんな二人に降りかかったのは天然痘によるパンデミック。対処療法しかない時代、凄い勢いで広がります。どうしようもない悲しみや怒りを民衆はどこにぶつけるのか。逃げ出したいのが当たり前の状況で必死に戦う医師たちや、真っ先に犠牲になる弱者の姿を胸が潰れる思いで読み進めました。人間の強さと弱さ、そしてたくさんの犠牲の上での医学の進歩。たくさんの事がずっしりと心に残る作品で、とても良かったです。
あも@感謝感激あもあられ
2017/12/28 00:09

8世紀の京でパンデミックが起きて、加持祈祷ぐらいしかできるイメージないのに、立ち向かった人たちがいたんですね(モデルになった史実があったのかは知りませんが…)。設定が好みなのは分かってたのですが、まりりんのおかげで更に読みたい度が上がりました♪

aquamarine
2017/12/28 00:17

恥ずかしながら、私は歴史に疎く、施薬院がどのようなところだったかということすら初めて知りました。実際がどのようであったのかはわかりませんが、参考文献には当時の疫病関係のものなどずらっと並んでいます。新型インフルエンザの記憶が新しいこともあって考えさせられることも多かったです。是非読んでみてください^^

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
畑野さん初読みです。シネマコンプレックスの従業員やアルバイトたちのクリスマスイブの一日の仕事の様子が、違う担当の視点から連作短編の形で描かれます。スタッフたちがどんなことをどんな風にしているのかが、経験された方ならではの生き生きとした筆致で伝わってきました。登場人物に自分を重ねて、あるあると思ったところも少なくありませんでした。たった一日の情景で少しずつ5年前の事件を明らかにしていく所はとても好みです。一歩踏み出せるラストもとても良かった。読後見る表紙イラストは晴れやかで本当にキラキラと美しく見えました。
aquamarine
2017/12/25 08:15

かなちゃん、オススメありがとう!畑野さんご自身が一番好きなんてどんなお話しかしら。たくさん読んでるかなちゃんからの言葉、期待が高まります。2冊合わせて読んでみるね♡

aquamarine
2017/12/25 08:18

mioさんも畑野さんお好きなんですね(*^^*)最近読友さんたちが皆さん読んでらしたので気になって手に取ってみたのですが、読んで良かったです。mioさんのダントツ大好きも同じ2冊とのこと、次に読むのはこちらにしますね!ありがとうございます♡

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
一部は第二次大戦下のドイツ。ラストはとても先が気になる状況で終わっています。悶々とする中、二部は戦後15年。読み手を翻弄しながらこの間になにがあったのか、少しずつ現在の状況から垣間見える時の破片。色々なものが必然のように繋がる様を息をのんで追いかけました。そして三部。世界観から構成からすべてが大満足のラスト。なのに「あとがきにかえて」が余韻に浸っていた私を椅子から転げ落としました。徐々に頭の中に浮かび上がったものにすべての違和感が解消され、思わずため息が出ました。凄いものを読みました。皆川さん大好きです。
★Masako★
2017/12/24 22:09

まりりんさんのレビューで、ますます読みたくなりましたよ(^-^) 最後の部分、私はどんな反応をするんだろう~♪ 今年は本を磨いて(笑)来年早々にでも読みます(^-^)!

aquamarine
2017/12/24 22:30

ダメ押しになりましたか(*^^*)構えずに読んでみてくださいね。楽しめますように^^私もレビューを楽しみにお待ちしてます♪

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
東京湾に出現した楽園「カジノ特区」へ異動となった諏訪刑事が自殺処理された転落死事件を疑問視し、謎を追います。近未来がこんな形になるとは想像したくありませんが、こんな風になる危険性も潜んでいるのでしょう。高齢者が食い物にされる世の中は本当に悲しい。四面楚歌の状況で果たして諏訪はいつまで正義でいられるのか、祈るような気持ちで読み進めました。個人的に前日譚であるスノウ・エンジェルを先に読んでいたため変に意識してしまったのが残念でした。これ自体が悪いということではないのですが、私は鏑木シリーズの方が好みです。
あも@感謝感激あもあられ
2017/12/23 08:00

スノウエンジェルの時にもお話させてもらいましたが、重複してる部分が微妙だったりちょっと惜しい2作ですよね。2冊合わせて構成し直して、オチをもうちょっと頑張った完全版を書いたら評価が上がりそうな気もするのですが笑。あ、そういや鏑木特捜班の続きが読みたいです!

aquamarine
2017/12/23 09:01

二冊読んでみて、あもさんのおっしゃってた意味がよく分かりました。ほんと、惜しいんです。最初からこれだけの構想があったのなら、前日譚ではなく時系列に、多少回想が入ったにしても変な重複はさせずに書かれていたらもっと良かったと思います。完全版いいですね。そうなったら改めて読みたいです^^私も鏑木班が出てほしいです。他出版社が続いたから、そろそろ角川の番じゃないかと思うんですけどどうかしら。

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
「煙か土か食い物」において、名探偵として登場しあっという間に退場していったルンババが中学生のときのお話。隣の家に住む親友、友紀夫が彼と行動を共にし、連続殺人や密室殺人の謎を次々と解いていきます。謎解きはありますが、この話の肝はそこではなく、中学生の彼らが陥ってもがいている密室からいかにして抜け出すか、彼らの成長譚でもあるところなのでしょう。こんなに人間の葛藤を描き、勢いのある小説はミステリや青春小説の枠では囲えない、いわばカテゴリ「マイジョー」でしょうか。とても良かった。人を選ぶ本ですが私は大好きです。
あも@感謝感激あもあられ
2017/12/22 06:06

はんちゃんまりりん>舞城信者の呼称はマイジョリアンを推します…ご一考を。マイジョリアンでヤス民(小林泰三ファン)でユメアキスト(平山夢明ファン)の一読友より。

aquamarine
2017/12/22 08:37

あもさん、マイジョリアン、了解です♪立派なマイジョリアンになれるように頑張る^^小林さんも平山さんも特別な魅力のある作家さんだよね。私も制覇して、名乗れるようになったらいいな(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
私小説ですから、似たようなことを経て今のセカオワがあるということなのでしょう。意外といったら失礼ですが、しっかりした苦みの青春小説で、文章も綺麗で読みやすいのに彼女たちの叫びが聞こえてくるようで、最後までぐいぐいと読まされてしまいました。普段本を手に取らない人たちにも読んでもらえると思います。直木賞の候補作に異論はありません。ただ、5年かけてこれを書かれたこと、彼女がすでにアーティストであることを思うと直木賞は今後たくさんの本を書かれるであろう他の方が受賞してほしいな、と個人的にはちょっと思います。
あも@感謝感激あもあられ
2017/12/21 00:04

賞は別の人に…これは勿論同意です。ただ、又吉さんや、羽田さんを見てると、やっぱりテレビ受けする人、話題になる人が受賞することで普段小説を読まない人が手に取り、あ、意外と小説って面白い。と思ってくれるきっかけになるのかな?と思うと話題作りって馬鹿にできないなとも思うんですよね。1冊読み切った経験がある人は次に小説を読むのに抵抗なくなると思うので、潜在的な読者の母数を広げるというか…個人的には勿論頑張ってる作家さんに受賞してほしいんですけどね。(なんかつらつら書いちゃいました。コメ返し不要です!💦)

aquamarine
2017/12/21 00:11

いえいえ、おっしゃる通りだと思います。Saoriさんのインタビューを見ましたが、初めて小説を読みました、という若い方が多いと答えてらっしゃいました。本屋にとっては売れる本は貴重。そしてそれが読者人口を増やしてくれるのであれば、同じ程度の力量なら話題性を取るのは必然でしょうね。こういう話になると、私たちってきりがないですよね( *´艸`)まあ、やっぱりこの本は直木賞候補作ではなく、話題性で気が向いたら、手に取ってください(笑)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
表題作は第10回ミステリーズ!新人賞受賞作。連作短編の形で、魞沢泉という虫好きの男がなんとなく事件を解決してしまいます。魞沢は泡坂妻夫氏の亜愛一郎を彷彿とさせ、たまに聞き間違い等で読み手の笑いを誘うのですが、変なパクリではなくきちんと書かれていて亜愛一郎のファンの私ですが、とても好感が持てました。受賞作の表題作がとても良いです。他は突出してはいないかもしれませんが同じような展開でも読後感がみな違って一冊通して読むとまとまりを感じます。このシリーズも書いて欲しいですし、他の違ったタイプの話も期待しています。
❁かな❁
2017/12/18 22:13

そうなんだねー♫まりりんちゃん詳しく教えてくれてありがとう(◍′◡‵◍)♡デビュー作なんだね!うん!うん!気負わずチェックさせてもらうね〜♡

aquamarine
2017/12/18 22:15

はーい(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
怪奇小説として有名な本作。怪談話をすることになった男性がすでに亡くなった知り合いの女性の手記を読みます。彼女は家庭教師先で幽霊と出会うのですが前半はとにかく彼女の懊悩ばかりで全く幽霊の怖さが伝わってこず、読みにくかったです。後半一気に話が動き始め、読むスピードも上がったのですが、たどり着いたラストシーンには驚愕しました。その後戻ったり読み返したりして、自分なりの答えを見つけましたが、読まれた方によってきっと違う解釈があると思います。これはきっちりした日本の怪談とは違う不安定さが魅力なのかもしれません。
麦踏
2017/12/18 22:11

(´>∀<`)ゝ

aquamarine
2017/12/18 22:31

はんちゃん、読んでいない本はチェックしない主義なのに、コメ欄登場していただいてありがとう(*^^*)「どっちかっていうとかなり優れた‟憑依系読書家”」全くだ( *´艸`)私はあまり考えないから、人と同じ楽しみ方ができなくたって楽しい時間が過ごせればそれでいいと思ってる。もちろん様式美とか否定しないけど。もはや私の登場など必要ないですが、麦さん、読みたい本を読みたいときに読みたいように楽しもうね♪

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
自殺した少年からの手紙により、二人の少女(天才少女と普通の文学少女)が謎を追います。犯人探しのミステリとくくるのはちょっと違いますね。タイガというレーベルらしく広義のミステリ、これは青春群像劇がメインということになるでしょうか。天才は何をもって天才というのか、スクールカーストとは違い、決して他の人から疎まれることなどないのに、普通の人とは混じりあえない彼らなりの理屈が伝わってきます。辛口評価が多いですが、私はこれは若いからこそ書けたものではないかと思います。デビュー作ですからこの先の作品が楽しみです。
母さんが言う、こういうパーマは変だと死のう
2017/12/15 22:20

面白かったよね(^-^) 次作がどうなるか楽しみだねぇ(^-^)

aquamarine
2017/12/15 22:24

パーマンさん、おかげで面白い作家さんと出会えたわ。ありがとう♪タイガってシリーズもの多いよね。これもシリーズになるのかな?本当に次にどんなものを書いてくるかとっても楽しみです^^

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
「記憶破断者」の二吉が本作に出ていたと知り、順番は逆ですが、手に取ってみました。3つの中編。「奇憶」二吉の友人でありダメな男、直人。彼が幼いころ見ていた景色を徐々に思い出し、最終的にたどり着くのは…。「器憶」直人の恋人だった女性と腹話術に夢中になった男性との話。このオチはなかなか強烈です。この後どうなったのでしょう。「垝憶」二吉が前向性健忘になった理由と、肉の秘密が少しわかります。実は3作のなかでこれが一番怖かったです。ひいっと叫ぶような怖さではなくじわじわと沁みる気味の悪い怖さ。でもこういうの好きです。
aquamarine
2017/12/15 17:46

はい♪頑張らないと記憶の新しいうちには読めなそうなので頑張ります^^

aquamarine
2017/12/15 17:51

あ、Masakoさん、ごめんね。私が変なまとめ方しちゃったので混乱させちゃったみたい。現在あもさんがあげてくれてるやつは「順番はどこからでも大丈夫♪」だそうなので積本からで♡レビュー楽しみにしてますね^^

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
いつも通りの緻密さですが、今回はいつもの子供に残酷だったりよくわからないけど優しい、とは違います。女の子が家族とともに海外へと渡り、色々な経験をしますが、楽しいはずのそれがどこか不穏な様子で描かれます。彼女はある老人と出会い、一つの約束をするのですが…。変な形のトピアリー、片足の欠けた彫像、無を感じるような背景…いったい何を意味するのでしょう。いつもの猫と奇妙な虫だけが妙な安心感を与えてくれます。でも、いつもと違う切なさをまとってもやっぱりゴーリーはゴーリーです。何度もめくって隅々まで堪能しました。
麻衣
2017/12/12 22:53

便乗便乗♡φ(・ω・*)

aquamarine
2017/12/12 22:59

あもさん、麻衣さん、ぜひぜひ♪

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
サキを図書館で物色していて、バベルの図書館?と思いながら書庫から出してもらったら、面白い版型で驚きました。ショートストーリーの名手として有名ですが、サキのオチは本当にブラックで、いや、ブラックを超えて残酷で怖かったりします。一話目の表題作のラストでいきなり頭が真っ白になり、ああ、サキってこうだった、とあっという間に世界に取り込まれました。初読の話が多く楽しめました。好み、というか長く心に残りそうなのは「納戸部屋」「ゲイブリエル-アーネスト」「あけたままの窓」「スレドニ・ヴァシュター」「邪魔立てするもの」
hanchyan
2017/12/12 23:19

む。これは読もう。脳内にメモりました。

aquamarine
2017/12/12 23:28

さすがはんちゃんせんせい。脳内でいいんだ(@_@)結構みなさんサキがお好きでびっくり。みんなブラック好きなのかな(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
火事の渋滞に巻き込まれ、横浜の宿泊をあきらめてバーに入ったシングルマザー理々子。隣り合わせた男が、妙な話を始めます。あまりにもありえない、不思議な話に暇つぶしのつもりが、すっかり夢中になり自分の境遇や過去にも思いを馳せる彼女…。木下さんの話には無駄がありません。どれもこれもが伏線で、最後に綺麗につながるのです。今回もぶっとんだ設定ですが期待通り綺麗にピースが繋がり、満足、といいたいところですが…うーん、決して悪くはないですが、普段の木下作品と比べるとインパクトは薄いです。お薦めするなら別のを薦めるかな。
が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
短編なのに素晴らしい本格作品、とお薦めいただいた「二銭銅貨」。なるほど納得!なぜこれを今まで読んでいなかったのだろう、と思ったほどです。面白かったです。「二癈人」ラストが意外で思いがけないインパクトがありました。これもとても良かった。「心理試験」既読。読みやすくオチも綺麗な本格です。こういうのは安心します。収録は他に「D坂の殺人事件」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」「芋虫」。読友さんに基本図書と言わせる本書、なるほど有名どころを抑えていると思います。既読作もすべて再読し、楽しみました。
hanchyan
2017/12/13 22:24

これを基本図書って思うのは、本格変格のバランスが取れてるから。てか、「こんなに面白いのか!乱歩って!」て思った頃、書店にはこれくらいしか手軽に入手できる文庫本見かけなかったんですよ。例の創元の、日本探偵小説全集②は高価だし装丁コワいし(笑)。以来しばらく、「『押絵』を探す男」になったっけなあ。

aquamarine
2017/12/13 23:01

はんちゃん、ごめん、コメント催促した形になっちゃった^^;でもありがとう♪バランスかー確かにいろんなタイプだ!そして、そんなエピソード聞くと、やっぱり当時の読書歴って私とは全く違って本当に凄いんだなって思います。まどかさんやよーこさんもきっとそうやって育ってきたんだね。私は児童書の次は三毛猫ホームズあたりだったもん(笑)日本探偵小説全集、装丁コワいがちょっと嬉しい^^そしてこの年になっても高いと思う…。はんちゃんの筋金入りのオシエオシに納得です。次は「人でなしの恋」読もうと思ってます。改めてありがとう♪

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
毎回思いますが、この手の本で隅から隅まで嘗めるように読めるムック本は私にはこれ以外思いつきません。上位に入っていて読んでいない本は読もう、と思えるし、対談も本当に楽しい。隠し玉も毎年楽しみにしているひとつです。印象深かったのは、今の若者世代は「館シリーズの」ではなく、「Anotherの」綾辻行人という言い方をするということ。30年という月日は決して短くはないですね。/他にこの手の本を何冊か買ったり読んだりしましたが、読了本に残すほどではないので、それらについてをコメント欄でさらっと。
背番号10(積読王に俺はなる)
2017/12/10 21:08

最近はいつも出遅れてしまい、時間が取れる頃には、皆さんのやり取りが収束をしており、ひとり淋しくしておりました。さて、この時期に楽しみにしていた各誌の企画も、5年ぐらい前から差別化がなくなっている気がします。15~20年前は、エンタメチックなのが「文春」、通っぽいのが「このミス」、さらにマニアックなのが「本ミス」で、3誌に被っているのは(容疑者Xの頃の)東野圭吾ぐらいだったと思うんですよ。どれも「あちらでランキングされそうな本以外に投票する」的な気概が、もう少しあった気がするのですが…。

aquamarine
2017/12/10 21:52

背番号10さん、なるほど、です。15~20年前は子育て真っ最中で本を読む余裕がありませんでしたので、その違いを身をもって感じることはできませんでしたが、ご説明のその色はとてもよくわかります。これだけたくさんの本が出版される時代ですから、逆に住み分けをしてもいい気がしますが、同じような選出や企画にしかならないくらい、出版される本は多くても売れる本は少ないのかな、などと考えてしまいました。順位は仕方がないとしても企画はせめてそれぞれの色に染めて充実してほしいですね^^

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
警察官を定年退職し夫婦でお遍路の旅に出た神場。途中で幼女殺害事件を知り、過去に自分が携わった事件と酷似していることに気づき、かつての部下と電話で連絡を取る…。過去の事件に対する傷と悔恨もあり、ただひたすら第三の事件を起こすまいと考える神場と、彼を信じて動くかつての同僚と部下。こんなに重い話なのに読後感じるのは、とにかくたくさんの人たちの正義感と優しさ。お遍路の旅の途中で出会う人々からのハッとする言葉の数々。奥様の強さ。ラストシーンに、そして「慈雨」という題名に納得の物語でした。
あも@感謝感激あもあられ
2017/12/11 11:08

天の配剤とかするっと出てくるまりりんさんの方が綺麗です。乱歩今読んでますがめちゃくちゃ面白い!何コレ!?狙ってないの繋がりで楽しくなることも多かったです。本屋の話でキーワードになってた加納朋子の『ななつのこ』が偶然次読もうと鞄に入ってたり、『ロング・グッドバイ』の直後に読んだ本にフィリップ・マーロウが出てきたりとか。ちょっとした偶然なんかも運命めいていて嬉しいものです。顔かお顔かお

aquamarine
2017/12/11 11:43

乱歩いいですよね♪いかにも乱歩好きそうなあもさんが、今まで手に取ってなかったことのほうがびっくりですよー。それだけ読むべき本がたくさんある、それだけ若いんだななんて思ったり(笑)いろんな繫がりを微笑ましく想像してたら…最後の一文に思わず笑ってしまいました( *´艸`)こういうとこもあもさんらしいよね^^

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
題名通り、武蔵と一戦を交えた人達から見た武蔵を連作短編の形で紡ぎ出します。描写が細やかで切なく痛々しい。登場人物たちのモノクロの画にパッと鮮血が散る様を頭の中に何度も見ました。描き出される武蔵は相手により違った一面を見せるのですが、読み手にはパズルを埋めるように少しずつ武蔵の人となりが見えてくるのが見事です。そして読了後私が見てきたのは武蔵だけのストーリーではなかったことに改めて気づきます。書き下ろされた最後の一編が映画のラストシーンを見るようで、沢山のことを想像し胸が痛くなりました。読んで良かったです。
aquamarine
2017/12/09 11:33

オート待ってますよ♪しかし、宇喜多がそんな大切な思い出のある本とは!二人の思い入れが伝わってきそうで、楽しみなのでぜひ早めに読もうと思います(*^^*)

aquamarine
2017/12/09 11:48

「wikiりながら」って(笑)私も歴史に疎いからそうなりそうだなぁ。「人魚の肉」もあらすじはもちろん、お二人はもちろん、読友さんのレビューも絶賛で惹かれるわ。あと二冊は絶対読む♪

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
短編集で、少しSFっぽい話が多いですが、どれも違ったテイストのものばかり。綺麗に落としたり、先が気になったり、じーんとしたり、しっかりミステリだったり。一番好きなのは最終話の「水晶の数珠」。不穏だったのに最後に少しほっとした「今夜は一人で雛祭り」。「サファイアの奇跡」も文句のつけられないラストでした。「レンタルベビー」はそんな未来は嫌だったけど物語としては見事。読み手の好みで評価は分かれるとは思いますが、これだけ質の揃った外れのない短編集ができるのは、やはり東野さんという人は器用で凄い人だと思います。
Yoko Omoto
2017/12/08 12:41

うわー、あるあるやわ( ̄∇ ̄;)蜜蜂、私も買ってるけど、結局図書館待ってても全然良かったかも(笑)買うとどうにも読むのが後回しになるのは、積み本多い人あるあるやね(笑)

aquamarine
2017/12/08 12:54

よーこさんも買ったのねーほんと、あるあるだよね^^最近特に、すでに図書館で借りてる分だけでも返却期限に返せないくらいあって、買ったのにまで時間が回らない(笑)本当に積読は減って行かないね( *´艸`)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
東山魁夷の白い馬の絵を見たくなったので、検索していて見つけたもの。いわさきちひろの息子さん松本猛氏が「緑響く」を中心に、ドイツオーストリアで描かれた絵を並べ、魁夷の心情を思い、文章を書いたものだそうです。少年が白い馬に導かれ、背に乗って色々な風景と出会います。最後にある解説を読んで理解すると2度目はまた違ったイメージで楽しめました。私は白い馬を見たかったので白い馬からの風景というイメージではほとんど馬が出てこなかったのは残念でしたが、日本の風景でなくても魁夷の絵は静かで優しかったです。
麦踏
2017/12/08 04:36

わわわ!これも素敵だねー。まりりんの好きな青に白い馬(*´∇`*)

aquamarine
2017/12/08 09:16

麦さん、残念ながら青と白い馬は表紙絵だけだったんだけど、これは画集をのんびりめくるのとは全く違う世界があったよ!私は基本はなにも言葉のない画集をめくる方が好みだけれども、こんなアプローチもありだな、と思った。もし図書館にあったら是非読んでみて。麦さんがどんな感想を持たれるのか楽しみだ(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
BL界の芥川賞作家とも言われる木原さんの初文芸単行本。彼女が今回テーマに選んだのはなんと小児性愛。BLによくあるハッピーエンドを期待して手に取る方はいないと思いますが、それを同性愛と同様のマイノリティとしてくくることができるか、など大変難しいことを考えさせられる内容になっています。こんな風に彼らの葛藤を描き出すのは木原さんだからこそできたものなのだろうと思います。私自身も母親ですから、子供の事を考えたら許容はできません。確かに衝撃を受ける作品でしたが、いざレビューを書こうとすると…とても難しいです。
あも@感謝感激あもあられ
2017/12/06 22:56

BL&…じゃなくて、非BLなんですね。自分はそんなにマイノリティな性的嗜好は持ってませんが、自分が普通に感じるアレコレが世間から糾弾されて抑えつけないといけない物だと想像してみると彼ら彼女らの苦しさが少しは分かる気もします。とは言え、小児…は厳しいなぁ。高校生以上は自己責任だろと思うけど、それより下だと中々…。とにかく凄く読みたくなるレビューだったことは間違いないです。ありがとうございました。

aquamarine
2017/12/06 23:07

あもさん、そうですね。ゲイの方も登場しますがBL&ではないです。そう、その厳しいところをついてくるのが木原さんなんだよね。レビュー難しかったですが、とりあえずあもさんの気を削がなくて良かったです^^あもさんのレビュー楽しみにしてますね( ̄ー+ ̄)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
テーマは変態乱歩。それぞれ何かに魅せられてしまった人たちの話です。「人間椅子」を初めて読んだ時のインパクトは忘れられません。今回唯一初読だった「鏡地獄」は確かめずにいられなかった衝動に共感する部分もあってぞっとしました。「パノラマ島奇談」生き生きと描かれる島の様子が印象的でした。丸尾氏の素晴らしいコミカライズも読んでいますが、ラストシーンは文章で読むほうが強烈でした。収録はほかに「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」「押絵と旅する男」。執着の果てがどれも美しいものではないところが乱歩らしいのかなと思います。
バンビ
2017/12/05 23:18

まりりんさーん😊🌟 虫ちょっと苦手なんですよ〜😭 充実のラインナップやのになぁ😱💤 もし、買ったらまたアップします😆🌟🌟

aquamarine
2017/12/05 23:20

でも「ちょっと」なんですね^^私は苦手だから思わず取り落としたけど、ちょっとならいけるかも(笑)。もし買ったら、を楽しみに待ってます(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
アナベルが手に入れた箱には編んでも編んでもなくならない不思議な毛糸が入っていました。しろいゆきとえんとつからでるくろいすす、という黒と茶のトーンで描かれていたちいさなまちが、アナベルが毛糸で編むものによって、少しずつカラフルに色づいていきます。セーターの色の美しいこと!微妙なグラデーションを一枚一枚確認したくなります。絵本のストーリーも上質で、文章にぴったりのジョンクラッセンの手による美しい世界を心ゆくまで堪能しました。動物たちも出てきて、帽子三部作の読者はさらにほっこりできると思います。
マグカップ
2017/12/05 20:30

バレたか笑

aquamarine
2017/12/05 20:40

岡崎体育( *´艸`)でもそんな風に動物たちが並んでる絵があったよ^^マークバーネットとジョンクラッセンのペアで何冊か絵本を出しているらしいです^^とっても可愛らしい絵本なので機会があれば是非♪

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
改行のないギッシリ詰まった文字にいきなり胸倉をつかまれます。目を離すな、気を散らすな、読み落とすな。突然出てきた数式とグラフにヒャッホーと叫び声をあげたくなったのに続く暗号を楽しむ暇も与えられず、あらためて地面に叩きつけられたように与えられる痛み。家族とはなんだ、愛とはなんだ。暴力とはなんだ、連鎖とはなんだ。頭の中はぐちゃぐちゃで、泣きそうになりながらページをめくりました。メフィスト賞らしい、ミステリでくくっては勿体ない作品。全ての設定の妙に、読後は長距離走を走り切ったような疲労と満足感が残りました。
Seutes@第52回うさぎの館イベント「年末恒例大長編祭り」やっと、終了です(´▽`;)ゞ
2017/12/05 23:26

今回のイベントで、思わず読む予定を後に廻したのですが、まりりんさんの感想を読んで、入手を決定した次第です。次回のイベント、又は100冊制覇に向けて読むぞと、力を頂きました。!( ̄- ̄)ゞ

aquamarine
2017/12/06 08:20

セウさんのお好みの本とはちょっと違うタイプの気がしますが、100冊制覇には必要な一冊ですものね^^本格好みのセウさんが読まれたらどんなレビューが上がってくるのか楽しみです。是非次回に♪私もなかなか手に取れずにいたので、今回はいい機会になりました。ありがとうございました(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
aquamarine
東山魁夷の絵は静けさを運んできます。青、緑、白、橙。基調となる色は変わっても、どの絵も身を正すような静けさで日常と切り離してくれます。朝の冷たい澄んだ空気、爽やかな春の風にそよぐ木々のざわめき、川のせせらぎ、しんしんと降り注ぐ雪の音。静けさの中にもこんなにいろいろな音があるのだな、と何度もページをめくって堪能しました。カレンダーや文庫版の画集を持っていたりしますが、同じ絵でも大きくなると迫力が違います。カレンダーも次は大きいのを買おうと思いました。どれも好きで選べませんが特に「花明り」は実物を見たいです。
マグカップ
2017/12/10 16:05

まりりん♪麦の告白のように、みんなにコメントしているけれど、もうこの感動を分かち合いたい。素晴らしかった。本当に。心が凪いでいるってこういう事を言うのかな。身を正すような静けさで日常て切り離してくれるって本当だね。この静けさは生きてく上できっと力になるって思う。私もカレンダー欲しくなった!ありがとうまりりん。ありがとう東山さん。

aquamarine
2017/12/10 17:03

マグさん、一緒に楽しめて本当に嬉しい。私は子供のころ、お世話になっていた大工さんが持ってきてくれたカレンダーが東山魁夷でそこで出会ったの。大人になって書店でカレンダーを見たとき、ああこれ!って凄く懐かしい思い出を見つけたようで嬉しかったなあ。カレンダーもいいけど、この本の感想を共有できたのはカレンダーを毎日眺めるのとは違う優しさがあったよ。こちらこそ、本当にありがとう^^

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/13(2233日経過)
記録初日
2011/10/02(2305日経過)
読んだ本
1588冊(1日平均0.69冊)
読んだページ
508141ページ(1日平均220ページ)
感想・レビュー
1588件(投稿率100.0%)
本棚
13棚
性別
外部サイト
自己紹介

基本ミステリー読みです。ホラーも時代小説も好き。恋愛ものは苦手。翻訳ものはカタカナ名前が苦手なので読むのに時間がかかり、少なめです。HNを打つのが面倒でごめんなさい。読友さんが「まりりん」という素敵なニックネームを付けてくださったのでよろしければそうお呼びください。

限りある人生、あと何冊本が読めるでしょう。図書館の予約本に追われる生活はやめて、読みたいものを読みたいときに読む、ある意味普通の生活をしようと思います。次々と新古本を積んだり次々と図書館に予約を入れるのではなく、読みたいものを読みたいときに借り、すぐ読みたい新刊は書店で買って読もう、そんなあたりまえの決心をした読メ7年生。できる範囲でのんびり進みます。

ナイス、コメントをくださるみなさま。いつもありがとうございますm(__)m

以下覚書(2018こそ!)
「ロボット・イン・ザ・ガーデン 」×2
「アウシュヴィッツの図書係」
「13・67」陳 浩基
「犯罪」「コリーニ事件」シーラッハ
「怪物はささやく」パトリック・ネス
「蠅の王」ウィリアム ゴールディング
「熊と踊れ」 上下 
「隣の家の少女」「閉店時間」
「法人類学者デイヴィッド・ハンター 」×4
「クリスマスに少女は還る」

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