遊無有という小さな出版社です。昨年末『東北独立』という本を出版しました。東日本大震災で東北は甚大な被害を受けました。震災発生から10ヶ月も経とうとしている現在でも大量のガレキが処理できずにいます。また福島第一原発の放射能漏洩の影響で自分の家に戻れない状態が続いている避難者が大勢おります。しかし、政府も行政も本気で復旧・復興を推進しようという姿勢が見えません。これ以上政府や行政に頼っても打開できないのであれば、思い切り発想を切り替えて、被災地・被災者が自ら主導権を獲得し、復旧・復興をする以外にない。そのためには、復興特区や道州制などという中途半端な手法ではなく、「東北独立」という方法しか残されていないのではないか。もともと東北は独立志向が強かった。今こそ独立に向けて立ち上がるときである。「東北独立国」としての産業政策・政治体制も提言している。
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