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2024年8月の読書メーターまとめ

GELC
読んだ本
11
読んだページ
3586ページ
感想・レビュー
11
ナイス
329ナイス

2024年8月に読んだ本
11

2024年8月のお気に入り登録
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  • はるにれ

2024年8月のお気に入られ登録
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  • Kazuki
  • はるにれ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

GELC
調査報道のバイブルという噂に違わぬ、魂を揺さぶられる一冊。徹底した現場主義、権力に屈しない姿勢・・・プライドという言葉を使うと安っぽく感じるほどの記者魂を感じた。個人的に製造業に身を置くものとして、上から与えられた指示を絶対とし、結論ありきで中間プロセスをすっ飛ばす警察・司法に、昨今の検査不正と同じ構造を感じた。上に立つ者のメンツを守ることが、真実をよりも優先されるのは、この国に蔓延する深刻な病。報道を志す者はもちろん、日本で社会生活を送る以上は目を通しておく価値が十二分にあるものだった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

GELC

「動物農場」が素晴らしく、古典のパワーを感じた。Audibleも馴染んできて「プロジェクト・ヘイルメアリー」や「リラの花咲くけものみち」の2作を楽しめた。「生物はなぜ死ぬのか」も生命科学の基礎を学べて有用だった。 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3856ページ ナイス数:369ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/184978/summary/monthly/2024/7

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
11

GELC
3巻読んできて、最後のナターシャ・アナトールの「事件」が、一番印象に残るエピソードになった。天真爛漫な美しさがナターシャの魅力だが、誘ったアナトール側に非があることを差し引いても、ちょっと弁護の方法がないぐらい、未熟・軽薄だったように思う。ヒロインをここまで墜として描くとは、文豪の発想力・文筆力に驚愕した。一方、今まで空回りばかりで良いところが無かったピエールは、最後の最後で初めて頼もしく見えてきた。ここまでが壮大(過ぎる)前振りだったのかな、続きが俄かに楽しみになってきた。
が「ナイス!」と言っています。
GELC
タイトル通り、いかに志を立て、それを貫き通すか。超絶ストイックな松陰先生の教え、骨太の生き方について道を示してくれる金言の数々。言葉はかなり厳選されており、一読するだけなら時間はかからないが、内容は厚い。何度も目を通し、そして実践してこそ価値がある一冊。自分としては特に、組織のリーダーとして何をなすべきかを常に忘れないことを、まずは心がけたい。また、それぞれの言葉の原典も示してもらえるとさらに良かったと感じた。松陰先生の生の言葉も味わいたい。
GELC
2024/08/28 08:12

いつ死んでも悔いのない生き方をしよう。 動きながら準備する。 自分のことを考えるとかえって自分の不利益になる。 鉄は何度も打たれて強くなる、逆境に礼をいう。 問題に直面したときに本性が出るものだから、誰にも見られていないときほど、万人に見られているように振る舞うべき。 計画を立てる前に自分の組織が何のために存在しているのかを考えるべき。 腹を据える。 楽しみはいつも自分の中にあるもので、自分の幸福に環境は何ら影響を与えない。 本に書いていることを一つで良いから真似してみればよい。

GELC
2024/08/28 08:12

問題に結びつかない情報収集はただの退屈しのぎ。 知識・技術を効率よく身に着けるよりも、他の人に簡単に真似できないものを見極めること。 才能・知識・人脈は最後には役に立たない、地道なことをどれだけ積み重ねられるか。

が「ナイス!」と言っています。
GELC
他人に向けて公表することを想定していなかったからこその、人生に対する忖度のない、率直なアドバイスという印象。 冒頭、常識が大切とあったが、確かに中庸というか、バランスがよいと感じる。父親自身は最初から裕福ではなかったようで、その影響があったと思われる。息子を後継者と期待しながらも、時には厳しい意見を述べたり、経験を積ませているのが賢い。 勉強し続けること、行動すること、体験することの大切さが繰り返し説かれている。 大学入学に際しての、「挑戦」は背中を押してくれる名文。座右の一冊の有力候補。
が「ナイス!」と言っています。
GELC
調査報道のバイブルという噂に違わぬ、魂を揺さぶられる一冊。徹底した現場主義、権力に屈しない姿勢・・・プライドという言葉を使うと安っぽく感じるほどの記者魂を感じた。個人的に製造業に身を置くものとして、上から与えられた指示を絶対とし、結論ありきで中間プロセスをすっ飛ばす警察・司法に、昨今の検査不正と同じ構造を感じた。上に立つ者のメンツを守ることが、真実をよりも優先されるのは、この国に蔓延する深刻な病。報道を志す者はもちろん、日本で社会生活を送る以上は目を通しておく価値が十二分にあるものだった。
が「ナイス!」と言っています。
GELC
ヤマザキさんの著書は「テルマエ・ロマエ」をで読んだぐらいだが、100分de名著の解説などで目にする度に、面白そうな方だと感じていた。それが本書を読むと、想像を遥かに上回る深さ・大きさ! 自分にも周りの人にも言いたかったこと「もっと命を使わないと、もったいない」。お母様の教育、北海道の大自然の中で育った幼年期、青春時代を芸術に捧げた経験が、彼女をこんなにもしなやかで強い人に育てたのだ。息子への「地球に好かれる人になりなさい」ということばも素敵で、一気にファンになった気がする。他の著作も読んでみよう。
GELC
2024/08/14 07:42

こどもが中学生ぐらいになったときに読んで欲しい本ナンバー1

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GELC
名著「だからあなたも生き抜いて」よりも、極道時代や受験に関する記述の分量も多く詳細。文体もライトなので、生き方に訴えてくるという程のことは無い。闇金やシャブ屋のエピソードはウシジマくんさながら。これらの経験からしつこさやアグレッシブな営業姿勢を学べたと言ってしまうのは賛否両論ありそうだが、万人に向けて書かなければならない道理もないので、正直に書いてもらうのは良いと思う。ただし、あちらの方々関係の依頼も多そうな雰囲気なので、倫理観だけは忘れずに、特殊な経験を活かして活躍していただきたい。
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GELC
普段は意識することが無いが、我々は生命をいただいて生かされているのだということを再認識できた。また、職人さんの己の技術に対するプライドにも心を動かされるものがあった。それにしても、僅か20年ほどの間に、この業界でも大きな変化があったようで、安全性・効率性はおそらく向上しているのだろうが、筆者が昔を懐かしむ気持ちと共に、自分も何か物悲しいものを感じた。
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GELC
生産性向上がテーマの本だが、序盤は観光立国論の様相。 日本の課題:融通が利かない、一面的な情報しか報道しないマスコミ。 形式にこだわるあまり本質が抜け落ち、何のための形式か忘れてしまう。 考えるのが面倒で、クレームが出るとすぐに「全面禁止」は、確かに思い当たる節がある。 また、日本人は論理的に考えることが苦手とあるが、自分自身、IRについてデータが示されても反対という考えしか出てこないので、言われていることは実感できる。ただ、この人の立場が直接利益が得られる側なので、全面的に信用するのは危険と感じる。
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GELC
動物農場で、オーウェルの創造力、構想力に驚かされたけれど、数段上回るレベルの快作! 今の今まで、このとんでもない傑作を知らずに、よく生きてきたもんだ…と思う。それぐらいの衝撃。 無意識に主人公たちが、形はともかく思想の上では勝利する展開を予想しながら読んでいたけれど、甘すぎだった(笑) これこそ完璧な絶望。 テレスクリーン、二分間憎悪、犯罪中止、ニュースピーク、イングソック、二重思考、とんでもない労力を投じた歴史改変、社会の成長を阻害し不満の捌け口を外に向けさせる戦争など、思考統制の仕組みに恐怖。
GELC
2024/08/10 20:51

そして、「君たちはもう死んでいる」は、例えでなく背筋が寒くなり、真夏なのに冷や汗をかいた。もう色々な意味で自分の考えの遥か上をいっていて、改めて読書の可能性を再認識させられる貴重な体験だった。ありがとうございました。

が「ナイス!」と言っています。
GELC
後の著作である、「悪魔とのおしゃべり」と語られている本質は同じだが、本書は長期の構想を経て書き上げれたようで、構成はこちらの方が無駄なく、分かり良いtと感じた。 相変わらず文章のクセが凄いし内容が内容なので、人はかなり選ぶと思うが、自分としては、この世の成り立ちや人生の意味について、いろいろな気付きを与えてくれる、よいヒントになった。
GELC
2024/08/06 19:01

現実は100パーセントその人の思い通り。 現実などなく、あるのは解釈だけ。 現実とはその人が信じたとおりに見えている幻。 感情はその人が勝手に信じている固定概念によってもたらされる→感情が溢れたときはは自分の固定観念に気づくチャンス。 表層意識で嫌いだと思っている全ては、深層意識では好きだと思っている→固定観念を消す一番良い方法は嫌いな相手に歩み寄ること。 現実を変えたいのであれば、投影元の自分の考え方を先に変えるしかない。

GELC
2024/08/06 19:01

否定語を使わず望んでいることを明確に伝える。 嫌なことが起こったら、それならどうしたいのか考える。 不足に感謝することで人生は楽しめる。 迷っていることは、実はどっちでもいい。 出来事を悪いと判断するとそこでジ・エンド。 自分の知らないことを一番知っているのは、自分の嫌いな人。 相手の意見が気になるのは、自分がそう思っていることの現れ。 目の前の現実は全て自分が望んだもの。 最後の感情をいいことと認めることで、そこまでのできごとの全てが良くなる。

が「ナイス!」と言っています。
GELC
ちょっとスピリチュアルな感覚だけど、ここ最近のベストかも。いかにして幸せを掴むか、示唆に富んだ内容。人生の本来の目的を忘れないこと、変化を恐れず挑戦すること、変化を敏感に捉えて行動すること、行動から学ぶこと、自分自身も宇宙の一部(というより宇宙そのもの)と気づくこと!  イギリス人の男が語る錬金術が、あえて世界を不必要なまでに複雑化していたようで滑稽だったけれど、少し俯瞰してみると、今の自分たちの生活を暗示しているかのうようで少し怖くなった。手元に置いておき、時々読み返そうと思う。
Buffalo2004_TYO
2024/08/01 21:29

『アルケミスト』!良いですよね。こちらは友人にすすめられて2009年に一度読んで以来、本棚に立ったままです。そろそろ再読しようかと思っていたところ、GELCさんのこのレビュー。これもそれこそ何かの兆しのようですので、再読します。ありがとうございました。(※余談ですけど、結構いろんな国の知り合いとこの書の話が通じます…。蛇足ですが、GELCさんもご出張があるようでしたので)

GELC
2024/08/02 06:27

Buffaloさん、コメントありがとうございます。少し前の自分だと、胡散臭いと感じていたかもしれませんが、今回はスラスラと入ってきました。再読時の感想、ぜひ聞かせてください! 同じ事務所にタンジェから来た人がいるので、一度話しかけてみようと思います!

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/12(4677日経過)
記録初日
2012/02/12(4677日経過)
読んだ本
356冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
87722ページ(1日平均18ページ)
感想・レビュー
355件(投稿率99.7%)
本棚
5棚
性別
URL/ブログ
https://note.com/gele1036
自己紹介

2021年、5年ぶりに再開。目標は1日100ページ。100分de名著や読メで見つけた面白そうな本を少しづつ読んでいます。バドミントンをしていることもあり、スポーツ理論、脳科学にも興味あり。
アウトプットの場としてnoteも始めました。https://note.com/gele1036

2024年課題図書
1月 戦争は女の顔をしていない
2月 種の起源
3月 生物から見た世界
4月 神谷美恵子日記
5月 全世界史
6月 貞観政要
7月 戦争と平和
8月 社会契約論
9月 エミール
10月 砂の女
11月 人を動かす
12月 ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

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