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2024年8月の読書メーターまとめ

tamazou
読んだ本
12
読んだページ
4736ページ
感想・レビュー
10
ナイス
45ナイス

2024年8月に読んだ本
12

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tamazou
ネタバレ「素晴らしい新世界」のような、管理社会バリバリのSFディストピアかとおもったら、冒険ファンタジー寄りだった。/かなりの長編だけど、次から次へと事件が起きるのでダレることはない。文章も読みやすい。でも最後の方は、ちょっとオチが推測できちゃうかな。/管理側に反旗を翻すのではなく、管理側に居座りながら将来を憂うというのは、人間の愚かさと残虐さというテーマにも沿ってたし、今後への想像の余地もあって良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
10

tamazou
小説の書き方講座というか、それらをテーマにしたエッセイとして楽しんだ。タイトルの「マナーはいらない」は、小説書くことに対する言葉ではあるとは思うけれど、このエッセイ自体も細かいことに囚われずかなり自由。文体がですます調や、である調が混在してたり、推しの映画について語ったり。コバルトなので、読み手は中高生くらいを想定されているとは思うが、大人が見てものびのび書かれている様子が微笑ましかった。
が「ナイス!」と言っています。
tamazou
カラマーゾフの兄弟を題材にリーガルマインドを学ぶという発想が面白い。こうやってみると、創作とはいえカラマーゾフの裁判ってきっちり描写されていたんだなとわかる。/シリーズ化しそうなサブタイだけど、他にも裁判シーンのあるメジャー文学があるのかな? あるなら続編としてやって欲しい。/アリョーシャ(主人公)とフィヨードル(被害者)も顔イラストあってよかったんやで……。
tamazou
ネタバレヘッセは繊細な心情描写にいつもどきりとさせられる。世の中で、清く善きとされている物事と、穢らわしいとされている物事のどちらにも価値を見出しながらも、苦しみ己の内面と向き合うシンクレア少年に、もっと早くに出会いたかった。/終盤は哲学的というか神秘的な展開に。何の前知識もなく読んだので少し驚いた。宗教や哲学、文化的背景などの予備知識があまりないので、自分では解釈しきれないのが口惜しい。
tamazou
某所の投稿(削除されたのが残念)で触れられていこの本を知った。フフっとなるものもあれば、ちょっと泣きたくなるようなのもあった。大好きな漫画なので、老若男女に愛されて嬉しい。/こんなにも多くの心を掴んでるドラえもんは皆の友達(五七五七七)
が「ナイス!」と言っています。
tamazou
相変わらずキャラクターが魅力的。ポワロが最後の最後までなにも閃かないのは珍しい。予想していないオチだった。/翻訳が古いのか、クリスティ後期の作品だからか、テンポがいまいちに感じた。/タイトルのセンスは抜群にかっこいい。
が「ナイス!」と言っています。
tamazou
ネタバレ「素晴らしい新世界」のような、管理社会バリバリのSFディストピアかとおもったら、冒険ファンタジー寄りだった。/かなりの長編だけど、次から次へと事件が起きるのでダレることはない。文章も読みやすい。でも最後の方は、ちょっとオチが推測できちゃうかな。/管理側に反旗を翻すのではなく、管理側に居座りながら将来を憂うというのは、人間の愚かさと残虐さというテーマにも沿ってたし、今後への想像の余地もあって良かった。
が「ナイス!」と言っています。
tamazou
ネタバレSFを中心とした短編集。全体的に読みやすかった。/一番インパクトがあったのは「魔術師」。最後まできっちりはっきりと明かされないところも含めて、読後感が本当の手品を見たあとの感覚に近かった。傑作。/次点は表題作。冷戦時代のソ連という舞台も含めて読んでいてハラハラしたし、意外性を見せつけながらも、現実とリンクするような着地の仕方が鮮やかだった。
が「ナイス!」と言っています。
tamazou
ファンタジー小説と聞いていたけれど、思ってたよりもしっかりとしたミステリーだった。ミステリーを基軸としながらも、あれやこれやのジャンルを詰め込んでるのにごちゃごちゃせず、時代背景や主人公の成長とリンクしたプロット構成がかなり巧み。主人公の周りのキャラクターも、最初は主人公に同調して色々な思うところもありつつも、徐々に色んな面が見えてくるのも楽しかった。
が「ナイス!」と言っています。
tamazou
電話が主な媒体というのには古さを感じるけれど、それ以上に情報ネットワークや個人情報といった先見の明が素晴らしい。こういった洞察力の鋭さに溢れた小説が、時代の波で消えていくのは勿体ないし残念でしょうがない。/子供の頃に何度か読み返した本で、その中でもウイスキーをアリに垂らすシーンがずっと印象に残ってた。何十年ぶりかに読み返すと忘れていたことも多く、新たな気づきもあった。思い返せば自分のSFの基礎は、星新一とドラえもんによって築かれているんだなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
tamazou
短いエピソードがみっちりと絶え間なく連なって、一つのストーリになっている。まるで小さな糸をより集めて縄にしたような感覚だけれど、人生や歴史というのは総じてそういうものなのかもしれない。/日常にさらっと紛れて現れる、幽霊だの魔法の絨毯だのといった不思議さは童話のようだった。こういうのをマジックリアリズムというのか。/ウルスラ母ちゃんまじすごい。彼女のタフさがなければ、百年もたなかったんじゃないかな。この家系。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/04/12(5648日経過)
記録初日
2009/01/10(5740日経過)
読んだ本
472冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
162335ページ(1日平均28ページ)
感想・レビュー
135件(投稿率28.6%)
本棚
3棚
性別
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