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2024年3月の読書メーターまとめ

うさみP
読んだ本
11
読んだページ
3952ページ
感想・レビュー
11
ナイス
1281ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • blackstone

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

うさみP
前回読んだときは登録人数20000でだったのに、今では45000越えとは。愚かなエラリイ、実にいい言葉じゃないか。ミステリ云々関係なく、読書が趣味な人なら読むべき本だよな。映像化不可能が映像化された記念に5度目の再読。時代が追いついたのか、作品が追いついたのか、視聴後すくに改めて読むと、マンガを経て、如何にして雰囲気を損なわずに実写にしているなと。他の館も再探訪しようかな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

うさみP

30〜40歳代の私たちにとって、ドラゴンボールやアラレちゃんに子守りをしてもらって育ったんだよなぁ。親以上に結びつきが強い。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
11

うさみP
運命計画を否定した先。SEEDを観てノベライズを読んだ、あの頃の人たちへ。すべてを持っていった40億突破の男『アスランが来る』まで。私を見てと私を見てが交錯し合う。そうだよ、ガンダムは愛憎劇なんだよ。閃光と影がぶつかり合う映像ではどうしても表現しきれない不得手な部分を補い合い併せて一つの作品とする、あとがきでも触れているが、映像を小説にするノベライズ(いつの間にか少なくなりましたね)という形態の面白さが詰まっている。ここまでで不満をあげるなら、議長の影に苦しむけど、クルーゼの呪詛は影も形もないのがな。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
社会や関係性が変化し複雑になればなるほど、ホラーはより深く怖いモノになる。ジャンルの中のジャンル、ホラーという大っぴらに言いにくい狭い界隈を支えるブラックレーベル(イカガワシイ)、角川ホラー文庫が30年歩んだ歴史の中で生まれた、様々な色彩を持つホラー短編を編んだ一冊。ホラーは本格ミステリ作家が通る道と言うべきか、有栖川さん&綾辻さんコンビの本格ミステリ作家が書くホラーは面白い。水に浮かぶモノ、水に混ざるモノに対する嫌悪感はどこから?『仄暗い水の底から』や『リング』は未見なのでいつかは。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
前回読んだときは登録人数20000でだったのに、今では45000越えとは。愚かなエラリイ、実にいい言葉じゃないか。ミステリ云々関係なく、読書が趣味な人なら読むべき本だよな。映像化不可能が映像化された記念に5度目の再読。時代が追いついたのか、作品が追いついたのか、視聴後すくに改めて読むと、マンガを経て、如何にして雰囲気を損なわずに実写にしているなと。他の館も再探訪しようかな。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
ネタバレ華が生んだ、上海館の殺人。日本と上海が互いにみる憧憬。0点と50点と100点、微妙な評価というのは賛否の両極端が尾を加える蛇のようなもので、おバカともいえるトリックとアホな思うロジックの展開にはIQの低い私を含めた読者勢は驚かされたが、それを稼働させるための物語は粗が大小目立ってあまり面白くなかった。でも、次作が出るなら読みたい引き付ける熱量。作者が「できる」っていうんだから「できる」のだろう。物理ミステリはいつしかロマンとなった。物理トリックの面白さの可能性と行き詰まりを感じた。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
ネタバレこの小説は、この想像力は人を救わない。頁を埋め尽くす文字の列が、重い雨粒の渦となって読者の心を容赦なく打つ。読み進めていくうちに、始まりの物語を別の物語でベットリと塗りつぶす内容は、想像力を掻き立て非常に読みごたえがある怪奇幻想。謎の充実を感じながら、身も心もぼろ雑巾のような身なりで読み進め、暗黒の回廊の抜けた先にある、青い海と空に浮かぶ崩壊した世界。各々の話にテーマとして人の部品が隠されているのがキモ。
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うさみP
競馬に触れるモノなら知っているであろう言葉。『89JC』出走。驚異的ハイペースで従来の後方待機勢を置き去りにする脳汁ドバドバなレース展開。周囲の重圧から境界線が揺らぎ嘔吐してしまうが。健康ランド師匠でも、ホーリックスでもない、鏡の中の灰かぶり姫の「私」じゃなくて、「アタシ」を見てほしい。瞳がグルグルなのも癖でいいね。打倒オグリが再度集う有馬へ。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
私は、お掃除ロボットでもなければ、ポンコツでも馬鹿でもありません。超高性能がフレームに潜む怪異を観測する。『観測』がミソ。人が怪異に恐怖を見出すように、人は人型アンドロイドに夢をみる。正統派ホラーSFであり、界隈を震撼させたホラー風セクハラフリゲ『黒先輩~』の作者さんに驚き。道具としての機械を超えて、主体としての機械と、あるようでなかった組み合わせで、怪異自体はどこにでもあるホラーなんだが、高性能アンドロイドを噛ませることで異様な様相になる。続編期待で本編後より、行間を埋める外伝の方が回しやすいかな。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
青春モノの面白さの要件は読者の傷をほじくり返すこと。嘘とマジックとテクニックとミステリ、種も仕掛けありません。みんなを笑顔にする彼女の不愛想を誰が笑顔にできるのか。好きと才能は不完全な世界ではイコールではない残酷さ。初恋要素よりも、学校という渦中での女→(バチバチ)←女感情が濃く、語り手であるポチ君がナヨっとした無個性量産型主人公は、私を含めた捻くれた読者上手く共感が持てず(故にポチなのか)、一つ二つ武器が欲しかったな。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
殺されたい。干し肉を噛み噛みしたくなる。今の時代に必要なのは獣臭い狩人だ。熊小説・マタギ小説、書店の片隅にある極小ジャンルとして知ってはいたが。祖父も猟銃狩人で、一緒に焼肉や鍋にしていたな。銃口と爪牙を向け合う、ともぐいは両片思いの殺し愛。未来はこれから食べる肉であり、過去は由来も忘れた骨である。日露戦争前夜の想像を超える広がりゆく時流を舞台に、人同士の街の営みに共感という嫌悪感を抱き、どこにも属さずに一人のマタギとして生きて死んだ男の交えない孤独な価値観を徹底的深く深く抉った作品で直木賞に納得。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
頁の厚さからとっても頑張ってはいるけど、上手い下手の分かれる三作目の甘えの様なモノを感じてしまう。『結婚を控えた元名探偵からのSOS』という絶品の素材がありながら、案の定全くドラマとして生かされていないのが残念。神の大筋を通すために、魅力あるはずのキャラをBOTにさせ、小さな瑕疵や導線の繫がりの弱さを無視する手癖(自覚的?)そろそろどうにかしないと。一度本格ミステリを離れて一作書いてみてほしい。腐れ縁でシリーズを読み進めているが、次巻で自分の中で決着をつけることができるのか。
が「ナイス!」と言っています。
うさみP
祈りよ!駆けろ!!小遣いから出した百円の馬券も、友人に頼まれて買った馬券も、全財産を賭けた馬券も、全てが等しい空間がある。それは血なのか、骨なのか、欲望なのか、夢なのか、祈りなのか。弥生賞も終わり、もう皐月賞。馬が背負う夢の斤量はいくらなのだろうか。中小生産牧場で生まれた『祈り』がダービーを駆け抜けるまで。馬の美しさに関わる人たちの「夢(ロマン)」は今も昔も変わらないな。80年代という時代性なのかどうなのか、久美子・多田にあまり感情移入できなかったが、博正・平八郎・奈良くらい真直ぐな方が清々しくてよい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/04/18(5481日経過)
記録初日
2009/04/18(5481日経過)
読んだ本
3383冊(1日平均0.62冊)
読んだページ
922333ページ(1日平均168ページ)
感想・レビュー
3349件(投稿率99.0%)
本棚
1棚
性別
年齢
37歳
血液型
B型
職業
サービス業
現住所
広島県
自己紹介

「面白そう」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜなら、オレや、オレたち読書家は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には! 実際にその本を手に入れて、もうすでに読み終わってるからだッ!だから使った事がねェーッ。読書家のオマエもそうなるよなァ~~~、オレたちの仲間なら…わかるか?オレの言ってる事…え? 『面白いかった』なら、使ってもいいッ!

 一時の孤独と一時の触れ合いと、アイマスと忍殺とガンダムを愛するアラサーを迎えた読書家です。

 ミステリーやSFを全般に読みますが、特にジャンルの括りは無く、面白そうなモノを片っ端から読んでいます。詳しくは読書履歴を一読下さい。R18を含んだ同人誌を登録する場合があるので注意してください。

 傍らアイドルマスターでプロデューサー業をしています。アイマスでは千早P.デレマスでは文香・美波P(モバマスは微課金・デレステでは重課金)・ミリマスは静香Pです。

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