ネタバレ1つ目は少し不思議な出来事が起こるが、「あれ？これ本当に万城目さん？」と思うくらい爽やかスポーツ青春物語。本タイトルの2つ目は野球の物語。名前だけ知っている選手が登場したが、彼がどんな生涯を送ってきたのか、想像もしていなかった方向へと物語が進んでいく。フィクションでありながら、彼らがそこに居た事は本当かもしれない、どうか本当であってほしいくらいだと思った。1つ目の物語もきっと彼らが現れた理由があるに違いない。

ネタバレ1つ目は少し不思議な出来事が起こるが、「あれ？これ本当に万城目さん？」と思うくらい爽やかスポーツ青春物語。本タイトルの2つ目は野球の物語。名前だけ知っている選手が登場したが、彼がどんな生涯を送ってきたのか、想像もしていなかった方向へと物語が進んでいく。フィクションでありながら、彼らがそこに居た事は本当かもしれない、どうか本当であってほしいくらいだと思った。1つ目の物語もきっと彼らが現れた理由があるに違いない。

ネタバレマスカレードホテルの続きかと思っていたら、あまり鋭さが無く…。と思ったら、続きでなくて逆に新米の頃だったのか。いろいろ観察してしまうのは、人を相手とする職業ならある事だけど、この頃の山岸さんはお客様のためにというより、人のいろいろを詮索するのが好きという感じ。話としては、謎で引っ張るより、結論が早くて忙しなかったかな。ホテルって、お客がフロントに来てから部屋を割り振るものなの？客を見て、その部屋は空いていないと言って、グレードの高い部屋を勧めたりするものなの？

ネタバレ鳥類学者川上和人先生の、南硫黄島研究記録。川上先生と言えばもはやこちらが期待するのは面白本であるが（違うか！）、タイトルの『研究と冒険、半分半分』とあるとおり、その期待に存分に応えてくださった笑。種類による島内での分布や、無人島の南硫黄島とかつて50年程人の住んでいた北硫黄島との比較など研究記録も興味深いし、「海鳥ワシワシ」とか「海鳥の数ほどの海鳥（星の数ほど海鳥は多い）」とか、とにかく楽しい冒険でした。