ああ、終わってしまったなぁ…。「紙」に重点を置いたこの物語が本当に好きだった。新しい仲間たちと新しい場所で、ほしお作品を読んでる側には馴染みの人達もそこかしこに名前が出てて、終わりだけど新しく始まる物語。これからの百花たちの先々と紙の未来が楽しみになる終わり方だった。川越行ったら、本当に記念館がありそう。 お父さんの未発表作品、私も読みたい。実際の書籍になってくれないだろうか。

ミニマリストさん７人の、それぞれの物の手放し方と生活と考え方の移り変わりをまとめた本。読んでて成程とは思うけど、私はミニマリストになりたいわけじゃないんだろうなと思う。人によって持ち物の「定数」は違うという筆者さんのお一人の考え方が一番しっくり来たかな。あえて減らさなくても年齢と共に洋服は自然と手放せる。似合わなくなったり窮屈に感じる年齢が来るから。鞄とかも、物理的に重くて手放す時が来たから。 思い入れや思い出深いものとのお別れの仕方が、自分には一番難しそうだ。

人や町の先々を心配する人達のお話だった。とうとう麻之助がお父さんに！！父としてはまだ新米で、頼りないところもあるのだろうけど、次期の町名主としてはだいぶ頼り甲斐（？）が出てきた感じ。持ち込まれる悩み事の難易度も上がっているような。人々の暮らしって、それだけで大事なところもあるんだね。目出度いことがあれば全力で楽しむ町人たち、今までほんとに色々あったから、麻之助さん達が幸せであったら、読んでるこちらも嬉しいな。

ああ、終わってしまったなぁ…。「紙」に重点を置いたこの物語が本当に好きだった。新しい仲間たちと新しい場所で、ほしお作品を読んでる側には馴染みの人達もそこかしこに名前が出てて、終わりだけど新しく始まる物語。これからの百花たちの先々と紙の未来が楽しみになる終わり方だった。川越行ったら、本当に記念館がありそう。 お父さんの未発表作品、私も読みたい。実際の書籍になってくれないだろうか。

あの頃、本当に先が見えなくて、これからどうなるんだろう？と思ったよな。折角の大学生活の最後の一年、友達や後輩との想い出づくりができず残念かと思ったら、ネットを利用したコロナ禍を逆手に取った発想の転換が素晴らしい。「地域ねこ通信」に再会出来てとても嬉しい。就活もままならず、内定取消もあったあの当時、勿論大変でも、希望する会社が募集をかけてくれてただけ、百花は恵まれてたと思う。希望の会社に入れて良かった。次は社会人。いよいよ「仕事」として記念館に関わって行くんだな。どんな形で生まれ変わるのか楽しみにしてる。