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2024年10月の読書メーターまとめ

+なお+
読んだ本
6
読んだページ
1931ページ
感想・レビュー
6
ナイス
344ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • ひみーり
  • これ@12/1文学フリマ東京い-46
  • yutan2278

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

+なお+
ネタバレ実は「偉大なる、しゅららぼん」の映画が私の好みではなくて、この作家さんの作品を避けていたのだけれど、今回、この作品を読んで後悔した。京都だからあり得そうなファンタジー。方向音痴の主人公に親近感を感じながら読んだ「十二月の都大路上下ル」。駅伝走者の横を駆けていたのは?。表題作は悲しい背景がありながらちょっと心が救われる。実は若くして何かの犠牲にならなければいけなかった人たちがこっそりと別の時代で夢をかなえているのかもしれないと思うと楽しい気分になる。万城目学さんの他の作品も読んでみよう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

+なお+
最後のどんでん返しは流石だし、面白かったのだけれど、加賀恭一郎シリーズとしは物足りなかった。登場人物の印象もやや薄くて、それぞれに裏の顔があり嘘があり。といってもそれほど目新しくも衝撃的でもなかった。ラスト前の犯人は意外性があったけれど殺意を覚えるほどかなぁ~とも思った。「誰でも良かった、死刑になりたかった」というヤツがいて、そんなヤバい人に安易に繋がってしまうネット社会を描いて、社会派ミステリーに仕上げるとか...東野圭吾さんの作品で加賀恭一郎シリーズで、となるとどうしても期待度が高くなってしまう。
marsan
2024/11/04 22:57

ナイスありがとうございます

が「ナイス!」と言っています。
+なお+
ネタバレ[audible]震災後の島に救世主のように現れたNPO、けれど彼等は復興支援金を横領していた。時系列がややこしくて、ながら聴きをしていると混乱をしてしまう。audibleではなく本で読むべきだった。震災の描写は辛く悲しい。登場人物が丁寧に描かれていてイメージしやすかった。アレキシサイミアという疾患を初めて知った。ボランティアでやって来た姫乃が哀れだった。マインドコントールされていたからなのか。それでも心優しい島の人たちに囲まれていて良かった。10年後、島に戻っているんだったっけ?本で読みなおそう。
が「ナイス!」と言っています。
+なお+
6人の作家のアンソロジー。テーマは「罠」なのかな、あまりピンと来ないけれど。3人の作家さんは初読み。その初読みの3作品が面白かったから読んで大正解。というか6作品全部面白かった。「妻貝朋希を誰も知らない」は読み始めは苦手なパターンかと思ったけれど最終的には引き込まれていた。ただし、弱いものいじめみたいな世の中はいやだなぁ~と後味は悪かった。「ヤツデの一家」も殺され損て感じで気の毒。美しいだけでは幸せになれない?「ミステリ作家とその弟子」童話からミステリーに発展させる発想が楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
+なお+
ネタバレ[audible]コロナ禍が舞台の6作の短編集。どの話も読みやすくて面白かった。それぞれに雰囲気が違って6通りの楽しみって感じだった。「祝福の歌」は高校生の娘の妊娠、隣の奥さんの様子の変化、母親の血液型、いろいろ盛りだくさんの中で、お母さんは痴呆じゃなくて良かった。素敵なお母さん。「特別縁故者」は独居老人の遺産を狙う。ちょっとまんがっぽい人情噺。「さざなみドライブ」は結末は予測できたのだけれど途中のそれぞれの事情が面白かった。書いた小説が現実になるなんてホラーだわ。
が「ナイス!」と言っています。
+なお+
audibleで聴き終わったのですが、この作品は文字を追ってみたいと思い読みなおしました。諧謔や韜晦なんて難しい言葉に戸惑いながらも、なんとも静かな穏やかな気持ちで読み進み、最後のエピソードに涙しました。「神様のカルテ」の一止先生も良いけれど、雄町先生は常に冷静で大人な感じでさらに素敵です。スピノザの哲学は矛盾しているようで何となく納得する。人間が自分の意思でできることなんて、ほとんどないことに気が付く。すべてが決まっているのなら努力なんて意味がないはずなのに、彼は言うんだ”だからこそ”努力が必要だと。
が「ナイス!」と言っています。
+なお+
ネタバレ実は「偉大なる、しゅららぼん」の映画が私の好みではなくて、この作家さんの作品を避けていたのだけれど、今回、この作品を読んで後悔した。京都だからあり得そうなファンタジー。方向音痴の主人公に親近感を感じながら読んだ「十二月の都大路上下ル」。駅伝走者の横を駆けていたのは?。表題作は悲しい背景がありながらちょっと心が救われる。実は若くして何かの犠牲にならなければいけなかった人たちがこっそりと別の時代で夢をかなえているのかもしれないと思うと楽しい気分になる。万城目学さんの他の作品も読んでみよう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/28(4654日経過)
記録初日
2012/03/01(4652日経過)
読んだ本
260冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
92510ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
182件(投稿率70.0%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
現住所
大阪府
自己紹介

徒歩通勤なので歩きながら「Audible」で聴いています。自宅では図書館で借りて読書を楽しんでいます。なので「読んでいる本」は2作品が登録されていることが多いです。1度読んでも内容を忘れてしまうことが結構あるので、感想を残すようにしています。ミステリが好きです。誉田哲也さんの姫川玲子シリーズ、東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズ、ガリレオシリーズが好きです。このサイトのランキングやみなさんの感想を参考に聴いたり読んだりする作品を決めることが多いです。なのでおすすめの作品があればぜひ教えてください。

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