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5月の読書メーターまとめ

とも
読んだ本
10
読んだページ
2742ページ
感想・レビュー
10
ナイス
226ナイス

5月に読んだ本
10

5月のトップ感想・レビュー!

とも
思ったよりずうっと良かったと思った小説。方言ということで身構えていましたが、東北方言がいい味を出しているし、文章全体のリズムも作っています。大勢の人が桃子という独居老婦人に語り掛けるところも壮大だし(しかも東北弁)、徐々に桃子の過去が明らかになっていく描き方も面白いと思いました。内省、自分の過去への思い、悔悟と逡巡、なども巧みに描写されています。後半、更に大勢の人の中に一人のおかっぱ少女などが現れてきて幻想的部分もあり、そのあたりも読ませます。思わず声に出して読みたくなる一冊でもありました。
が「ナイス!」と言っています。

5月の感想・レビュー一覧
10

とも
冒頭の衝撃シーンから1986年の少年時代と2016年の成人してからが交互で語られます、語り手エディの少年時代が仲間たちとの軽口などで彩られていて読ませます(ITを喚起させられました)。チョークで暗号を作る魅力的なアイディアで更に絆は深まるのですが・・・移動遊園地での事故が皆に影響を及ぼし、異形の新任教師、仲間の悪辣な兄、顔を損傷した女生徒、妊娠事件、殺人と目まぐるしく話は動いていきます。グロテスクな部分もありながら最後まで牽引。犯人とラストのラストはすれた読者なら想像がつきそう。やや盛り込みすぎの感あり。
が「ナイス!」と言っています。
とも
ほのぼのとしたミステリを読みたいという人向きだと思います。短い一編一編のある連作短編集です。シャンクスというそれほど売れていないミステリ作家が、日常の謎のような現実の事件を解いていく話です。恐妻家であるので奥さんのコーラとのやり取りも微笑ましかったです。私が好きなのは、観察していてそこから真相を割り出す話で、冒頭の話と、シャンクスの記憶とシャンクスの手口、でした。作者からの一言も各編に書かれていました。そして!私もこの夫婦、もっと年が若いと思っていました、そこに一番驚愕したかも。
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とも
シングルマザーで仕事ができる弁護士ラヘル・アイゼンベルク。彼女の元に来たホームレスの男の無罪を勝ち取るための依頼・・・そのホームレスの男はラヘルの元の恋人だった・・・。冒頭衝撃的なラヘルのシーンから始まるのでいったいこれはどこでどうなったら?と念頭に置きながら読むことになります。また途中に入るよくわからない逃走劇も最後の方でその内情がわかってきます。ラヘルがやや高慢な女なのはともかく二転三転する事実に目を見張りました。エンタメ色が強い作品でした。ラスト気になる事があるので、次巻をぜひ。
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とも
楽しかったです。弱きものを守り美女に滅法優しく変装の名人で、お金持ちから盗難をするルパンの紳士っぷりは憧れでした。犯罪者であるけれどそのスマートなことと言ったら!そしてそのルパンに対するオマージュ作品を人気作家5人が書いています。私が面白かったのは最初の小林泰三のホームズとの絡みのあるルパン物でした。誰が誰やら混沌としてきますが。近藤史恵作品も、いかにも彼女らしい作品で、愛の形というのをルパンを通して語ってくれていました。藤野恵美作品はラスト一ページで私は驚きました、こういうことかと。
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とも
角田光代のエッセイを玉に読みたくなる衝動にかられます。今回のこの本は老い(と言ってもまだ若いけれど)に徐々に向き合っていくという健康の話が多い本でした。ちょっと笑える段階、ちょっと話をしたくなる段階の体からのサインをキャッチし戸惑ったり、溜息をついたりする等身大の角田光代がいました。
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とも
さほど短歌に興味がないのに読んだのは作者が穂村弘だったからです。読んだ結果、非常に面白かったです。というのも、普通の本は『何かの文章がある→改善した文章を出す』なのに、この本では『短歌がある→改悪例を出す』という逆のことをして、だから元の短歌のこの言葉が大事なんだ、この言葉の使い方を考えてみようという作りになっているからです。改悪例を見ると、普通はそちらの言葉を使って見てしまいそうです、そしてそここそが驚異を人々の心に呼び起こすところだと。心の奥に突き刺さる言葉が大事なんだと思いました。
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とも
JKビジネスに横たわっている深い問題を実にわかりやすく描いてくれた本でした。胸が詰まります、けれど考えさせられました。両親失踪から親戚の家に預けられた主人公の行き場のなさ、貧困の連鎖、そして彼女が頼った少女達がうごめく渋谷のJKビジネスに群がる人たち、少女の側はどの子も事情は違うものの行き場がないというのは共通しています。途中OUTを思わせるような場面で行きつくところまで行くのかとはらはらしました。でも根本にはゲスな大人達の欲望が渦巻いているのだとも思いました。少女だけでなく相手側の事も書いた続編希望。
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とも
今の目で見ると何も知らないまま結婚し夫の言いなりになった女性が自分の道を歩みだそうとする、というフェニミズムの原型というか、ジェンダー論までに発展しそうな話ではあります。人形の家とかボヴァリー夫人とかも確実に思い出します。が、それはさておき、冒頭の海の場面から最後の至る海の場面まで情景描写が非常に美しく、ある意味抒情的で不倫の話であるのに汚くないのです。心も体もピュアなままで結婚してある日恋と自分でも気づかない恋をする主人公の心の動きにぐっと引き寄せられました。対照的な良妻賢母の美しい友人の動きにも注目。
が「ナイス!」と言っています。
とも
思ったよりずうっと良かったと思った小説。方言ということで身構えていましたが、東北方言がいい味を出しているし、文章全体のリズムも作っています。大勢の人が桃子という独居老婦人に語り掛けるところも壮大だし(しかも東北弁)、徐々に桃子の過去が明らかになっていく描き方も面白いと思いました。内省、自分の過去への思い、悔悟と逡巡、なども巧みに描写されています。後半、更に大勢の人の中に一人のおかっぱ少女などが現れてきて幻想的部分もあり、そのあたりも読ませます。思わず声に出して読みたくなる一冊でもありました。
が「ナイス!」と言っています。
とも
タイトルそのものの小説。大きなミスリードがあるのでそこは途中で驚きました。学生時代にこういう人との心のすれ違いとか自分への矜持とかモラトリアムの自分に対する歯痒さとかあったなあ、そこは懐かしいなあ・・・と思いました。が、主人公の男子学生の想いと後半の行動が今一つ私にはわかりませんでした、ごめんなさい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/05/26(3682日経過)
記録初日
2008/05/25(3683日経過)
読んだ本
2451冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
738794ページ(1日平均200ページ)
感想・レビュー
2410件(投稿率98.3%)
本棚
32棚
性別
血液型
O型
URL/ブログ
http://tomo1202.blog88.fc2.com/
自己紹介

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今年も黙々と
読んで行きたい。

よろしくお願いします。

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●ハンドル・とも(女子)
意外に気難しい本読みです。

(体調不良のため、長らくここを留守にしていました。
またよろしくお願いします。
いない間、メッセージ下さった方、コメントくださった方、ありがとうございます。)

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