読書メーター KADOKAWA Group

2023年の読書メーターまとめ

とも
読んだ本
111
読んだページ
36272ページ
感想・レビュー
110
ナイス
2885ナイス
月間平均冊数
9.3
月間平均ページ数
3023ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

とも
成瀬あかり!!忘れない!このキャラクター!!読んでいる間ずっと多幸感に包まれる、ラストさえも。 絶対かつての自分ではなかったし、こういう友達も絶対いなかったのに、それでもどこかにいたような気がする強烈な成瀬のキャラクターが秀逸だ。 200歳まで生きると言う成瀬、丸刈り実験の成瀬、M1に出ようとする成瀬… 一歩間違えれば嫌な存在、痛い存在、浮いた存在になりかけているのにあまりの突き抜け方に誰も手も足も出ないのだ。相方の(まさしく本当の相方!)島崎キャラも良く、成瀬の大切な理解者だ。スピンオフを読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
とも
ミステリ作家の大御所宮内彰吾の不倫相手の息子が語り手となっている物語。宮内が亡くなるところから始まり、一種無頼漢に見える彼の最後の原稿を求めて、その足跡を追っていく複雑な思いの息子… 話はシンプルだがラストで、あ!そしてもう一度全体を読み返した。あ!あ!!お疲れ様(誰に言ってるのか)
が「ナイス!」と言っています。
とも
私の好みの話だったし内容も非常に面白かった。クイズ番組で猛者達が競っている中、一人の解答者が問題文の読み上げがないのに正解を口にする…これはやらせなのだろうか、それとも別の要因があるのだろうか。クイズプレイヤーの「僕」が過去の対戦や正解者の過去の戦績等を元に考えていく。途中で映画のスラムドッグ$ミリオネラを思い出した、なぜならあれもこの話もクイズに正解できて行く過程が、その人の人生そのものだから。クイズテクニックや連想の話、記憶の話部分も読ませたが、実は自分の人生と関わっているクイズの奥深さと言ったら!
が「ナイス!」と言っています。
とも
最初の話は京都での駅伝大会でのプチ不思議な出来事、そして表題作! 8月のうだるような京都で教授から厳命されたことから草野球大会が行われる。その経緯から中国人留学生シャオさん(随所で笑えた、烈女って!)を交え、チーム員が足りないのをその場で補っていくと言う適当な戦いが、ユーモラスに描かれていく。 途中まで青春ユーモア小説と思いきや!あーお見事。中盤から後半にかけてのなだれ込みと意外性と展開に泣けた泣けた。 タイトルを再確認するとその重みがひしひしと迫ってくる。そして紛れもなく真夏の京都の物語だとも思った。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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1月1

2月11

3月9

4月8

5月4

6月5

7月6

8月19

9月9

10月8

11月15

12月16