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2024年3月の読書メーターまとめ

Francis
読んだ本
7
読んだページ
2673ページ
感想・レビュー
7
ナイス
137ナイス

2024年3月に読んだ本
7

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • singoito2
  • 逆丸カツハ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Francis
日本で博士号を取得した著者がロシア・ウクライナ戦争の勃発後に書いたエッセイをまとめた本。ウクライナ人の書いたウクライナの歴史、文化、宗教、日常生活の事が書かれた本を読むのはこの本が初めて。それだけに迫真性があり、ウクライナと言う国の事がより深く理解できた。ロシア帝国の植民地だった時代のウクライナ民族の苦難があったがゆえにウクライナ人たちが自らの民族と国家と文化に誇りを感じている事、コメディアン出身のゼレンスキー大統領の政治家としての成長ぶりなどが良く伝わってくる。頑張れウクライナ。ウクライナに栄光あれ。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

Francis

あと一冊読み終えれば読んだ本の数が10冊になったんだけどね(^^; 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2517ページ ナイス数:151ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/197744/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
7

Francis
鈴木義男の事は全く知らなかった。読んでみると鈴木はとても優れたキリスト教社会主義者であり、人権活動家でもあった事が良く分かる。こんなすごい人がなぜ忘れられてしまったのだろう。吉野作造の薫陶を受け、東北大教授になるも軍事教練批判などの言動が危険視されて辞職に追い込まれる。しかし弁護士資格を生かし人民戦線事件などの言論・思想の自由を弾圧された人たちの弁護により多くの人を救う。戦後国会議員として自らの経験を活かし憲法25条の生存権、9条の平和条項などを実現。この本の出版を機に鈴木の再評価の声が高まって欲しい。
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Francis
日本で博士号を取得した著者がロシア・ウクライナ戦争の勃発後に書いたエッセイをまとめた本。ウクライナ人の書いたウクライナの歴史、文化、宗教、日常生活の事が書かれた本を読むのはこの本が初めて。それだけに迫真性があり、ウクライナと言う国の事がより深く理解できた。ロシア帝国の植民地だった時代のウクライナ民族の苦難があったがゆえにウクライナ人たちが自らの民族と国家と文化に誇りを感じている事、コメディアン出身のゼレンスキー大統領の政治家としての成長ぶりなどが良く伝わってくる。頑張れウクライナ。ウクライナに栄光あれ。
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Francis
2014年ウクライナで起こった二つの出来事、マイダン革命とクリミア「併合」ルガンスク、ドネツク人民共和国「独立」を一般市民の証言を通して描く。この二つの出来事があった事により1991年ソヴィエト連邦の崩壊で棚ぼた式に成立したウクライナ共和国がようやく民主的な国民国家としての歩みを始めた事が理解できた。だからロシアのプーチン大統領はマイダン革命以後の新生ウクライナを認めず、消滅させようとしているのだろう。プーチンの企みを認めるわけにはいかない。負けるな、ウクライナ!ウクライナに栄光あれ。
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Francis
1934年12月20日刊行した原著を2018年5月22日新装復刻版として活字の字体、検閲の伏字もそのままで復刻したもの。「忘れられた思想家」の一人「戦闘的自由主義者」河合栄治郎の事を知りたくてこの本を購入。「ファッシズム批判」とあるが戦前のファッシズム、すなわち軍国主義、国家主義だけでなくマルクス主義も批判。自ら英国労働党に由来する「理想的社会主義者」である事を宣言し、思想的根拠となる自由主義、功利主義、そして理想的社会主義について述べる。猪木正道先生が河合栄治郎の思想的弟子である事が良く理解できた。
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Francis
ダンテ「神曲」の一番の日本語訳者平川祐弘先生による「神曲」講義。「地獄篇」に登場する地獄の描写が仏教の教えに基づく日本とキリスト教世界でどう違うか、「神曲」の日本語訳の違いや英語ではどう訳されているか、などかゆいところまで手が届く解説でとても面白く読める。
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Francis
出版時に購入して15年間積読(^^;面白く読めた。北海道の焼尻・天売島から北方領土、そして尖閣諸島で終わる。領土問題を抱える北方領土、尖閣諸島、竹島は領土問題をめぐる様々な問題について生々しく書かれている。他の離島では漁業が近隣諸国の乱獲によって大きな影響を受け、漁船の燃料となる重油価格がイラン革命などの国際情勢によって大きな影響を受けていることが臨場感を持って書かれている。有吉佐和子さんは「複合汚染」しか読んでいないのだが、日本の作家としては異色のノンフィクション的な作風がこの作品でも生かされている。
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Francis
ノーベル医学生理学賞を受賞したアレクシー・カレルが懐疑主義者だった時代にルルドに赴き、瀕死の病人が奇跡的に回復した事を小説仕立てにして書き残したもの。カトリックの私には意外と拍子抜けするほど淡々と書かれているように感じた。訳者による解題、付録の「ルルドの洞窟」は著者カレルの事のみならず、私が今まで知らなかった「ルルドの奇跡」の事をより理解させるものだった。実を言うと私はカトリックでありながら、ルルドの奇跡は半信半疑だったが、この本を読んでもう少しルルドの奇跡の事を調べてみても良いかな、と思った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/14(4419日経過)
記録初日
2012/03/17(4416日経過)
読んだ本
1444冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
436312ページ(1日平均98ページ)
感想・レビュー
1416件(投稿率98.1%)
本棚
1棚
性別
年齢
54歳
血液型
O型
職業
事務系
現住所
神奈川県
自己紹介

読書好き。と言うより読書狂いかも。
読むのは純文学、政治、経済、社会、芸術、自然科学など。
我ながら好奇心旺盛だと思います。

最近、近代経済学の面白さを再発見。
大学は経済学部でしたが、目を悪くしてしまい学業を一時的に放棄。そのためゼミに入らなかったため論文が書けませんでした。その事がずっと心残りなのでもう一度専門的に学び直して世の中に役立ててみたい。

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